日本のECサイトだと当たり前の機能、Shopifyではどうなの?「セール価格表示、配送時間指定、定期購買などなど、、、」
こんにちは。Webデザイナーの大西です。
ShopifyでこれからECサイトを立ち上げる、もしくは既存のECサイトをリニューアルしようか、と考えている方の中には、海外のプラットフォームで国内ECではよく見かける機能を付けられるかどうかを不安に思う方もいらっしゃるのはないでしょうか。
そこで今回は、
「日本のECプラットフォームやECモールでは当たり前に存在している機能はShopifyではどうなっているのか?」
ときっと疑問に浮かぶ(であろう)ことを、解決策を交えて解説していきます!
1.配送時間指定
ネットショッピングする時に、配送時間の指定はほとんどの方がされるのではないでしょうか。
配送時間指定はShopifyで対応可能です!
Shopifyには公式のアプリストアがあり、アプリをインストールすることで簡単にストアの機能拡張ができます。
もちろん日時指定もアプリを導入することで可能になります。
例えばOrder Delivery Dateというアプリではカート画面に配送日時指定のカレンダーを表示することができるので、お客様が直感的に希望の指定日時を選択することができます。
カレンダーのカスタマイズできるのでお店の雰囲気に合わせたデザインにできるのも良いですね!
2.セール価格表示、タイムセールラベル
◆セール価格表示
日本のECサイトはセール時、価格表示が一目でセール価格とわかるようになっていますよね。Shopifyは少し異なり、チェックアウト画面まで行って初めてセール価格の表示になります。
海外のECサイトではこのような表記が一般的ですが、日本のECサイトでは少し見慣れない感じがします。
Shopifyでのセールは主にディスカウントコードという日本でいうクーポンのようなコードで割引を行います。
海外ではこのディスカウントコード(プロモコードともいう)をチェックアウト画面で入力して割引を受けたり送料無料のキャンペーンを行うのが一般的です。
ですが、もちろんShopifyでも日本式のセールを行うことができます。
商品ページに希望販売価格と割引価格のフィールドがあり、ここにそれぞれ価格を入力することでお客様はチェックアウト前にセール価格が確認することができます。また、商品情報はCSVでエクスポートすることができますので、価格を入力してインポート(上書き)すれば一括で更新することができますよ!
ちなみに、同じことをこちらのアプリで対応もできます。
Discount Master ‑ Quantity
作業も少なくセールの時間指定やカウントダウンタイマーもつけられて、複数のキャンペーンが作れます。複数購入割引もできるみたいですね。
上記アプリでも対応が可能ですが、セール対応に時間をかけたくなくてアプリ課金したくない場合には、「ディスカウントコード」が手軽に作れて、かつ特定の商品だけ割引ということもできるのでおすすめです。
◆タイムセールラベル
タイムセール期間中に対象商品が一目でわかるように付けるタイムセールラベル。ECモールだと商品画像の端にマニュアルでつけるのに画像加工しているのを良く見かけます。こちらも対応するアプリがあるので可能です。
Product Labels こちらは好きなラベルが自由に設定できるアプリです。
ルールを定義してセールラベルから注目商品、在庫切れなんかも設定できます。位置も複数箇所から選べるのでカスタマイズ性も申し分ないです。
こういう機能が簡単に追加できるプラットフォームってなかなかないですよね。この機能あるかな?と思ってアプリストアで探すと大抵見つかります!
3.ギフトラッピング
ギフトラッピングの機能もECサイトでは欲しい機能。こちらも対応アプリがあります。
Infinite Options を使えば、商品ページにオプションを追加することができます。ギフトラッピングの希望や備考欄などの追加に便利ですよ。
4.サブスクリプション
日本国内でも色々な商材でのサブスクリプションがメジャーになってきましたよね。アプリを使うことでサブスクリプション機能を追加することできます!Shopifyアプリストアには定期購入アプリが複数存在し、中でもこの2つが人気です。
いずれもカスタマイズや配送期間の設定、お客様がマイページから配送期間、個数の変更、キャンセルなどが行えます。
現状Shopifyでなくアプリが提供する決済画面を使う必要があり、決済プロバイダの数はBoldが圧倒的に多いです。
5.ボリュームディスカウント
まとめて買ってくれたら何%OFF ! みたいなボリュームディスカウント。
1SKUのまとめ買いだけでなく、例えば、「アウター・トップスの合わせ買いで10%OFF」とか「コーヒー器具とコーヒー豆セットで買うと20%OFF」のように対象商品の中からみたいなまとめ買いもできると便利ですよね。
まとめ買い購入での割引はディスカウントコードの紹介で先ほどご紹介したDiscount Master ‑ Quantityでもできますし、
Volume & Tiered Discountsも使ってみたらとても直感的に操作できて使いやすかったです!
ただアウター・トップスの合わせ買いとかの割引をするならShopifyのディスカウントコードにBuy X get Yというのがあってそれを使うのもおすすめします。
Buy X get Yとは、「この商品買ったらこっちの商品が割引!とか無料!」のようなディスカウントです。例えば下記のような例です。
「アウターとトップスを2点まとめ買いしたらトップスが50%off」
アウター 15,000円
トップス 5,000円
20,000円 →17,500円に。
このように、Shopi fyではアプリを追加していくことでECサイトの機能を増やしていくことができます。
まだまだご紹介したい機能があるのですが、長くなってきましたので第二弾に続きます。。
アプリで簡単に欲しい機能だけ追加していけるのは便利ですね。
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