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[Shopify]セール価格の表示設定はどうやるの?日本式も含めた3つの設定方法と注意点

こんにちは。デザイナーの大西です。

オンラインストアを運営していると必ず発生するセール対応。Shopifyを利用、検討中でセール対応(とくにセール価格の設定)はどうすれば良いのかと悩まれている方もいるのでは無いでしょうか?

実はShopifyではセール時の価格設定が複数あります。

今回は3つの方法についてメリット、デメリットを含めて詳しくご紹介したいと思います。

1.Shopifyのディスカウントコード機能を使用する

Shopifyにはディスカウントコード(クーポンコード)という日本のオンラインストアでいうクーポンのような機能があります。

お客様が商品をカートに入れて注文画面まで行き、あらかじめストア側で設定していたディスカウントコードを入力することで割引を受けることができます。

海外のセール時はこのディスカウントコード(プロモコードともいう)を使用するのが一般的で、例えば外資系ですとH&Mなどは日本を含め全ての国でこの方式を採用しています。

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ストアでは通常の販売価格が表示されますが・・・

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注文画面でディスカウントコードを入力することで割引後の価格が表示されます。
この例では30%offになるディスカウントコードを利用しています。

【メリット】
設定が非常に簡単。Shopify管理画面から1分で作成可能。
・自動ディスカウント機能があるので、お客様がコードを入力する手間を省くことも可能。
・複数のディスカウントコードを作成できるので、任意の顧客グループに向けてコードを配布できる。
・コードの使用回数制限を設定できる。
・コードを使用可能な注文の最小金額、数量を設定できる。
【デメリット】
・注文画面まで行かないとセール価格が分からない。
・複数のディスカウントコードを併用できない。

とにかく簡単に柔軟な設定ができるShopifyのディスカウントコードですが、一番の難点はストアのトップや商品ページでセール価格が表示されない事です。
また、ストア側でディスカウントコードの作成はいくつでもできますが、お客様が一度の注文で利用できるコードは1つのみという点も注意してください。
Shopifyはカスタマイズ性が高いため、セールについてストアのあちこちで告知することも割と簡単に出来ます。
しかし日本のECに慣れ親しんでいる方向けにディスカウントコードを使わずにセール価格を表示させたい・・・そんな場合は次にご紹介する2つの方法を検討してみてください。

2.セール価格を手動で設定する

ディスカウントコードを使用せず、ストアにセール価格が表示することもできます。

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商品管理画面には希望販売価格と割引価格の項目があり、通常は希望販売価格にのみ販売価格を入力しますが、それぞれに価格を入力することで元の価格とセール価格が同時に表示する事ができます。

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このように注文画面に行く前にセール価格が確認することができます。

【メリット】
・セールを行なっているのが一目でわかる。
【デメリット】
・価格設定を手動で行う必要がある*1
・使用制限の設定などはできない。
・セール開始、終了時に手動で価格設定を行う必要がある。
*1: CSVファイルをエクスポートして編集し、インポートすることで価格を上書きすることも出来ます。

参考:永久保存版!CSVファイルでストアに商品を追加してみよう!(Shopify公式ブログ)

セール価格を事前に表示することで購買率向上が望めますが、準備段階で手間がかかるため、商品数が多くセールを頻繁に行うストアには負担になってしまう可能性があります。

3.アプリを使ってセール価格を自動設定する

2のセール価格設定を自動で行なってくれる有料アプリを使用する方法。

Discount Master ‑ Quantity
1,000商品まで$14.99/月
1,000商品追加ごとに$9.99(バリエーションも1商品に含まれます)

アプリでキャンペーンを作成し有効期限をセットすることで、自動で希望販売価格と割引価格を書き換えてくれます。

【メリット】
・セールを行なっているのが一目でわかる。
・価格設定を自動で行うことができる。
【デメリット】
・特定の顧客に向けたセールには対応できない
・使用制限の設定などはできない。
・アプリの挙動が不安定なことがある。

※上記の情報は2020/02現在のものとなります。価格や機能など変更となる場合がございますのでご了承ください。

2、3のセール価格を設定する方法はShopifyのディスカウントコードと併用することができます

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この例ではセールで半額になっている商品がさらにShopifyディスカウントコード適用で30%オフになっています。
サイト全体のセール時に特定の顧客のみにディスカウントコードつきのメルマガを配信する場合などに応用できます。


お客様のニーズや業務フローの効率化など、ぜひ様々な視点からストアに合ったセール・キャンペーンの価格表示を行なってくださいね!

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