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ひょうたん天狗のお面

お面をつけたことありますか?

子供の頃、神社の縁日でお面を買ってもらいました。

お面をつけて、あの穴から見る外側の世界にワクワクしたものです。

大人になって、お面を付ける人はあまりいないとおもいます。

まあ、見えない仮面をつけることは
多々ありますが。。

数年前、嵐の夜に停電しました。
都会じゃほとんど停電なんてしませんが、山の中ではよく停電するんですね。

薪ストーブとロウソクの灯りのなか、外の嵐の音に負けないぐらい叫んで太鼓叩くんです。
それも飽きてきたのですが、電気が止まるとやれることがほとんどないんですね。
ふと、友達にもらったヒョウタンに目が行きました。

ヒョウタンといえば

こんな形を想像するんですが、

それは、こんな形のやつで

この長い部分が天狗の鼻にみえたのです。

『天狗のお面を作ろう』とおもったんです。この作業なら電気がなくてもできる!
で、つくりました。初号機です。

嵐で、電気という文明の機器が一切使えない中だからこそ、自分の奥深くで眠っていた原始の衝動がつくりあげた、
『ヒョウタンマン』

早速ライブでつけました。ヒップホップのクラブイベントで若い客層だったので、正直笑われるかなとおもっていました。
しかし、観客から聞こえてきたのは

『ヤバイ!ヤバイ!』
わらわれるどころか、おわってから多くの人たちから質問攻めにあいました。
そして、売って欲しいと言う人が数人。かぶってみたいと言う人が結構いましたぬ。

みんなお面ををつけてみたいんですね。はっきり言って見える世界はかわりません。
が、何かがちがうんですね。
この『ちがい』はうまく説明できません。

気を良くして作った2号機

そして現在の3号機です。

  

ヒョウタンは、色んな物に利用されますね。

こないだつくったランプです。


自分で言うのもなんだけど、怪しいなぁ。。。


いつか、このヒョウタンのお面たちを、あの縁日の様に紐にぶら下げてならべてみたいです。

最後まで読んでくれてありがとうございます。 幸あれ!!!!









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