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いま、ここ、わたしにしか書けない文章がある

海士町に来て、1週間が経ちました。
初めてのホテル、ずっと憧れていた仕事だった。

わたしを楽しませて、喜ばせてくれた人達の側に立って、お客様の声を聞けること。
裏で働いているシェフや、客室クリーンネスの方と意見交流ができること、とても誇らしかった。


インターンシップ1日目。
どういう思いで、なんでここに来たの?

①長期就職活動の末、最後に出会えた第一志望、7次面接にて死亡。
②内定承諾書にハンコを押すときの、本当にこれでいいの?という大きな違和感。
③諦めきれない、観光サービス業界への夢。マイナスをゼロではなく、プラスのかけ算で、幸せを創出したい。
④ビビッときたホテル(Ento)に滞在したとき出会った、頑張るひとたちの言葉。己の心に素直に生きる、そんな大人になりたい、そう願ったこと。


色んな思いが重なって、私はこの地に辿り着いた。



インターンシップ2日目。
やってみよう。

初めに任された仕事は、ダイニング(キッチン)まわりと、大浴場のクリーンネス。
教えてもらうこと、見て覚えることと、第三者だから気づくこと、私にも変えられることがある。変えていきたいと思う。その先に明るいなにかが待っている気がする。

先輩が、家族を島に呼んで、ダイニングの食事をご一緒していた。素敵やなぁ、いいなぁ。



インターンシップ3日目。
それで、なにができるの?なにがしたいの?


趣味は、料理とカフェ巡り。
食まわりのことが大好きで、没頭できます。
出身は、外国語学部英米語学科英米語専攻。
留学には行けなかったけど、英語はできます。

(それと、「丁寧な仕事ぶり」を認められた経験があります。)

今日のシフト、まずはダイニングから。
今日の気づき、
・コーヒーメーカーの上のホコリが目立つ、定期的に拭くように。
・食事内容の産地に加えて、おいしい食べ方を伝える。(Ex. 付け合せのマリネとご一緒にお召し上がりください。
・追加ドリンクを確認する際、お客様に食事の感想を聞いてみる、シェフに伝える。
・上司の教え方が素敵。やり方だけ伝えて、業務を任せていただけるのは嬉しい、且つ、覚えが早い。真似したい。

次は、フロント業務。だったけど、
「外国人向けのホームページ制作が間に合っていないのもあって、翻訳を任せてもいいかな?」と、
心の中でガッツポーズ。趣味でやっていた字幕翻訳が、こんなところで活きるとは。
ニュアンス的な伝え方に加えた、言葉のリズムに高評価をいただけた。今までの自分の「あたりまえ」の基準が、少し高かったことを知る。


今日はここまで。
この2週間のキーワードは、「伝える」。

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