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大人として、女性としての身だしなみ、模索中の話_9(骨格診断を受けた話)

以前の投稿でコスメカウンターの話を書いたが、ファッションに関しても、私は分からない事が多かった。
小学校、中学時代はいじめにより自尊心は皆無となり、それにより自分の見た目もおなざりになった。本当はどうでも良くないのに、自分には女性的なモノは似合わないと無意識の内に遠ざけるようになった。そして自分の好みや似合う物が分からなくなっていった。

服のジャンルは割とベーシックな物を好んでいたので、酷い悪目立ちすることはなかったが、ちょっとした時に「本当にこれ似合っているか?」と思ってしまうこともよくあった。そんな経験を経て、おしゃれと褒められなくても、自分が好きな服を自分が気持ちよく着たいと考えるようになった。

ちょうどその頃、骨格診断やパーソナルカラー診断という単語が出てきて、本屋さんでもその手の本を見かけるようになり、私も購入して読んでみた。(ちなみに購入したのは「似合う服の法則でずるいくらい美人になっちゃった!」)

https://www.amazon.co.jp/dp/B01LKLA8SQ/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1

この本は漫画と解説が分かれていて、
漫画のヒロインが彼氏に服がダサいと振られた事をきっかけに、専門家の手ほどきを受けて改善していくという流れになっている。

序盤に専門家を紹介してくれた女性の先輩の格好を真似ていたヒロインの姿を見て「30点!」とバッサリ斬られ、自分が憧れている人の服と自分が似合う服は違う、と痛感した場面を読み、自分もそうかもと思うようになった。本の簡易版自己診断をやってみたものの、自分で判別がつかなかったので、大丸東京でやっているサービスを受ける事にした。

割と骨格がハッキリしているので、ナチュラルかな~と思いながら診断場所に到着した。パーソナルカラー診断とセットのコースもあったが、予算の関係上、選んだのは骨格診断のみのコース。

カウンターで説明を受けた後、試着室に似た個室に入る。背筋を伸ばした状態で私は立った状態になり、診断してくださる方が肩から身体のラインに沿って軽くタッチしながら見てくれる。途中横向きになったり、鏡に写る姿を見ながら診断が進められていった。

結果はウェーブだった。比較的女性らしい服が似合うタイプなので、正直驚いた。

自己診断ではナチュラルと思った事を正直に話すと、確かにその傾向はあるが、ナチュラルと判定するほど特徴が際立っている訳ではない為、傾向が強いウェーブと判定したとのこと。ちなみにこの日は腰下のブラウスに膝丈のタイトスカート、レギンスを着ていたが、これまで出していたブラウスの裾をウエストインした姿を見て、そうかもしれないと腹落ちした。そういえば、自分の母もウェーブの特徴である洋梨体型の持ち主だった。

この結果を受けて、まず手持ちの服の着方を工夫する所から始めて、少しずつ服を入れ替えていった。最初は女性らしいラインの服に戸惑ったが、着用していく内に慣れてきた。

人は意外に、自分自身のの事を誤解している所があると思う。特に私は自尊心がずっと低かったら、その傾向が顕著だった。
でも今回のように人からの見立てにより、自分では似合わないと思って避けて来た事が、意外と自分に合っているかもと思えた事は、自分への軽蔑を減らしてくれたように思う。


骨格診断の参考ページ↓

https://fashion.or.jp/stylecheck/

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