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「クチコミが集客に影響する時代は終わった」というのは、間違いです。逆です。

クチコミがオワコンだという声を聞いたことはありますか?今やGoogleのクチコミなどユーザーの判断に影響を及ぼさない、という考えの人がいるようです。はっきり言いますが、これは、大間違いです。

Googleクチコミをみてお店を選ぶ人が減った、Googleクチコミなど集客に影響しないというのは、誤った認識で、むしろ、クチコミこそが重要な判断材料になる時代を迎えています。

例えば、大阪の梅田で飲み会をしようと企画した場合、どのように検索してお店を見るけるでしょうか。

  • 「梅田 居酒屋」

  • 「梅田 飲み会 飲み放題」

  • 「大阪北区 飲み屋 安い」

などのキーワードでお店を検索する人もいるでしょう。具体的な店名を検索して、場所やメニューを見る人もいると思います。何を基準にお店を決めるかは、人によって違うかもしれませんが、多くの人が「比較」してお店を選ぶことをします。そして、この「比較」の対象として見ているのが「クチコミ」です。

クチコミは、他人が実際に体験した内容がコメントされており、「おいしい」や「いまいち」といった料理の感想はもちろん、「トイレがきれいで気持ちよく利用できた」「スタッフの方の心遣いがうれしかった」など、お店全体の印象を説明してくれるコメントも多く書かれます。

そのため、同じ場所、同じ予算、同じ料理であれば、よりトイレがきれいなお店、よりスタッフの方の心遣いが行き届いたお店を選択します。この判断をする材料となるのが、クチコミ(人の体験による感想・評価)です。このクチコミの影響力はますます大きくなっており、お店、学校、会社、病院など、あらゆる分野でクチコミは参考にされています。

最近では、AIによる情報収集も簡単にできるようになっています。ChatGPTに聞けば、何でも返してくれますし、それこそ「梅田で安くておいしいお店」はすぐに見つけられることでしょう。しかし、そうしたAIが答えを探すときにも、クチコミが参考にされており、結局は人の感想や評価が客観的な基準に使われているといえます。

最もユーザーが多いGoogleクチコミも、お店選びの参考にされたり、就職活動時の会社研究にも使われます。そのため、お店や会社は正しい情報を掲載してユーザーに役立ててもらう努力が重要になります。所在地、連絡先、営業時間は必須の項目となります。そして、クチコミは常に人から見られている、何かを選ぶ際の参考になっているということを念頭に、しっかりチェックしておくことが大切です。

悪いクチコミ、低評価コメントも影響力が大きいため、このような評価・コメントが入っている場合には、内容に応じた適切な対応が必要になります。ひどいクチコミ、個人名を名指しして書き込まれたコメントなど、店に対してマイナスの印象を与えるクチコミも多くのユーザーにチェックされますので、客足が遠のいて集客に深刻なダメージが生じる前に、リカバリ策を検討したいところです。

当ブログを運営する情報化学研究所では、Googleクチコミの問題を広く取り扱っていますので、クチコミ問題でお困りの際は、ぜひご遠慮なくお問合せください。Google公認ウェブ解析認定資格を保有する専門家がご相談の対応をさせていただいています。