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#すぐやる2020 〜忙しいあなたの仕事をどんどんラクにします!(¥980)

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■■ はじめに

■「すぐやる」は永遠に不滅です!

 おつかれさまです。GOROLIB DESIGNの渋谷吾郎です。

 ビジネスにおいて、「すぐやる」という考えは大変有効です。

 マツモトキヨシの創業者が設立した、松戸市の「すぐやる課」は有名です。

 すぐやる課の壁には、「すぐやらなければならないもので すぐやり得るものは すぐにやります」という書があるそうです。

 この本では、現代版のすぐやる方法を提案します。

 すぐやる課は1971年の発足ですが、インターネットとスマホの普及により、すぐやるための環境は素晴らしく整っています。

■ 仕事を好きになるとても簡単な方法とは?

 仕事を好きになるコツは、今すぐやることです。

 仕事は、すぐやると感謝されます。大事な時間を割いてくれたことに、お礼を言われるのです。

 感謝されると、その仕事が好きになります。人は、誰かのお役に立つために仕事をしているのです。世の中の構造は、とてもシンプルです。

 仕事をすぐやらないと、頼んだ側は「忘れているのかな?」と勘ぐります。忘れていませんか?と確認したくなります。

 頼まれた側は、言い訳が必要になります。忙しくて忘れていた場合は、大変です。

 頼む方は「随分時間がかかったな」と思います。お礼の気持ちが、薄まってしまうのです。

 頼まれた方は「あまり感謝されないな」と思います。忙しい時間を割いたのに、良い気分がしません。こうなると、その仕事が嫌いになっていきます。

 これは、双方にとって悪い循環です。

 仕事を続けたければ、仕事を好きになることです。そのためには、すぐやることが大事です。

■ なぜ「あとでやる」がダメなの?

 この本では、「すぐやる」の反対語を「あとでやる」とします。

 仕事をあとでやると、言い訳が必要です。

 言い訳は、自分の正当化であり、何の生産性もありません。言い訳を考えている時間は、大変もったいないのです。

 すぐやると、忘れようがありません。そもそも、覚えておく必要がないからです。

 しかし、あとでやるとなれば、忘れない工夫が要ります。優先付けやスケジューリングも必要になるでしょう。業種によっては、放置することで被害(仕事の量)が大きくなることもあります。

 このように、あとでやることには、何のメリットもありません。

■ 納期に関係なくすぐやる

 私は、仕事が早いと言われます。

 これは、自慢でも能力のひけらかしでもありません。私はスケジュールが立てられないのです。目の前にあるタスクを、優先付けできないのです。

参考:#どんとこい発達障害!スケジュールが立てられない人の大逆転!仕事術|gorolib|note
https://note.com/gorolib/n/n64f6b52b516c

 そのため、頼まれたことはすぐやります。だから、仕事が早く見えるのです。

 すぐやると、スケジューリングが要らないことに気づきました。

 覚えておくことも、優先付けも不要です。これは、画期的なことでした。

 そのため、お手すきでお願いしますと言われても、私はすぐにやることにしています。

■ メールの返信を放置すると?

 メールの返信を放置すると、放置した言い訳が必要になります。

 作業依頼のメールならば、それを終えないと恥ずかしくて返信できません。「今まで何してたの?」と言われたくないからです。そのため、返信は余計に遅くなります。

 メールは、すぐに返信します。挨拶やお礼ならば、すぐに返信できますし、言い訳も要りません。

 分量の多い確認メールには、「不明点は明日までにまとめます」と返信すれば良いのです。

 すぐ返すためのうまい言葉は、たくさんあります。

■ 仕事には意志力が必要

 近年、意志力という言葉が注目されています。

 意志力とは、決めたことを成し遂げる力です。やる力、やらない力、望む力で成り立っています。

 やる力とは、仕事を目標に向かって成し遂げる力です。やらない力とは、欲望を抑える力です。そして、望む力とは、やりたいことをイメージして計画する力です。

 仕事では、この意志力を連続して使っているのです。

 その日に使える意志力には限りがあり、意志力は睡眠によってのみ復活するそうです。

 仕事をして、疲れたら寝る、というサイクルは理にかなっているのです。

 仕事する上で大切なのは、限られた意志力のやりくりです。

■ 何もしないのに疲れる原因って?

 何もしないのに疲れる原因は、ここにあります。

 あとでやると決めると、それを成し遂げるまで意志力を少しづつ消費します。そして、今はやらないためにも、やらない言い訳を作るためにも、意志力を使ってしまうのです。

 これらは、完全に意志力の無駄遣いです。何もしないのに疲れるのは、これが原因です。

 意志力を燃料とすれば、あとでやることは「燃費の悪い運転」と言えます。

■ 意志力の燃費を上げるには?

 意志力の燃費を上げるには、すぐやることです。

 その仕事を今すぐやれば、余計な意志力を使わずに済むのです。

 その日に使える意志力には、限りがあります。意志力に余裕のあるうちに、すばやく処理することで、よい仕事ができるのです。

■ どこから読んでもいいんです!

 この本では、仕事がすぐにできない原因を徹底的に突き止めます。そして、すぐやるにはどうしたらよいかを、わかりやすく提案してまいります。

 この本は、どこから読んでもお役に立てるような構成にしました。できそうなところから、実践いただければと思います。

 お役に立てれば幸いです!

【目次】
─────
■ はじめに
・「すぐやる」は永遠に不滅です!
・仕事を好きになるとても簡単な方法とは?
・なぜ「あとでやる」がダメなの?
・納期に関係なくすぐやる
・メールの返信を放置すると?
・仕事には意志力が必要
・何もしないのに疲れる原因って?
・意志力の燃費を上げるには?
・どこから読んでもいいんです!

■ 第1章:すぐやる技術
・メールやLINEはすぐ返信する
・迷惑メールの判定を機械にまかせる
・営業さんから営業力を学ぶ
・込み入った案件は電話にする
・すぐにググる
・良い道具を揃える
・道具を決めた場所に置く
・少しだけやってみる

■ 第2章:集中するための技術
・気になることを減らす
・少しづつ断捨離をする
・障害物を少しづつ取り除く
・メンテナンスが必要なものを手放す
・ネガティブな感情を外に出す
・スマホに首かけストラップを付ける
・おやすみモードにする

■ 第3章:すぐやれないときの回避術
・メールを印刷して積んでおく
・その時間まで忘れる技術

■ おわりに
・前例のないことに立ち向かうために

© 2019 GOROLIB DESIGN
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■■ 第1章:すぐやる技術

■ メールやLINEはすぐ返信する

 メールやLINEには、すぐ返信します。

 未読通知が溜まっているのは、気分が良くないからです。スマホを見るたびに気になります。

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