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昔、雑誌で見たスケベなフィギュアを探す旅【前編】

※後編リンクを追加しました。 


どうも、さんギスです。20年、生きてきました。


みなさんは、
「昔どっかで見たアレ、名前なんだっけ?つかそもそもどんなだっけ?名前が分からないから調べようがないわ~…あっぶね、今完全に記憶の外に置いちゃってた。完全に忘れ去るとこだった。」
とモヤモヤしたことありませんか?私もありまして、つい先日そのモヤモヤに終止符を打つことができました。
この記憶を永劫のものにすべく、執筆した次第です。

早速本題へ。

私がいったい何を探していたかというとタイトルの通り、
小学生の時に雑誌で見たスケベなフィギュアです。忘却しきってた期間も含むとかれこれ8、9年になります。

恥ずかしいですが、まずはそのスケベなフィギュアとの出会いを綴ります。

【エピソード】
 今から8~9年前、私が小学校高学年だった頃です。風邪を引き、夕方リビングで横になって眠りにつこうとしていました。しかし、すぐには眠りにつけず…..そこで愛読書だった模型誌「電撃ホビーマガジン」を手に取りました。いつもはページをめくって冒頭にあるガンプラの作例を眺めるところ、真ん中過ぎから終盤ページまであるいわゆる「萌えアニメ・フィギュア」を密かに見ました。いつもはこっ恥ずかしいからと自分を偽り見ないようにしてたのに。発売予定のフィギュアが一覧になっているページの右上に、一際目を引くスケベなフィギュアが。注射器を持った巨乳かつめっちゃかわいいスケベなキャラクターのフィギュアがあったのです。風邪を引いていたせいか、ナース風の格好をしたそのキャラクターがやけに魅力的に見えたのを覚えています。「こんなお医者さんがいたら注射嫌いじゃなくなるのにな」などと考えている間に私は眠りにつくことができました。

 いつしか掲載されていた電撃ホビーマガジンは処分され、あのスケベなフィギュアと再会する手段は断たれ、過ぎゆく時とともに名前も姿も思い出せなくなっていきました。

飛ばしてもらって構いません。

こうして、小学生だった私に衝撃を与えたスケベなフィギュアの影は次第に薄くなっていきました。

ちなみに「電撃ホビーマガジン」とは、昔発行されていた模型誌のことです。現在は「電撃ホビーウェブ」というウェブサイトになっています。

そして現在。私は20歳に。リアルで全く自分の趣味を話せない、自分の精神世界を傷つけないためにはどうするかを第一に考えて生きているような卑怯者に育ちました。
周りから見れば薄っぺらでくだらない、ろくでなしに見えるでしょう。

なぜこんなに閉じた人間になったのか。最も大きな理由に
同世代の人間と全く話が合わない」ことが挙げられると分析しました。

ここで、私の好きな作品を挙げます。『機動戦士ガンダム(特に第08MS小隊)』『円盤皇女ワるきゅーレ』『ちょびっツ』『あずまんが大王』.....。あれ…?

そうです、全て90年後半~2000年前半の作品なのです。物理的にリアルタイムで見ることが不可能な作品に対し、異様に親しみを感じるのです。
そら同世代の人と話合わんわな。


では何故、昔の作品ばかり好きになるのか。その答えは簡単に予想できました。

小学生時代に電撃ホビーマガジンを読んで育ったせいだろう、そこに載っていたコンテンツがファーストコンタクトだったのだろう、と。

子どもが捉えている世界というものは狭い上、制限された自由のもと育つため、家にあるものや環境に大いに影響を受けて育ちます(知らんけど)。

幼少期を振り返ると、仮面ライダーの玩具を除けば確かに「既に家にあるもの」で満足していました。電撃ホビーマガジンという雑誌がその最たるものだったのです。

クラスの皆がポケモンやドラクエ、イナズマイレブンの話題をしている中、一人で黙ってガンダムの絵を描いていたことを思い出して嫌な気持ちになってきました。

とにかく、20年前の作品が好きなのは、幼少期に2000年前半に刊行されていた雑誌を好んで読んでいたためであろうという結論で納得できました。

(以下、心の声の再現)

電ホビ(略称。以下、電ホビ)めっちゃ読んでたな…。捨てられたけど。
ガンプラとか載ってた一方で、すごい恰好の綾波レイのフィギュアとか載っててページ開くの嫌な号とかあったな……。

フィギュア…そういえば電ホビにはいわゆる萌えフィギュアも載ってたな…「萌え」ってほんとうに使ってたのか…恥ずかしさで口が裂けても言えない語感してるのに。

あっ、あのスケベなフィギュア!!!!!急に思い出した!!!今までかんっぜんに忘れて生きてた…
うわ~~~懐かしいなぁ~~~。
でも名前なんだっけ????思い出すどころか覚えてすらない…

記憶というものは不思議で、一度引き出されると芋づる式に思い出されるようになっているようです。私は電撃ホビーをトリガーとして、かつて衝撃を受けたスケベなフィギュアの存在を思い出したのです。

思い出したのなら、やることは一つ。


あのスケベなフィギュアを探す旅に出よう。

そう心に決めた瞬間、何が何でも見つけるしかないという気持ちになりました。なぜか。ただ探すのではない、私のスケベのルーツを辿る旅だから。これはいわば「自己との対話」だと確信したからです。

◆スケベなフィギュアを探す旅

前置きが非常に長くなってしまいましたが、ここからがオデッセイです。
ミッションを
➀あのスケベなフィギュアにもう一度出会う。
②名前と作品を知る。
このふたつに設定し、調べていきます。

まずは、記憶を頼りに掲載されていた号を検討していきます。

実は、「あの風邪の日」に読んでいたと思い当たる号があるのです。それが「電撃ホビーマガジン 2000年12月号」。宇宙用のガンダムEz-8が表紙だったはずです。これを手に入れることが出来ればあのスケベなフィギュアに大手をかけることができる…

これが「2000年 12月号」。

と思った矢先、どこにも在庫がなく、ネット出品もされていませんでした。

仕方なく、他の号についても画像検索を行い、見覚えのある表紙をリストアップすることに。
画面とにらめっこした結果、このような結果となりました。

〇:見覚えあり ×:見覚えなし △:自信なし ?:不明

家には「いっぱいあった」と記憶しており、ほぼ揃っているものと思い込んでいましたが、購入にばらつきがあることが分かります。欠番が絶妙に気持ち悪い感じになってます。

また、にらめっこの弊害として「脳が存在しない記憶を捏造し始め、あったような気がどんどんしてくる」ということも発見できました。

リストが2004年までなのは、2005年以降の号は全て見覚えがなかったためです。これによりあのスケベなフィギュアは1999年~2004年の期間の掲載であることが判明。

さすがに核心に迫る情報は得られませんでしたが、いったんまとめます。

□得られた情報
・掲載雑誌は「電撃ホビーマガジン」
・年代は2000年~2004年。
・特に本命なのが「2000年 12月号」。
・方針:2000~2001年を中心に探していく。


次に、覚えている「見た目」についての情報を紙に書き出してみました。
記憶に傷をつけないように、慎重に具現化させます。

撮影後すぐ捨てました。

□得られた情報
・髪色:不明
・イメージ:青
・ナースもしくはメイド
・注射器は絶対に持っていた。
・乳がでかい。
・ポーズは片手に注射器、絵では本を持たせたが、もう片方の手の様子は思い出せない。

……。詰みでは?インターネット広しといえど、果たしてこの情報だけで見つかるのか?そもそもなんのキャラクターかさえ分からない。エロゲのキャラかもしれないし、深夜アニメのキャラかもしれない。ナースかメイドか分からないってなんなんだ。ジャンルが違い過ぎる。
そんな不安が一気に押し寄せてきました。
でも、やるしかない。このわだかまりに終止符を打たなければ、私の心は未来に向かえない気がするから。

まずは自力で。
集めた情報を基に、googleにてキーワードで検索を行います。もはや人類はgoogleの存在しない世界に生きられなくなっている。我々一人一人がgoogleを構成する一要因なのかもしれない。


「フィギュア」「ナース」「メイド」「2000年代」というキーワードで当たってみます。(画像は後から検索履歴を振り返ったものです。)

検索履歴1
大体の時代の目星をつけて検索をしていきます。

駄目か…。
気付きとして「2000年代」は2010年のアニメとかも平気で出してくる上に、「2000年」でさえ2000年代として検索されてしまうみたいです。めっちゃ探しにくかったので、「2001年」とか「2002年」で検索していきます。


いや、まだだ。あの時感じた「スケベ」は当時のみんなも感じているはず!!「エロ」をキーワードに加えて戦闘続行。

検索履歴2
次第に検索キーワードが露骨になっています。焦りですかね。


そして、拍子抜けするほどいきなり、その時はやってきました。

? このキャラクター…

検索履歴3
「2001年 エロアニメ ナース」の関連で出てきた画像に目を引かれました。

ポーズがそっくり…しかも「青」だ。

名称未設定のデザイン (2)

おお???!!!!!!
「注射器」持ってて「青」で「乳がデカ」くて
「メイドかナースか分からない」ぞ!?

画像2

記憶と照合中。。。


みつかっちゃいました。

記憶と完全一致

紛れもなくこれです。このキャラクターです。
画像を見た瞬間に、左手に救急箱を持ってたことも鮮明に思い出しました。記憶と完全に一致しています。
作品名は『菜々子解体診書』、名前は「七千草菜々子」だそうでs………

カッ!!!!!!!!(フラッシュバックが脳裏に走る)

この文字列、響き…『確かに』聞いたことがある……
ななこかいたいしんしょ…
nanako kaitaisinnsyo…
解体「新書」じゃなくて診察の「診」になっているのか…ナースだからか。凝ってるな。

完全に思い出しました。
このシナプスの繋ぎ方を私は過去にも行っている。小学生の時。あの風邪を引いた日に。忘れていただけで、作品名は既に知っていたようです。

同時に今まで朧げで薄れていくばかりだった記憶と画面に映し出された情報がリンクし、味わったことのないジャンルの感動が押し寄せてきました。


のちに調べて分かった作品の情報がこちら。

・『菜々子解体診書』(ななこかいたいしんしょ)は、パイオニアLDCから発売されたOVA作品。
・発表期間 1999年7月5日 - 2000年3月3日

wikipediaより引用

アニメといっても、OVA作品だったんですね。また、1999~2000年に制作されたという情報は、キャラクターの乳並みに大きいです。

ちなみに、公式HPもありました。

阿部寛のHP並みに爆速で開きます。すげぇ。
当時のウェブサイトは全部こんなにシンプルだったのだろうか。
必要なことしか書いてないし、画像が総じて粗い&ちっさい。

でも、なんか良い。後世にまで残っていてほしい。

↑よく見たら1枚絵じゃなくて3つの画像で構成されている。

「時代を感じる」という表現を、体験していない時代の人間がしてよいのかは疑問ですが…感覚的に時代を感じるし、懐かしさを感じます。
なんとも不思議な感覚です。


次に、フィギュアも探します。
「名前」と「作品」が分かれば、あとは検索するだけです。記憶のパズルが完成していく……。
「菜々子解体診書 フィギュア 検索」

スッ

チェックメイトです。
先に見たイラストとポーズが全く同じですね。あのイラスト以外が出てきていたら気付かずにスルーしていたかも知れません。運命すら感じます。(代表的なキービジュアルなだけでしょうが。)

販売元と販売年なども調べます。
「ホビーサーチ」によると
販売:エポック社/カルトワークス
販売年:2000年1月中旬

の「コールドキャスト」と呼ばれる素材でできたフィギュアでした。フィギュアの素材としては今となっては珍しいらしく、ここからも約20年の流れを感じます。

また、どうやらこの原型を基にしてガレージキットも発売されたようです。

一応販売元のエポック社のサイトも覗いてみたものの、商品検索ができなかったでこの情報を信じることにします。

という訳で、案外すんなりと見つけることが出来てしまいました。

改めて、答え合わせをすると
➀あのスケベなフィギュアにもう一度出会う。
➡エポック社から2000年に出ていたフィギュアだった

②名前と作品を知る。
➡『菜々子解体診書』の「七千草菜々子」、1999~2000年に制作されたOVA作品だった
ということが判明しました。

当初の目的は達成できたので、ここで旅を終えてもいいのですが……

ひとつだけ。ひとつだけ納得いかないことが。


記憶だともっとエロかったような…。
本当にこの「七千草菜々子」なのか、より確かな証拠を、確信を得たい。


ということで、第三のミッションとして
③雑誌を特定し、実際にこの目で確かめる 
を設定します。
とはいえ十中八九、思い出補正だろうという予想をしていますが。念の為。
アバッキオの上司のような、『真実に辿り着こうとする意思』を持って臨みます。

◆電撃ホビーの特定・入手

ここで壁となるのが、入手の難易度です。いかんせん20年も前の月刊誌。オンラインショップですら中古での流通量が爆裂に少ない。というかほぼない。近くのブックオフを回ってもさすがに月刊誌を置いてる店舗は皆無に等しい。

入手が難しいのなら、見せてもらうのはどうだろう?

…誰に?



着きました。 国立国会図書館です。

めーちゃでかいです。

ほぼ衝動的にやってきました。
国会図書館は「東京本館」と「関西館」の2つが存在し、幸運にも関西館へ行けなくもない距離に住んでいたため、この『位置』の力をフル活用しました。
18歳以上なら入館可能みたいです。

とはいえ無計画に訪れても時間の無駄になってしまうので、事前に蔵書検索をし、目星をつけてきました。

ありました。

「電撃ホビーマガジン」の2000年12月号に載っていた、という記憶があったのですが、フィギュアの発売が2000年1月、マガジン刊行の11カ月前です。どうやら記憶違いだった可能性が高いですが、せっかくなのでこちらも閲覧します。

フィギュアの発売日を基にすると、1999年~2000年1月までのどこかの号に掲載されている可能性が考えられます。発売予定の情報が掲載される期間は多く見積もっても6カ月前~発売直前、つまり「1999年6月号」から「2000年1月号」だろうと踏み、絞ります。

時間がたつにつれて自信がなくなっていく表…。

と思ったものの、この期間中の〇印は「1999年6月号」だけ。
さすがに不安なので、
99年6~12月、00年1月、12月の計9冊を調査の範囲に決定し、ローラー作戦で行きたいと思います。

【ちなみに…】
アニメ情報雑誌「AX」の「1999年10月号」「2000年4月号」にて「菜々子解体診書」が表紙を飾っていたので閲覧したかったのですが、東京本館にしか所蔵されていませんでした。機会があればぜひ見たいですね。

ここでtips. 
・国会図書館にある本を探すときはウェブサイトから検索できる。
・書籍には番号が振られているのだが、月刊誌などは初発行年を「1巻」としてナンバリングされているため、調べるのがまあまあ面倒。
・本当に大体の本はここに所蔵されている(らしい)。
・ゲームなんかも所蔵されている。

2(8)というのは、2巻(発行2年目)の8号という意味です。「雑誌名 発行年 号」で調べてもヒットしないので注意。


いざ、入館。


結論から言います。ありました。
なんだけど、やっぱり記憶違いもありました。


(館内撮影禁止だったので、文章で様子を伝えます。)

入るとながーい階段があり、下りた先が地下になってました。そこに受付や閲覧室があります。

まずは受付で入館の手続き
10分かからないくらいで完了。カードが発行されて、改札みたいなところを通って入退場できるようになってました。
※書庫の資料を利用しない場合は手続きなしでも大丈夫みたいです。

荷物は貸出の透明のカバンに入れて運ぶルールでした。既定の大きさを超える荷物はロッカーに預けるようになっていました。それなりにセキュリティがされているなと。

改札を抜けて閲覧室へ。
蔵書検索・閲覧の申し込みは館内のパソコンから行うようです。

事前に閲覧ができることは調べてあるので、早速閲覧の申し込みwo…

天使)
まって。周りを見てごらんなさい。
皆、分厚い書物を読んでる。皆、インテリジェンスが溢れている。そんな中で貴方はスケベなフィギュアが載っていた雑誌を探すの?見るの?
それは「学問」とはいえない…貴方は来るべきではなかtt

バン!


ギャアアアアアアアアア!!!!!!!!!!ぜ…ナゼきづいた………こうカイ。
すルぞ………

…。

殺しました。己に潜む自意識の化け物が、天使の姿を借りて、幻を見せていたようですが、殺しました。
いま、ここにあるのは『真実に辿り着こうとする』黄金の精神のみ。

カウンターでまあまあデカい雑誌を9冊、手渡しで受け取り、適当な席について読みます。(ごめんなさい…重たかったですよね…)

ペラ…パラパラ…


視覚が、記憶を刺激しまくります。懐かしい~~~~~………

早く家に帰って「電ホビ」を読みたくて、友達と遊ぶのを断ってたことも今は誇れます。だってすごい本なんだもん。
このアレックスの改造作例に感動してたな~、うわうわうわ、こっちもっとすごいやつ!当時は08小隊が完結して間もなかったんだな~、特集の密度がおかしい…ええ!?このライネックってほぼフルスクラッチだったの!?ガシャポンのHGシリーズとか懐かし~~そういえば欲しくてずっとこのページ開いてたな~~~。あっ、表紙だと見たことないと思ってたけどこれ載ってたのこの号なのか~。じゃあ見たことあったな。。。

………………………

気付けば探すことなど頭になく、懐かしさと発見に心が満たされる-刻-を過ごしました。


そして、見つけました。『黄金の精神』をもって、カラーで印刷もしてもらいました。※カラー印刷は職員さんに申し込んで、やってもらうしか手段がない。


「電撃ホビーマガジン 1999年10月号」166ページより引用。


これこれこれこれ……。これです…。ちゃんと合ってました…ッ!!!


掲載されていたのは「電撃ホビーマガジン1999年10月号」。リストでは「×」をつけていた号です。もし記憶を疑わずに狙い撃ちで行っていたら再会できていませんでした。

にしても、

発売中のOVA「菜々子解体診書」の菜々子ちゃんが、塗装済み完成品でやって来る。明るい笑顔をふりまき、これで毎日会えるんだね。

「電撃ホビーマガジン 1999年10月号」166ページより引用。

。。。確かに毎日会いたいと私も思っていたかもしれない。笑顔も最高。健康的です。あの日、心を奪われたのも納得です。
ですが、思っててもこれは言えない。こんなにハッキリは。

だって恥っっっっっっっずい文章だもん!!!!

ここまで振り切るには私はまだ未熟、キーボードを打つのですら恥と照れを隠せません。
ただ、ちゃんと印刷してもらったので、これで私も毎日会えるようになりました。(本当はフィギュアを入手するのが一番の落としどころなのでしょうが、どこを探しても取り扱っていないというのは言い訳ですね。。。)

~スケベフィギュア捜索編~ 



いるわけがないとは思いますが、ここまで読んでくれた方、本当にありがとうございます。貴方の貴重な時間は私に奪われました。もっと有意義に使えたのに。もったいない。


大事なことをしていないのに気付きませんか?この作品はOVA、アニメ作品です。


本編を見ずに、旅を終えてもいいのだろうか。
いや、断じてよくない。


最後のミッション【FINAL ODYSSEY】(ティガじゃないよ。)
④アニメ本編を視聴する 
これを遂行し、旅の終着点としようと思います!!

という訳で、近くのツタヤかゲオで借りれば一瞬だr……


TSUTAYA「この店舗では取り扱いがありません。」

GEO「SOLD OUT」

許せねぇ…古い作品は置いてないなんて………。
残された手段はただ一つ…。できれば使いたくなかったけど……。

円盤をッッ!!!中古の円盤をッッ!!!!!
中古なのにほぼ定価の円盤をッッッッ!!!!!
買うしかないーーーッッ!!!!!!!


菜々子解体診書 DVD-BOX【初回限定生産版】

駿河屋:販売価格、16,300。
決してデカすぎる数字。何回見たら元がとれるのだろうか。後悔はしないだろうか。当初の誇り高き決断が、値段を前に揺らぐ。
流通量が少ないのか?全巻バラだともっと安いのにどこも取り扱っていない。amazonだと倍の値段がついていた。だから、もう買うならここしかない。

このページのまま一日悩んだ。

唯一信頼できる友人に相談してみた。



だよね~~~~!!!!!!!!!!!!

あざーーーーーーーーーーーーーーーーーす!!!!!!!!!!!!!!!!!!


あざーーーーーーーーーす

あざーーーーーす

アザ-----ス……

…来ない。

……待てども待てども配送の連絡が来ません。駿河屋は普段からこうなのか。調べてみるとそうらしい。どうなんだそれ。でも早く届くのに慣れ過ぎて、生き急いでたのかも知れない。にしても「検品作業に入ります」ってメールいらないよね?検品終わってからメールしてよ。何日も待たせやがってよ。イライラしてきた。


気付けば9000字近く書いていました。大学のレポートでも滅多にこんなに書くことないのに。これはレポートじゃないけど。記憶と思想で構成された真逆を行くものだけども。この文章すら「引き算」するべきなのに、内なる怒りがそうさせてくれない。

このままではダメになる。やってきたことが全て。

だからここでいったん終わり、視聴後の感想などは次回に回します!!!!!!!!!


To be continued…





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