見出し画像

【乳がんの記録】Paxman頭皮冷却と脱毛

乳がんの術後抗がん剤治療でTC療法(ドセタキセル・シクロホスファミドを3週間に1回×4)の副作用記録です
人それぞれ違うのであくまでも参考までに

抗がん剤治療にあたって、Paxmanによる頭皮冷却をしている。

Paxmanについてはこちら

私の病院ではPaxmanを導入してから日が浅く、頭皮冷却の場合は入院必須、しかも個室のみ。

頭皮冷却用のキャップは事前の買い取りで約10万、作業費が1回約1.5万、個室は1日約3万。4回でトータル50万超えになる。保険適用外なのですべて自費。

それでも脱毛は免れない。元々100%の効果があるわけではないうえに、欧米人向けに開発されているので日本人の頭の形にフィットしないのもさらに効果が弱まる原因らしい。

(近い将来に日本人向けを開発してほしいし、いつか保険適用になることを願ってる)

ではなぜそんなにお金をかけてまでやるのか。それは抜けてしまっても「生えてくるのが速い」「強いくせ毛にならない」などの体験者の声を見かけるから。

逆にいうと、抗がん剤治療によって抜けた髪が部分的に全然生えなくなったとか、くるんくるんの強いくせ毛が生えてきて対処が難しいとかよく見かける。少しでも回避できればという気持ち。

初回投与から1週間ぐらいで頭皮がピリピリし始めて、ちょうど2週間経った日に髪がまとまって抜けるようになった。脱毛タイミングは多分頭皮冷却してない方たちと同じだと思う。

自宅のフローリングが白くて抜け毛がとても目立つ。元から飼い猫の抜け毛がすごいから常にハンディクリーナーかけてるけど、今は自分の毛を吸うほうが増えてきた。

そして初回投与から17日目、洗髪をしたら部分ウィッグが作れるほど抜けた。それでもまだ見た目はそんなに変わらない。でもこの抜け方だと落武者待ったなしかな。

ただ脱毛は覚悟してたからか、メンタルは意外と平気で、淡々と抜け毛の掃除をし続けている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?