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ラムズデールをひたすらアゲてみる

アーセナルの未来の守護神として期待されているラムズデール
正直彼を獲得する経緯に関しては現地ファンはおろか、我々日本人グーナーも反対の声が大多数だった。それもそのはず、ラムズデールは過去4シーズンで3回も降格を経験している。これは紛れもない事実であり額面上で受け止めると彼をわざわざ購入することに関して気が引けるのは当然だ。

もちろん私もその一人である。正直、上記のような降格請負人的なマイナスイメージが刷り込まれた看板を見るとなおさら強く思っていた

ただ、今はアーセナルの未来の守護神だ!!
なので今日はひたすらにラムズデールのポジティブな情報を挙げてみる。

ちなみに私はこのデータを調べていくと『ラムズデール最強じゃね!?』って思った。きっとグーナーの皆さんもそうなるはずだと信じてひたすらにアゲていく!!!!

※対象データは20-21プレミアリーグのGK



♦セーブ率

まずセーブ率だ。横軸は被シュート本数、縦軸はセーブ率を示してる

どうだろうか。ラムズデールのセーブ率はプレミアリーグのGKの中でも決して悪くない。寧ろ被シュート本数の事を考えれば上出来と言えるのではないだろうか。レノ比較でも被シュート本数を考えれば同等かそれ以上かも?


♦失点期待値

こちらは失点数と失点期待値(xGA)の比率を50%を基準として表した図だ。
つまり、このグラフのオレンジの色が50%を超えれば(下に伸びれば伸びるほど)期待値以上にセーブしているという事(分かりづらくて申し訳ない)
見てもらうと分かるがラムズデールの比率は50%丁度付近であり、期待値以上のセーブを見せているわけではないが少なくとも期待値以下のセービングでもないという事だ。まあこの辺はチーム事情が少なからず影響はしそうだとは思うが…

♦ショート&ミドルパス成功率

先に申し上げておくが、ラムズデールを赤字で表示するのを忘れてしまった…すみません。。。。
さて、こちらはパス成功率です。見てもらうと分かるがレノのパス成功率がプレミアリーグトップの数値という事が分かる。しかし、ラムズデールはどうだろう?パス本数が少ないのは仕方ないとしても、ポープ、デヘア、ジョンストンといったプレミアリーグの歴戦のGK達と比較すると段違いのパス成功率を誇っているのが分かるだろう。

確かに巷にあるパス成功率だけでラムズデールを見ると、成功率の低さが目立ってしまう。これはもちろんブレイズのチーム事情(ロングパス志向のサッカー)が大きく関わっているからだろう。なのでショート&ミドルパスだけに限った成功率で見てみると、彼のパス精度の高さがはっきりと見える。


♦ロングパス成功率

どうだろうか。そろそろラムズデールのパスセンスの高さが分かってきたのではないだろうか。簡単にまとめると…
☑ショート&ミドルパス成功率→3位
☑ロングパス成功率→4位
単純なパス成功率だけでなくその内訳を見ていくとラムズデールの配球力の高さがハッキリと分かるだろう


♦ファイナルサードパス成功率

さあ最後のデータだ。こちらはファイナルサードへのパス成功率を示したグラフだ。もう分かるだろう、ラムズデールはファイナルサードのパス数が多いにも関わらずその成功率も非常に高いのだ。言い換えれば、ロングキックでの打開も出来るという事。



ここまでをまとめてみたい。ラムズデールは確かに降格請負人だ。
イメージが良いとは言えないのは確か…

ただ、被シュート本数が多いにも関わらずセーブ率は平均以上のレベルであり、期待値以下のセーブ率でもない。
そして何よりショート&ミドルパスだけに限らずロングパスの成功率、どれをとってもプレミアリーグトップレベルの成功率であるのは私は勿論だが、グーナーの方々も気づいていなかったポイントではないだろうか??
そしてファイナルサードのパス成功率も多いのは特筆すべき点だ。何故ならビルドアップパスの精度に限らず、ロングキックという分かりやすい武器も合わせ持っているという事を示しているからだ。


正直私はもうラムズデールの虜だ。底抜けに明るい人柄の良さ、家族愛に溢れる一面。何よりアーセナルの守護神に対して正面から勝負を挑もうとする野心。そして今回分かった足下の上手さ。もう言う事はないだろう。
彼はアーセナルの未来の守護神だ。オナナ?エミリアーノマルティネス?そんな奴らを超越した存在になってくれるはず。
もちろんレノも負けてられないだろう。これからアーセナルの守護神を巡る争いにも注目していきたい。

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