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本を読んでは独り言note

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日々読書をする中で頭の中に浮かんだあれこれや、記憶に留めておきたいあれこれを、独り言のように書き記していきたいと思います。
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記事一覧

『世界への信頼と希望、そして愛』を読んでは独り言・其の十四

二十代後半で 釜石にやってきた そこから かれこれ十四年ほど 釜石で暮らす中で あれやこれや…

絵本『おうしのアダムがおこりだすと』を読んでは独り言

「わたしがブッとばしてやる!」 何やら物騒な言葉だが もうすぐ6歳になる娘が よく言う言葉…

『世界は贈与でできている』を読んでは独り言

先日友人との会話の中で 『世界は贈与でできている』 という本が話題となった その友人が 現…

絵本『ツバメのたび』を読んでは独り言

チュビチュビチュビ〜 燕の鳴く声が聞こえる 空を見上げると 燕が追いかけっこをしている …

『目の前の神様』を読んでは独り言・其の四

薬剤師として 学ぶ機会には事欠かない 所属する学会の研修会や 書籍などたくさんある しかし…

絵本『木を植えた男』を読んでは独り言

環境について考える 環境と言っても 地球環境ではなく 生活環境のことだ 日頃 薬局で働く中…

『手の倫理』を読んでは独り言・其の五

私は服薬指導という言葉に 何とも言い難い違和感を覚えている と言いつつも 日頃薬局で働くしがない薬剤師の1人として この言葉を使うことはある されど この言葉を使う度に 前と後ろを反対にしてTシャツを着た時のような 居心地の悪さを感じるのである そもそも服薬指導とは何だろうか 服薬指導の定義は 薬剤師法の第25条の2にあるとされている 法規の文言は仕方ないものなのかもしれないが おそらく私は『提供』とか『指導』という言葉に 一方向的なニュアンスを感じ取り そこに相

絵本『ゆりかごになりたい、とヤナギは言った』を読んでは独り言

まだ幼き頃 将来は何になりたいか? というお決まりの言葉に 胸をときめかせながら あれやこ…

『絶滅できない動物たち』を読んでは独り言

医療とは何だろうか 以前のnote記事にも書いた気もするが 過去の駄文を読み返すこともなく も…

絵本『かあさんはどこ?』を読んでは独り言

「図書館に行くけど一緒に行かない?」 「いい、いかない」 もうすぐ6歳になる娘は最近 図書…

『生きることとしてのダイアローグ』を読んでは独り言・其の四

41年間生きてきて 生きやすくなってきたと 感じることがある 自分の内に生まれる あれやこれ…

絵本『PIHOTEK』を読んでは独り言

薬局で働いていると 仕事場の配置の問題もあるのだろうが 待合室のTV画面が目に付く いつだっ…

『記憶と感情のエスノグラフィー』を読んでは独り言・其の二

娘は絵を描くのが好きなようだ 日に日に上手くなっていると思う 日に日に変化していると言っ…

絵本『おばあちゃんのにわ』を読んでは独り言

医療とは何なのだろう そんなことを 考えさせられる 私自身しがない医療従事者の1人として 薬局の現場に立つ中で この問いを何回も突きつけられた そして 息子の障害によって 患者家族の立場になり また医療について考えさせられる 親として 息子の将来や未来を考える際に どうやったらより良く生きられるのか 考えない日はない どうすれば 今よりも体が動くようになるのか どうすれば 少しでも言葉が話せるようになるのか どうすれば… そんなことを考えながら ふと振り返