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「地球の歩き方 横浜市版」に載らなかった横浜所縁の文豪

377万の横浜市民の皆様、お疲れ様です。
本日も横浜市行政のおかしな点を紹介します。
本日は横浜市役所も関わった「地球の歩き方 横浜市版」についてです。

「地球の歩き方 横浜市版」が発売されました

8月1日に「地球の歩き方」横浜市版が発売されました。

横浜市役所もノリノリで宣伝しています。

神奈川県内の書店で販売しており、有隣堂は鼻息も荒く

37万部と高い販売部数を目標に掲げています。

販売前に間違いが発覚

こんな華々しい発売日の前には、こんなことがありました。

「地球の歩き方 横浜市版 P188」

この南区を紹介するページの最初に載っている写真ですが、中区の写真です。

発売前にネットに流れ出たものを、市民の皆さんが指摘をして明らかになりました。

そのため編集部は発売前にお詫びをすることに。

それだけなら良かったのですが、この写真間違いを指摘していた方へこんなDMを送っていたのです。

それを田中康夫さんが公開しています。

これって脅迫ですよね?

田中康夫さんの元へ情報を届けてくれた方に、地球の歩き方編集部が法務部の名前を出して、脅してきた。

それを田中康夫さんが公開してくれました。

地球の歩き方編集部がやったことは自分の過ちを認めない態度です。紙の雑誌で出す立場の人達が取ってい行動ではありません。

これは見逃してはいけませんね。

ほほ無視された横浜生まれの文豪

僕が読んでみて気になったのはP405です。
横浜のホテルを紹介するコーナーの最初の部分です。

一番最初に紹介しているのが「ホテルニューグランド」です。これは当然ですね。

横浜で歴史も品格もあるホテルです。このホテルのバーから、新しいカクテルが生まれたこともあるほど。

横浜を象徴するホテルと言えるでしょう。

その「ホテルニューグランド」を紹介するのに、

どうしてマッカーサーなのでしょう?
確かにマッカーサーは宿泊していました。

しかしマッカーサーが日本滞在中、常宿にしていたのは東京の帝国ホテルです。ホテルニューグランドは一時期滞在していただけ。

ホテルニューグランドを紹介するなら、どうしても外せないのは大佛次郎でしょう。

大佛次郎は横浜生まれの作家です。『鞍馬天狗』、『パリ燃ゆ』、『天皇の世紀』などを残した文豪として有名で、横浜市中区に記念館もあります。

住まいは鎌倉ですけど、ホテルニューグランドの318号室を仕事場として使ってました。仕事が終わるとホテルのバーでお酒を飲んでいたそうです。

今でも大佛次郎が使っていた318号室は残っています。

これだけ横浜とホテルニューグランドに所縁があるのに大佛次郎のことを紹介しなかったのでしょうか?

恐らく知らなかったのでしょう。

「地球の歩き方 横浜市版」P185

大佛次郎の紹介はこれだけですから。

愚見ですが、記念館があるという事は、所縁があるのだろうと調べるのがリサーチでは?

まあ「大佛次郎なんて今の日本人は知らないよ! 」と言われてしまえば、そこまでですけどね。

ちなみに筆者はちゃんと2200円払って買ったのでツッコミ入れても脅迫めいたDM送らないでくださいね。

「地球の歩き方  横浜市版」

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