エレベーターに乗れた話

2021年7月8日にFacebookに投稿したものですが、先日アップした『ひゃっほー』に書いた、インタビューの中で話したエレベーターの話を詳しく書いていますので、良かったら読んでください。

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先日すごい体験をしてきたということを発信したので、その内容を今日は書こうと思います。

わたしはエレベーターに乗れません。
故障して閉じ込められたらどうしようという恐怖が強くて、乗っていることに耐えられませんでした。


友人に一緒に乗ってもらって慣れようとしたこともありましたが、ダメでした。

どうしても乗らなきゃならない時は覚悟を決めて乗ります。


一番古くは10歳前後の記憶で、ビルの3階にある歯医者さんに通うのに、母親や弟はエレベーター、わたしはいつも階段を利用していました。

母親はそんなわたしを理解してくれることはありませんでした。


そしてこの間の話です。

その日エレベーターに乗ったとき、いつもと違う感覚がありました。

『なんか今日大丈夫だ。いける』と思いました。

そしてその感覚を絶対に手放したくなかったので、わたしは落ち着いて考えました。

もしこのままエレベーターが止まっても、わたしは大丈夫かと。

すると止まったエレベーターの中で、わたしが冷静に助けを待つ姿が浮かびました。

この瞬間わたしはホッとして、自分を信じられると思いました。


これまでわたしはエレベーターの中で自分が冷静に振る舞える気がしなかったし、想像することも出来なかったので、ここが変わった事が大きな驚きです。

更にエレベーターに乗りながら、ここまでのことを冷静に考えられたことが、自分の自信になったと思います。

社会復帰して一年半ですが、この間に自分を変化させてきて、マインドが良い状態であったことが大きいと思います。

この翌日わたしは職場でいつもと違う感覚で仕事をする事ができました。

苦手な業務にも平常心で対応できたし、窓口で一方的に喚く客も怖くはなかった。ただ淡々とやるだけでした。楽でした。

自分を信じることで、自分がとても動きやすくなることがわかりました。

またこのことが切っ掛けでもうひとつのことにも気がつきました。

わたしは免許を持っていますが、怖くて車の運転ができません。それが何故なのか、それもようやくわかりました。

これは長くなるので省きますが、結局わたしは自分を信じられず、この先まともに生きていける自信がなかったのです。

でもまだ死ぬつもりはないから、何事もなくただただ平穏に過ごそうとしていたということです。

これが脅かされるとパニックを起こしそうになっていました。

エレベーターも車の運転も、根っこは同じでした。

自分を信じられなかったのです。だから怖かった。

これに気がついたからといってすぐに運転が出来るとは思えませんが、最近少し『近いうちに出来るかもしれない』と自然に思えるようになりました。

良かったです。

そんなわけで、そろそろ寝ます。

おやすみかん



ここまでです。
読んでいただいてありがとうございます!
エレベーターの話をした音声が、内山和久さんのメルマガから聴けますので、よければどうぞ聴いてください👍


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