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#52_「学習権」を保障する

私は「学習権」という言葉を知ったとき感動しました。そのあと、反省しました。そして、知恵をしぼるようになりました。

学習権とは、
読み書きの権利であり、
問い続け、深く考える権利であり、
想像し、創造する権利であり、
自分自身の世界を読みとり、歴史をつづる権利であり、
あらゆる教育の手だてを得る権利であり、
個人的・集団的力量を発達させる権利である。

学びは人生の「オプション」ではなく、学びは人生の中核にあるものです。

学びは環境や立場によって制限されるものではなく、すべての人に保障されるべきものです。

学びは「自分ひとりで」やるものではなく、「誰かとともに」やるものです。

学びは「自分のためだけ」にやるものではなく、「自分と社会のため」にやるものです。

そんな大事なことも、そして、当たり前だと思えるようなことも、日々の生活のなかでは見落とされたり、忘れられたりしてしまいます。だからこそ、私はことあるごとに、この「学習権」の存在を確認するようにしています。

近いうちに、子どもたちとこの「学習権」について共有したいと思います。教師である私たちはもちろん、子どもたち自身が、自分たちの「学習権」について知り、自覚し、所有感をもっていくことが大事だからです。「学習権」を所有していく子どもたちは、きっと、自分と社会にとって大切だと思えることを学び始めていくはずです。そこに伴走できたらと思っています。

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