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わたしが旅に出る訳

私には自分と向き合う時間が必要だ。

私の心の奥底には哀しみの箱があって
時々その箱を開けて風を通してあげなければならない。

箱の中の哀しみの温度や固さや匂いを確認して
もう一度大切にしまい直す作業を私は定期的にやらなければならない。


そのために私は電車に乗って旅に出る。

何の目的地もなく、観光もせず、
ただただ哀しみに向き合うだけ。

子供と暮らす日常ではできないから。
私にとっての大切な時間。

うれしいです!!!!