見出し画像

原宿の視線

2020/8/5 1:00 就寝

私は原宿の竹下通りの入り口にいました。

左に並ぶお店は全てライブハウスになっていて、自然とそのうちの一つに足が向いていました。

それぞれのライブハウスは一階がカフェのような作りになっていて、ホストクラブで働いていそうなお兄さんが沢山いました。私はなぜこのようなお店に向かっているのだろうと思いましたが、足は止まることなく店に入っていきました。

入り口には受付があり、そこに立っていた男性に話しかけました。その男性と話していると、だんだんと左の方から視線を感じ始めました。そちらに顔を向けると店の奥にいた男性がずっとこちらを見ていました。初めはなぜ見てるのだろうと思いましたが、だんだんと何も感じなくなりました。

そのお店の一階で私は食事をし、その間もずっと彼に見られていました。しかし私は無感情でした。なぜ見ているのかを考えることすら、面倒くさかったような気もします。

その後、私は急に父の車の中に移動していました。車からは東京タワーと渋谷の街並みが同時に見えます。

私は助手席の背もたれを最大限まで倒して、快適に寝ようとしていました。運転していた父も、座席を倒すのに協力してくれました。

しかしそんな車の中でも、お店にいた男性に見られている気配は消えませんでした。その男性は後部座席に座ってこちらを見ていたのですが、私はそんな視線を無視しながら眠りにつきました。

2020/6/6 8:00 起床


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?