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”信じる力”それは諦めかけた本人の気持ちに変化を与える力となる

未来の中学生になった娘と息子へのメッセージ。【自分らしく生きる】をテーマに、趣味や子育て、ママの仕事のサポート、仕事などから学んだ”個性”や”在り方”を、パパが”今”感じたことを君たちにメッセージとして送るよ。

自分を成長させたかったり、何かを達成したくてチャレンジするが、続かなかったりうまく行かなかったり。頑張っているのに達成できない。一人だとたどり着かなかったことが仲間とならできるかも。

◯ゲームへチャレンジ

パパはある勉強会に参加。カリキュラムの中で棒を積み上げるゲームをした。
5人1グループに分かれて3チームができる。決められたテープと棒を使って、制限時間内に60センチ以上の高さに積み上げるとゴール。チームで協力して達成を目指した。
これまで何度かチームでのゲームを経験し、参加者同士も親しくなり、要領もなれ始めていた。1番に達成するためにモチベーション高くワクワクしていた。

◯チームだからこその弱さ

ゲームがスタートし、作成会議が始まる。棒の数は決められているが、切ったり貼ったりはOK.「どのような形を作っていくのか?」「どれくらいの長さを使うのか?」「その進め方で大丈夫なのか?」あーでもない、どうする?どうする?の話をしていると、あっという間に制限時間終了。何も作業が進まない。手も動かしていなかった。
なにも出来なかった自分たちが悔しくて。
他のチームは少し積み上がっているところまで出来ていたり、作業に取り掛かっているところばかりだった。椅子に座って話をしているだけのチームは自分のところだけだった。

反省会をはさみ、自分たちは失敗を恐れて、決断できなかったんだよね。
みんなチームが同じ思いで恐れたためにまとめることが出来なかったんだ。

◯ゲーム終了が近づく

再チャレンジの機会をもらい、2回目がスタート。今度こそはと勢いよく、案がでたら取り合えすその案を形にしていく為に作業をスタート。役割分担も意識し、パパはタイムキーパーを担当した。
10分を経過するころ、歓声が上がった。最初のチームが完成!少したったころに他のチームも完成した。残るは自分のチームのみ。制限時間が近づくにつれ焦ってくる。
残り数分になったとき、「もう、無理やな。また最下位か。」と諦めていた。

◯諦めかけた気持ちを捻じ曲げたコト

そんなとき、ゴールした他のチームメンバーから「頑張れー!」「できるよ!」という声が飛んできた。
パパたちの作業をみんな見守って応援してくれていた。
「もうすぐ時間切れやのに」そう思った。でも、終了の合図はならなかった。
どんどん応援の声が大きくなった。もう、あとには引けない。ここで諦めるなんて言えない。どうしても完成させないといけないと気持ちが切り替わった。

テープが足らなくなると、自分のチームの作品から剥ぎ取って出してくれる仲間もいた。
そんな裏技のサポートも全然積み上がりそうになかった棒が少しづつ立ちだした。やがてヨロヨロと震えながら60センチを迎え、ゴール!
「やったー!」とみんなでハイタッチ!
色んな気持ちが混ざっていた。嬉しいのと、ホッとしたのと。

◯正解は自分の外側にあった

自分は達成できないことを恥ずかしいと感じていた。だから、ゲーム途中にも関わらず、早く終わってほしいとさえ思っていた。できないと勝手に決めつけて諦めていたんだよね。
作業していて出来てきた形が、自分が最初にイメージした形じゃなかった。だから、立つはずないと考えていた。
でも、達成した形は想像していた形とは全然違った。ダサくて、よれよれで立つはずがないような形だった。
ゴールというのは、自分が想像した形とぜんぜん違う形もあるんだ。でも、それもゴールの形なんだ。
自分の考えや正義、価値観が固まっているのかを思い知らされた。想像の外側にゴールがあった。
そして、もっと衝撃的な体験。それは、ゲームをしている本人は諦めていたのに、周りの応援の力で、考えや気持ちをゴールに向かうことへ変化させられていたこと。
「これは、どうしても完成させないといけないな」
そんな気持ちになっていた。自分の気持を超えてくる。そんなこともあるんだね。

◯信じる気持ち。

もし、自分に自信がなくてくじけてしまいそうになったら、相談したらいい。君を信じてくれている人や応援してくれる人に。

パパは君が素敵な感性と才能に溢れていることを知っている。その才能はきっと多くの人の喜びや笑顔、そして希望になる。そう確信して応援している。
だって、ママのことも同じように確信して応援しているんだから。間違いないね。
君がこの記事を読んでいるとき、しんどいことや辛いことが続いてるのかもしれない。
だけど、大丈夫。パパとママはいつも全力で君のことを信じているから。


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