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オットのゴキブリと、お姑のハエ叩きと、わたしのネズミ駆除。

亡くなったオットは、ゴキブリがでると、「ほら、あんた、なんとかせい!!」とすぐ、ヒトのせいにする。苦手なものは、私に向ける。

オットの生産もとの、お姑さんは、オット、「うちの、おかんは、ハエ叩きの名人だった。プイ~んと、コバエが飛んでいると、すかさず、手でにぎりつぶしていたぞ!」と。なんと、ゴッドハンドだったんだ。


私の実家は、片田舎で、独身の頃は、お米づくりをしていたり、改装前だったせいか、夜中になると、テレビのある居間に、ハツカネズミがちょろちょろと、出没。それを夜中よろよろと、起きてきて、深夜テレビをみようと、ネズミさんと遭遇するわけで。そしたら、もう、夜明けまで、ネズミ駆除のために、格闘し、ヒバサミで、捕まえる。


朝、起きてきた、家族に、捕まえたネズミをみせ、処分するのだった。
ゴキブリは、当たり前に出た。


結婚当初は、街の公団暮らしと言う環境になれておらず、嫁入り道具も、親が察して、米櫃つき、キッチン台を用意してくれた。ところが、実家で、もらったてきた、玄米をだだだーといれたはいいが、数日たって、温かくなってからであろう、1合、2合と、目盛りがあって、それを押すと、自然と計量されてでてくる、実家ならではの、思いつきキッチン道具がアダになり、虫がわいた。

オット、もちろんのこと、嫌がる。で、お米を全部だして、処分と、その米櫃をつかわないように、隅から隅まで、掃除して、未だして封印中。

それ以後、お米は、冷蔵庫に保管するようになった。街と田舎の暮らしの違いを知る。まだ、若かったから、マメに掃除に励んでいた。

まあ、オットは、よほど、良い暮らしをしていたのであろうと、ふと思う。

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