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思い遣り

まいど〜!

私が大好きなアンマは、ここ数十年ずっと世界中を旅してアンマに会いに来る人達を毎日毎日抱きしめていました。

ニューヨークも毎年来てくれていて、ある年ふとツアー中の予定をよくよく見たら、移動時間とかを考えるとほぼ休み無し。何ならここ、辻褄合うんかいな?と首を傾げる所もありました。

休める時間もアンマを慕う人達と共にお食事会の時間を作ったりしているようで、いつも、「アンマ、お願いだから休んで!」って思っていました。

アンマのダルシャンに行くと、”抱きしめてもらう券”を貰って順番を待ちます。今日はダルシャンの場にいるだけでいいやって思っていると、必ずと言っていい程「私、この件使わないから。」とか「余ったから。」印度ではセーバ(労働奉仕)をしていた西洋人の娘さんがわざわざ「券貰った?これ使いなさい。」って券をくれます。何故ピンポイントで私へやって来る?(笑)

そういう時は、ご縁を頂いたと思ってあり難く抱きしめてもらっていました。


コロナ禍前、最期にアンマのダルシャンに参加した時は毎日セーバを楽しんでいました。セーバをした人も券を貰えて最期に抱きしめてもらえるんですが、こんなにセーバでアンマと一緒の所にいるんだから、最期に一度だけ抱きしめてもらおうと思っていました。

でも券を呉れようとする人がやっぱり現れるんですが、(笑)明日の朝も早いし、と思って辞退。(因ににアンマはダルシャンが始まると一切食べ物を口にせず、トイレ休憩もなし。私は御飯食べたり会場隅でごろんとしたりです。)

最終日の最期の最期にハグしてもらいに行ったらアンマが一瞬まじまじと私を見て、“やっと来た!”って感じがとても伝わってきました。(アンマは無言ですので私の妄想とでも何とでも仰って。)あれ、なんか来るのを待ってくれてたの?

この事をアンマに詳しい人に話したら、「誰もアンマを止める事は出来ない。」と言ってました。私も休んでなんて余計な気を廻したんだなと思いました。(笑)


さて、アンマが「コロナはとっても思い遣りがある。私に休みをくれたから。」って笑い乍ら言ってました。こんな事でもないと、アンマはゆっくり出来ないよね。

次に抱きしめてもらえる日を楽しみに。


ではまた

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