ハリルホジッチの解任に思うこと その1

解任されちゃいました。

正直、酷く落胆しています。

とにかく思っていることを少しずつ吐き出したいので、とにかく今思うことを分けてちまちま書いていこうかと思います。


縦に速いサッカーという言葉

ハリルが監督になってからデュエルに次ぐくらいに記事などで見かけた印象のある「縦に速いサッカー」。

ただ、どうもチームへの浸透が遅いようにも感じる。

限界見えた「縦に速いサッカー」…長友が「圭佑がいて助かった」と語った意味

「ある程度は保持もできないと、そのオプションが自分たちにないと結局、裏蹴りました、裏抜けました、相手に取られます、また今日みたいにクオリティの高いチームだとポゼッションされます、守備で疲労します、ボール取ったときに精度が落ちる、中に入っていく、ゴール前に入っていく選手が少ないっていうような、負のスパイラルじゃないですけど、陥るのかなと思ってて…」

今回は長友の言葉を引用しましたけど、他の選手でも似たようなことを言っていることもありました。

ただ、私はそもそもとして、ハリルが要求する縦に速いサッカーを本当にやり切った上で、選手たちはいろいろな意見をしているのかと疑っているのです。

アルジェリア代表で、ドイツ相手に死闘を繰り広げるような監督がただ裏に蹴れという安易な要求をするとは思えないのです。

アルジェリアの話を出すと、マフレズなどがいたからとか言う人もいるけど、相手は各ポジションに一流選手しかいないドイツであることを考えると、その指摘に説得力はあまりない(当時のブラジルをフルボッコにするチームですよ)。

監督が要求することをそもそもやろうとしていないんじゃないかという印象すら感じなくもないです。

人間関係という意味では完全良好のまま終着したザックだけど、通訳日記を読む限りでは最終的には監督が折れていたようだし。

何かを隠しながら、本戦を挑もうとしていたハリルジャパンは私たちの目に届かずに終わりを告げました。

ハリルの戦略、戦術がハマったとしても、勝ち抜けるかは微妙なグループのため、結果がどうなったかは神のみぞ知るなのですが、個で劣る部分を他の部分で補うことができるというのを日本サッカーに教えてくれた可能性は大いにあったのではないかと思います。

そうなれば、日本サッカーに新たな風が吹くかと期待していたのですが、まさかこういう終わりを迎えるとは。

ロシアW杯は、結果がどうであれ出場したというくらいのものしか未来に残るものはないでしょう。

残念ですが。

それでは。


続く(予定)。

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