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クメール建築様式の仏塔が美しい寺院

アユタヤで一番好きな寺院、ワットプッタイサワン。タイ人の同僚に初めて案内していただいた思い出の場所です。特徴的な丸みのあるクメール建築様式の仏塔に一目で心を奪われてしまいました。塗り替え後の外壁は純白で青空とのコントラストが美しいです。時間が経って剥がれてきてもそれはそれで趣があります。仏塔は外階段を上って内部に入れますが、天井にコウモリが巣を作っているのでマスクは必須。床の汚れにも注意。仏塔の横には寝釈迦仏があり、屋外ですが靴を脱いでお参りします。参拝者は敬虔な仏教徒が多く、入場の際は露出を抑えた服装が必要です。タイでは仏教が日常生活に根付いていますので、若い方も真剣な面持ちで祈っておられます。

アユタヤ遺跡群は周囲をチャオプラヤ川で囲まれており、この寺院は南側の対岸に位置します。観光中心地から少し離れているためか外国人旅行者は少ないです。私はよく自転車で訪れます。チャオプラヤ川は橋が少ないため、多少遠回りにはなりますが、西側の橋から迂回して行くとイスラムエリアを通ります。モスクやヘジャブを付けた人々を目にすることができ、様々な文化が入り混じったタイの日常を感じられるお気に入りのルートです。

疲れた時などにこの寺院に訪れて癒されています。私にとっての心の寺院です。


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