【ゲストハウス】はたらくと暮らすの境界で過ごした1年間のこと
こんにちは、masaです。いかがお過ごしですか。
さて今日は、僕が大学最後の1年間に働きながら暮らしていたゲストハウスでのことを書いていこうと思います。観光やホテル、ゲストハウスでの仕事に興味がある人、のんびり暮らしながら働きたい人には是非読んでいただきたいです。
1. ゲストハウスとは
みなさんは、旅行の時どんなところに泊まりますか。ホテルやエアビはもちろんのこと、ゲストハウスというか選択肢もあります。
ゲストハウスは簡単に言うと、ドミトリーと言う2段ベットがいくつかある部屋に宿泊するスタイル。個別の部屋に泊まるわけではなく、ゆっくりするスペースも共有で使うため、旅先で人と関わりたい方にはオススメのスタイルかもしれません。
ただ、コロナウィルスが広まって人との接触に気を使うようになった今。少し避けられてしまう傾向にもあります。
2.ゲストハウスでの仕事
ゲストハウスでの具体的な仕事はこんな感じ。
・チェックイン/チェックアウトの対応
・お客さんとのお話
・お酒のサーブ
・周辺の観光情報のおすすめ
・お客さんの「困った」を解決
・タクシーやお店の予約
・お掃除
・リネンの洗濯とアイロン
とこんな感じで、ホテルのフロントとベルキャプテンと、お掃除担当と、バーのマスターをこなす感じ。僕が働いていたゲストハウスは泊まれるゲストが14人までのコンパクトなところだったので、基本チェックインもアウトも一人での対応でした。
3.ゲストハウスで働くいいところ
これはなんといっても、①「ゲストに喜んでもらうためには、何ができるだろう」と考えられるようになること。つまりおもてなし精神を養えるということ。
営業として働いているいま、おもてなしというのは何も観光業にとどまらず、人のためにするすべてのことに生きるなあと思っています。
もう一つは、②「英語が使えること」ゲストハウスは、海外の旅行客に特に身近なスタイルなので、ゲストの大半が海外の観光客というゲストハウスもこともしばしば。
個人的に、英語が話せるようになるには机での勉強だけでなく使うこと、話したいと思うことが必要だと思っています。そんな環境に自分を置けるのがゲストハウス。しかも、働きながら学べるので日本にいながらワーホリをしているような感覚です。
3つ目は、③「会社員以外の働き方を知れる」こと。これ、とても大事です。僕が働いていたところのオーナーは大手の商社にを30歳ころに退社して、ゲストハウスを始められました。いまではそのオーナーは僕のメンター的存在です。
働くというと、どうしても企業とか団体に所属してEmployee(従業員)として働くことをイメージしがちです。でも、Self Emplyee(自営業)とか Investor(投資家)とか、Business Owner(ビジネスオーナー)とか。
様々な働き方を知るきっかけになると思います。様々な働き方を知れるとどんないいことがあるか。僕は、「逃げ道」が知れると思います。
逃げ道なんて。と思う方、たくさんいるでしょう。でも、実際に逃げることはなくても、もし仕事がうまくいかなくなったら次の選択肢があると思えるだけでも精神安定につながると思うのです。
4.ゲストハウスではたらく大変さ
これは、シーツのアイロン!ゲストひとりにつき、2枚のシーツを使ってもらうのですが、10人のゲストが来るときは、20枚のアイロンがけが必要です。シーツのアイロンってしたことありますか?これ、想像以上に大変なのです。
僕は住み込みで大学最後の1年間、大学に通いつつ働いていました。住み込みのいいところは、家賃がかからないことなのですが、逆に言うと、24時間365日働いているような感覚になるところ。そういうことを気にしない人であれば、いいかもしれません。
大変さを考えてみたのですが、上の二つくらいしか見当たりませんでした。正直そのくらい、ゲストハウスで働くのは魅力的です。
5.さいごに
今回は、ゲストハウスで働くことについて紹介しました。ゲストハウスに住みつつ働くことは、「働く」と「暮らす」の境界で過ごす感覚です。生活の中で、仕事とそれ以外の時間が緩やかに混ざり合うような感じです。
人とのかかわりで生活に華が咲き、日々明るく過ごせていました。
会社員として働くいまの生活も魅力的ではありますが、過ぎゆく時間を感じながら生きる、あの感覚が恋しいというのが本音。
もうすぐ26歳になるmasaですが、これからの人生をどんなふうに生きてゆきたいか。考えています。
<この記事を書いたひと>
│ masa │ 地方メーカーで海外営業の仕事をする25歳、男性。旅行好きなインドア派。プリンとエビ。Spotify。ケニアのサファリでキリンを見るのが夢。トビタテ7期。オランダ留学。
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