Mac + Windowsでの使用環境を考えてみる

はじめに

 私は、メインPCとしてMacBook Proを使用しておりますが、仕事柄、Windows環境での作業が、PC作業の大半を占めています。
 そのため、BootCampでWindows10を起動して、その中で作業するスタイルだったのですが、普段使いとしては やはりMacOSを使いたい。ということで今回、諸々の条件を書き出して、いいとこ取りの使用環境を構築できないか、について考えてみることにしました。

MacOS運用の主なメリット

  1. スリープ機能がとにかく優秀。ノートPCのカバーを開くだけで、すぐにPCを使用できます。おまけに、カバーを閉じている間は、ほとんどバッテリが消耗されません。

  2. iPhone/AirPods Proとの親和性が高い。iPhone経由のテザリングは、タスクバーから1アクションでOK。AirPods Proは、使用しているデバイスを自動判別して、接続先をシームレスに切り替えてくれます。

  3. マルチタスク作業がしやすい。Mission Control(Ctrl+[←][→]キー)で、デスクトップ全体を左右に切り替えられるので、複数の作業を同時進行する場合に、とにかくやりやすいですね。

これらの特徴から、私は、普段使いとしてはMacOS派です。

Windows環境の必要性

 一方、どうしてもWindows環境が必要になるケースもよくあります。私の場合だと、主に仕事をする場合に、以下のソフトを使用しなければなりません。

  1. Microsoft Visual Studio 2019 (Visual Basic.Net)

 開発中のシステムがWindows専用の使用なので、これは避けられません。

MacでもWindowsでも作業できること

  1. Officeソフトを使用した文書作成

  2. GMail/会社メールの送受信

  3. インターネット

  4. リモートPCへのアクセス(AnyDesk使用)

  5. オンラインのDBサーバの管理 (Navicat for MySQL使用)

具体的な運用条件

 以上の内容を整理すると、以下のことが見えてきました。

  1. MacOS上から、Windows環境を操作可能なこと。

  2. その環境において、動作がサクサクなこと。

 この条件をクリアできればOKとなります。

で、どうしましょうか?

 ここまで整理ができれば、あとはその手段を検討するだけです。

  1. BootCampでWindows10をブートする。この方法は、一旦、Windowsを起動してしまえば、マシン性能をフルで使えるメリットがありますが、反面、毎回再起動するのが面倒です。結局、起動ディスクをWindows固定にして、毎回起動 →作業→シャットダウンをすることになります。なので不採用。

  2. Parallels for Windows Desktopの使用。必要なときにMacOS上でWindowsを起動できるのがメリットですが、動作はやや重め。惜しいですが、不採用。

  3. 自宅に開発用WindowsPCを常設してMacOSからリモート操作。この方法が、全ての条件をクリアできそうです。自宅環境では、Microsoft Remote Desktopで接続すればOKですし、外出先からであればAnyDeskというソフトでリモート操作ができます。

以上です。最後まで読んでくれて、ありがとうございます。


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