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サッカーベットにおけるお役立ちサイトの使い方 ~第2回 FBrefの使い方~

こんにちは、goroです。

先日公開した下記記事の第2回を書いていきたいと思います。

今回のテーマはスタッツの情報量が多いFBrefの基本的な使い方を紹介していきます。

では、スタートです。

プレミアリーグのTOPページ

各リーグごとにページが設けられており、今回はプレミアリーグを例に見ていきましょう。
リーグのTOPページで見ていきたいのは、上からPrevious Seasonと各スタッツ項目のメニューです。

Previous Seasonは過去のシーズンを意味しますので、もし昨シーズンや一昨シーズンとの傾向の違いを確認したい場合、このメニューで移動してください。

各スタッツ項目についてはたくさんありますが、まずは比較的わかりやすいシュートの項目から見ていきます(Squad Shooting)。


シュート項目

標準ではチーム名がABC順で並んでいます。
スタッツ項目は省略名で記載されており、Sh⇒Shots(シュート数)SoT⇒Shots on Target(枠内シュート)といった感じです(そのほか細かな部分は操作しながらご確認ください)。
基本は累計数が記載されていますが、「~/90」は90分あたりのスタッツとなります。私の場合、右上のToggle Per90 Statsを押して90分あたりに換算したものを表示させるほうがなんとなく見やすいので好んでいます。

ここでポイントはSquad StatsのほかにOpponent Statsのタブがあることです。こちらに切り替えると、"被”シュートや"被"枠内シュートに切り替わりいます。

では、試しに「90分あたりの被シュート数順にソートする」という作業をやってみます。

90分当たりの被シュート数順にソート

Opponent Statsに切り替えて、90分あたりのスタッツでShのメニューを押すと、被シュート順にチーム名が切り替わります。

現時点ではエヴァートンが被シュート平均16.2本でかなりシュートを打たれていることが分かります。
逆にシティは7.06本で最も被シュートが少ないチームですね。

といった具合に、各チームの平均を見ることができます。

では、別のケーススタディとして「90分あたりで、もっとも相手にイエローカードを与えているチームはどこか?」という情報を調べたい場合を見ていきましょう。

与えた平均イエロカード数順

カードやファウルなどはSquad Miscellaneous Statsのメニューで調べます。

受けたカード数ではなく、相手に与えたカード数を調べたいので、Opponent Statsで90分あたりに変換し、CrdY(イエローカード)を押してソートします。

なんとなくビッグクラブの方が、相手にカードを与える数が多そうかなぁという仮説が一般的だと思いますが、実際には平均2.44枚のブライトンが1位。

つまり、ブライトンと対戦するチームはカードを受けやすいということになりますね。
(余談ですが、ブライトンは低い位置から相手を引き付けながら丁寧に組み立て、相手陣内に入った時点では相手のプレスを交わしきっていることが多く、結果的に後手に回った相手選手は遅れてのプレス、タックルになるためカードを受けやすいのかなというのが私の推理です。三笘もきっと貢献してますね)

逆にユナイテッドは最下位で平均1.22枚。ユナイテッドの試合ではカードOverは狙いにくそうかなと考えられますね。
(ユナイテッドの要因はそんなに自信がないですが、アントニーやラッシュフォードなどのアタッカーが、スピードがある割に足元で受けてからスタートするので相手が遅れてタックルするような心象の悪いシーンが生まれにくいのかな?・・・)


といった具合に、FBrefでスタッツを簡単にチェックすることで自分の仮説が正しいかどうかを確認できますね。
そして、確認したスタッツからまた新たな仮設も出てきますので、より核心に近いデータ的情報を得られるのではないかと思います。

この他にもFBrefの使い方はありますが、まずはこういった基本的なところを使ってみると、自分でさらに細かく調べていけますのでご活用ください。

それでは第3回WhoScored編につづく。

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