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ジオラマを見ている気分

私がいる事業所では、本来は始業時間は9時半なのだけど、
コロナ禍の影響で、現在は10時となっている。
でも、以前から9時半にはオフィスに入れるようにするため、
勤務地に向かうようにしている。

業務が始まるまで、休憩室で、時間を潰す。
高層階なので、外の風景が見える。
校庭に出ている幼稚園児たちや、走る車、川を走る船。
そんな風景をボケっと眺めるのが、好きな時間。

ふと、高層ビルの隙間を塗って、車が走っているのが見えた。
一瞬ビックリしたけど、そこは高速道路だったんだ、と気づいた。
意外と見えているようで、見えていないものだ。

そういえば、以前行った市川市図書館や、市内の公民館では、
地元の昔の風景を、ジオラマにして展示していた。
ガラスケース越しで、これはこんなふうになっているんだなあ、と
あれこれ感心したり。

ふと窓辺の景色をガラス越しに見て、
「なんかジオラマを見ている感じだな」と思った。

ぼんやりした時間だけど、こんな一見無意味な時間が
気持ちを保つ上で、大事なのかな、と思う今日この頃。

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