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週末は折り畳み自転車でゆっくり探検です

週末の足は、トゥクトゥク、バイクタクシー、社用車(自分で運転することは禁止)のいずれかですが、どれも自由気ままには行動できないです。かと言って炎天下を歩くのは大変なので、自転車を買いました。タイプはいろいろ悩んだ末、折り畳み自転車にしました。3万円くらいの16インチ車です。

■メリット
・アパートの自室で保管できる。
・自室で簡単に掃除やメンテができる。錆びないし、タイヤが劣化しにくい。
・車に手軽に積めて、遠出先でサイクリングできる。

■デメリット
・遠くまでいけない
・疾走感に欠ける。
どちらも自転車の性能によりますけど。

車だと景色が流れるし、歩きは暑い。自転車なら走行中の風が気持ちよく、行動範囲が大幅に広がります。私の買った自転車はスピードが出ませんが、逆に散歩しているような緩やかな時間を過ごせます。紫外線対策は必須で、出かける準備に少し時間がかかります。これについては別の機会に詳しく書きたいと思います。

自転車で散歩すると近所の地理に詳しくなります。知らない土地をGoogle Mpas頼りに探検気分。訪れた場所のマークが増えていくのはプチ達成感。タイレストラン、カフェ、寺院、遺跡などでに気軽に駐車できます。ただし、タイはピックアップトラックが多く、小型自転車は簡単に持ち上げられますので、地球ロックは必須です。

ただでさえ外国人は目立つ上に、自転車でうろうろしていると顔を覚えてもらえます。タイの下町では英語がほとんど通じませんが、ちょっとした交流があるのはうれしいです。まれにローディに出会いますが、皆さん気軽に挨拶してくれますし、車道で並走した車の窓から水のペットボトルを渡されたり、車通りの多い道でバイクが盾替わり並走してくれたこともありました。一方で、タイに来て驚いたことの一つが、交通上の優先順位です。車>バイク>自転車>歩行の順に立場が弱くなります。これは知っておかないとニアミスやトラブルになる可能性があります。経済格差によるものと聞いたことがありますが、私は『歩行者は細心の注意を払って行動する意識が必要』、と考えることにしています。

危ないと言えば、犬にもご注意。首輪をしている犬はほぼゼロで、放し飼いです。日中に凶暴な野犬に出くわしたことはありませんが、住宅街はほぼ番犬君がいて、よく飛び出してきます。できるだけ大通りを使った方が無難です。狂犬病は発病後致死率100%の恐ろしい病気。私は一度、見知らぬ子犬とのじゃれあった時に引っ掻かれ、すぐ病院に行って注射を打ってきました。カワイイいとつい触りたくなりますが、ガマンです。 おわり

おまけ
タイの自然災害と言えば洪水です。スコール後はあちこちで道路が冠水しますし、雨季は堤防の決壊も茶飯事です。ハザードマップがあるといいのだけど。。雨や気分が乗らない日は、メンテの日と決めています。浴室で洗車洗車できるし、クーラーの効いた部屋でビール片手に調整やカスタマイズはとっても楽しい。洗車すれば愛着が沸きますし、メンテすれば自転車の構造にも詳しくなります。


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