ごろみさ

欧州に四半世紀以上住んでいるアラフィフ女性です。欧州生活は優雅!でもへこむ事もいっぱい…

ごろみさ

欧州に四半世紀以上住んでいるアラフィフ女性です。欧州生活は優雅!でもへこむ事もいっぱい。今はコロナ禍ロックダウン中で希望もない日々。でもいつも前を向いて生きています。なぜか?それは80歳を超した母の存在。母の波乱万丈の人生経験は勇気をくれます。母と娘の体験談をお話しします。

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お金がない生活

まえがきbyアラフィフ娘 母の大嫌いなこと。 それは 約束の時間・期限を守らない ことです。 私は小さいころ、母からこの2つは厳しく教えられました。 しかし、ヨーロッパで生活していると電車・郵便・人との待ち合わせは時間通りに進むことはほとんどなく、どんどんルーズになり、また提出物も期限を過ぎても、正当な?理由があれば怒られることはあまりなく、母の教えを忘れてしまったように思います。が、そんなことはありません。 アラフィフになっても、いまだに怒られてます(-_-;)  なぜ

    • 田舎の生活・習慣

      まえがきbyアラフィフ娘 ヨーロッパにいると日本の文化や風習を妙に懐かしく思うことがあります。今はコロナ禍で日本へ帰国できない、また通常の生活ができないことも拍車をかけているのかもしれません。 日本にいた時は若さもあり、堅苦しい習慣などを面倒に思う時期もありました。が、年を重ねると自分の原点はやはり日本にあるんだなーとしみじみ感じます。 今日は戦争が終わり、母の小学生時代の話です。 1945年昭和20年7月31日、我が家には五人目の子供が誕生した。5人目で初めて男の子を

      • 祖父の思いっきりの良さ

        まえがきbyアラフィフ娘 今回は母の疎開時代の父、つまり私の祖父の話が出てきます。祖父は私が小さい時に亡くなったので、思い出はほとんどないのですが、抱っこしてもらった記憶だけあります。 今回、話を聞き、母の器用さ、思いっきりの良さ、先見の明は祖父譲りなのかな?と思いました。残念ながら私にはその血は受け継がれていないようですが、小さいころなぜだか神社仏閣が好きだった私。通ったのが新宿区の赤城神社内の幼稚園だったこともあるのかもしれないけど、自転車で近所のお寺に一人で遊びに行って

        • 第一話 戦争そして疎開

          母の体験談。記憶力に脱帽です。 以下はすべて実話です。 昭和20年(1945年)春、 東北本線の栃木県下野市小金井駅に 父・妹(2才)・私(5才)の3人は降りた。 朝、東京品川の家から上野駅へ出て汽車に乗り、 何時間かかって小金井駅に着いたのかは記憶にない。 ただ私の一番のおしゃれ着であった ウール地の濃い黄色のセーラーカラーのワンピース、 ベルトの付いた黒靴で 駅から4キロ奥まった親戚の家へ向かったのは覚えている。 右側に枝を張った大木の松林が続き、 砂利道を歩きジ

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        • 母の体験談
          4本

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          母の体験談は私の元気の源

          皆様、はじめまして。 私はヨーロッパのとある田舎町に住んでいるアラフィフ女性です。 すでにこちらに移住して四半世紀以上が経ちました。 今までの人生を思い描くと ベビーブームで受験に悩み バブルがはじけ就職難で悩み その後やっとの思いでつかんだ夢の航空会社に合格! 小さいころからの夢であったCA(客室乗務員)になるために ヨーロッパに住み始めました。 フライトスケジュールによりますが、月に1~3回は日本へ行ける生活。 ホームシックになることも少なく、とても有意義な日々で

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