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雪労働

2020/6/7 24:00就寝

私はバスを降りたところだった。

そこは暗い雪山で、松葉杖をついていた。左足を捻挫して庇っている。

その雪山では作業着とヘルメットをかぶったおじさんたちが仕事をしていて、若者がその仕事を手伝っていた。

おじさんたちは、うんと遠くのリフトに座って雪山を登り下りしているのが見える。もう業務も終了時間のようだ。私は終業時間にそこに着いたので、おじさんたちが遠くにいて安心した。怒られると思ったのだろう。

遅く来たことがバレないように若者の中に紛れ込もうとして、若者が山を登っている列にそれとなく入った。この若者たちは薪を集めているようだ。

薪を集める場所は入り口に大きな門があり、パートのいとのさんが立っていた。いとのさんは私たちの監督をしていて、門に入っていく若者にもう終業時間だから「あと20本ずつ薪を持ってこよう」と励ましている。いとのさんは優しい人なので私が松葉杖なのを見て「小枝でいいから20本集めてこよう」と言ってくれた。

なので地面に落ちてる枝を20本拾った。

するといとのさんが、そこにやってきて枝を拾うのを手伝ってくれた。

また、そこに同い年の男の子がやってきた。格好つけた登場の仕方をして盛大に雪で滑って尻餅をついた。大丈夫か心配して起こそうとした。しかし松葉杖だったので、簡単には手を貸すことができなかった。

今日は起きてメモしたときに「である調」で書いていたのでそのまま投稿します。

2020/6/8 7:00 起床

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