胃腸が弱っている時、ポリッジ。

むぎこがし(はったい粉)に砂糖少し、いれて、お湯で練ったもの。

やっと、これを口にした。

思い出は、ネパールのシェルパ頭、ナワンヨンデンは、お酒が好きで、遠征の帰りのキャラバンでは、途中小屋にロキシーかチャン(地酒)がおいてあれば、休憩で飲んでは、それでも、ゴムまりのように、身軽にピョンピョンとまではいかないが・・。

で、行きついた先には、ルクラの飛行場近くの彼の奥さんが経営している、ホリデーロッジ。そこでまた、隊員たちはもちろん、シェルパ頭も酒を飲み交わし、食事を。

翌朝、強面の奥さんから、ドンブリ一杯のポリッジ、まあ、むぎこがしにバター茶をかけて練ったものを、さしだされ、食べていたような。二日酔いだ。

で、なんとなく、見切り商品でかった、はったい粉があったので、バター茶はつくれないけど、お椀に、はったい粉を入れて、砂糖を少量、お湯をいれて、練り練りして食べた。意外と香ばしい。

そうか、胃腸が弱っているときに、これなんだなあと。やってみた。

実家の父親も二日酔いとか、体調の悪いときは、デンプンのりに砂糖を加えたものをたべていたような。母に、電話すれば、きっと、「デンプンのりでも食べれば・・」というか、「片栗粉をとかしたものを食べれば」と答えるであろう。

はったい粉、げんこつ飴の素だなあと。

何となく、ナワンヨンデンを思い出した。そして、彼の真似をしてみた。「バラサーブ!」と・・。

#日記


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