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中学英語をやり直す

ここ2ヶ月ほど中学英語のやり直しをしていた。

私の場合、中学生活後半から英語の理解がボンヤリとなった。
定期テストや高校受験は無事に乗り切ったものの、高校時代でははっきり英語が苦手になった。
大学受験では、英語が苦手にも関わらず英語の傾斜配点が高い大学を志望したので、予備校の先生から志望校を変えなさいと言われる始末だった。(何とか受かったけど)
その後は大学で1、2年の時に1、2コマ履修していたのを最後に、英語の勉強からは遠ざかっていた。

ちなみに前職(情報サービス会社のインフラSE)では、仕事で英語で話すことはないものの、製品によってはマニュアルの最新版が英語のみだったり、英語マニュアルしかない製品もあったので、そういう時は翻訳サイトと辞書で、内容の当たりをつけて読んでいた。自分で英語の文書を書く事はなかった。

しかし、ここ1年以内で「英語が話せる、読めるようになりたい。」と強く思うようになった。きっかけは数年前から始めた武道の稽古だ。私が参加している団体は、海外の諸団体ともちょっとした繋がりがある。昨年外国の方々と稽古する機会を得た際、稽古やその後のパーティーで会話したが、うまく英語が話せず、悔しい思いをした。

せっかく相手の方は、コミュニケーションを取ろうとしているのに、自分はうまく表現できず、歯痒さが残った。
簡単な言葉でいいから、自分の考えや気持ちを表現できたら。

そんな思いを持ち始めた頃、本屋で見つけたのが中学英語のやり直し本。
長らく英語アレルギーだったフクチマミさんが英語の研究者である高橋先生の手ほどきを受け、少しずつ克服していく、という漫画。



英文法編のあとがきでフクチマミさんがこんなふうに書いていた。
私自身理解が曖昧なまま進んでしまったところがあるので、激しく共感してしまった。

「もしかすると、私は英語そのものが嫌いだったのではなく、当時の「限られた時間の中で、どんどん学び進めて行かなくてはならない状況」にくじけてしまったのかもしれません。」

本の中で高橋先生が「知識を定着させるために薄い問題集を3回やるといい」といっていたので、下記の2つのドリルを3回繰り返す事にした。
「今更中学英語か」という考えも浮かんだが、中学英語で躓いているのは自覚していたので、素直に取り組む事にした。取り組み方は以下の通り。

中学1年:7日間で完成✖️3回
中学1、2年:10 日間で完成✖️3回

今はドリル2冊目で、明日で最後の単元の3度目が終了する。
今回は学ぶ動機がはっきりしており、また1回あたりの単元を最小限に留めたので何とかコンプリートできる見込みだ。

一番勉強していた頃より学力は落ちているが、自分のペースで学ぶことが
出来るのが楽しい。今後はドリルを使った学習というよりは定期的に英語を使う機会を増やすつもりだ。(今考えているのは英語日記や英文のコンテンツを読む事)
ささやかでもいいので、自分の世界を広げたいと今は思う。

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