見出し画像

【原稿&トーク音声】2022年1月ゴスペルアワー「謙遜」

父母コンビでお届けしているラジオ「ゴスペルアワー」の「原稿」を、トーク部分の「音声」と共に、ラジオの再放送が終わってから投稿しています。ラジオ内で紹介した歌は、どなたかがアップされているyoutubeから探して埋め込ませていただきます。(youtubeで見つけられなかった場合はご紹介できませんがご了承ください。)

ラジオでゴスペルアワーを聴くことができない方にも、ゴスペル(=福音・良い知らせ・グッドニュース)が届きますように!

下記リンクの、Youtube「ラジオ・ゴスペルアワー」の再生リストで、これまでのトーク音声&音楽を通してお聞きいただくこともできます。

ーーーーーーーーーー

トーク1

父:みなさん、(父母)こんばんは (母)2022年1月のゴスペルアワーの時間です。

父:ゴスペルアワーの「ゴスペル」とは、「福音・良い知らせ・グッドニュース」という意味です。天地万物をつくられた創造主・神様がおられて、私たちを罪から救うため、約2000年前に、神が人となってこの地上にうまれてくださったのが、イエス・キリストです。

 このイエス・キリストが、私たちの罪の身代わりとなって、十字架で死んで、葬られ、三日目によみがえり、復活したことがゴスペル・福音だと聖書は教えています。イエス様を私の罪からの救い主として信じるだけで、罪がゆるされ、神の子とされ、永遠の命が与えられて、神の国、天の御国に入れていただけるということが聖書の中で約束されています。

母:今日は2022年1月、今年、1回目のゴスペルアワーです。

父:今日のゴスペルアワーは「謙遜」というテーマでお届けします。

母:私たちの羽後町の教会では、去年1年間は毎週、「感謝」というテーマで聖書を学びました。今年は「謙遜」というテーマを1年かけて学びたいと思います。

父:「感謝」という言葉は聖書の中に、全部で157回出てきますので、1年間で52回の日曜日の礼拝で、感謝について学ぶことが出来ました。

 しかし、なんと、「謙遜」という言葉は、旧約聖書に4回、新約聖書にも4回で、たった8回しかでてきません。「へりくだる」という言葉は、聖書全体でも31回しかでてきません。

母:「謙遜」と「へりくだる」ということば合わせても、39回にしかなりませんが、1年間52回の日曜日大丈夫ですか?

父:はい、なんとか謙遜に・謙虚にがんばりたいと思います。

母:ちなみに「謙虚」という言葉は、私たちの教会で使っている新改訳2017では、1回だけしか使われていないそうですよ。

父:あらら、そうですか・・・それでは、私たちの教会の2022年の年間目標の聖書のことばを最初に紹介したいと思います。

母:旧約聖書 ミカ書6:8です。

父:主はあなたに告げられた。人よ、何が良いことなのか、【主】があなたに何を求めておられるのかを。それは、ただ公正を行い、誠実を愛し、へりくだって、あなたの神とともに歩むことではないか。

母:ミカさんと言っても、ミカさんは女性ではなく、男性です。正式な名前はミカヤというそうですが、「ミカ」という名前は、「だれが主のようであろうか」(主のような方は他に誰もいない)という意味です。

父:それでは、今日の最初の賛美をお届けします。

「感謝と喜びを」という賛美をお届けします。

母:それでは、どうぞお聞きください。

※ゴスペルアワーで紹介した歌をyoutubeから探して貼り付けています

ーーーーーーーーーー

トーク2

父:「感謝と喜びを」という賛美をお届けしました。

母:今日のゴスペルアワーは「謙遜」というテーマでお届けしています。

父:この預言者ミカさんは、先月クリスマスの時にメシヤ・救い主イエスキリストが生まれることを予言したあのイザヤさんと大体同じ時期に活躍した預言者です。

母:ということはイエス様が生まれる約700年前、今から約2700年も前に活躍していた預言者だ、ということですね。

父:はい、しかも、「救い主は、ベツレヘムという町で生まれる」と旧約聖書の中で預言した預言者は、実は、このミカさんです。

母:そのミカさんが人々に一番大切なこととして伝えたかった言葉が、さきほど紹介しました、ミカ6:8の聖書のことばです。

父:神様があなたに何を求めておられるのか。それは、ただ公正を行い、誠実を愛し、へりくだって、あなたの神とともに歩むことではないか。と教えられています。

母:第一に公正を行い、第二に誠実を愛し、第三にへりくだって、神とともに歩むということですね。

父:はい、「公正を行い」という言葉は、他の翻訳の聖書では、「公義、正義、義、公平」という言葉で翻訳されています。

神様のことばである聖書の基準、神様の正義という基準に従って生きるということです。自分勝手な、自己中心的な生き方をするのではなく、神様は何を喜ばれるか、神様のみこころを求めて生きることが第一に求められています。

母:第二番目は、誠実を愛することですが、リビングバイブルという聖書では、

えこひいきせず、公平で、あわれみ深くあることと、翻訳されています。

父:この「誠実」という言葉は、決して「見放さない、見捨てない、見限らない、神様の真実な愛、めぐみ、あわれみの愛」で愛することです。

母:えこひいきをしないで、公平に、誠実な真実な愛で生きることが出来たら素晴らしいとは思いますが、現実の私たちは、自分勝手で、自己中心で、変わりやすい愛しか持っていませんので、自分の努力、頑張りでそのように生きるというのは可能でしょうか・・・

父:はい、そこで第三番目の へりくだって神と共に歩む ことが必要になるんですね。

母:逆に言えば、神様の前に「へりくだる」ことのできる人は 公平を行い、誠実を愛して生きることができるという約束でもあるんですね。

父:はい、それでは、ここで、今日の2曲目の讃美をおとどけします。

  「土の器」という賛美をおとどけします。 

母:それではお聞きください。

※ゴスペルアワーで紹介した歌をyoutubeから探して貼り付けています

ーーーーーーーーーー

トーク3

父:「土の器」という賛美をおとどけしました。

母:今日のゴスペルアワーは「謙遜」というテーマでお届けしています。

父:謙遜にへりくだって神とともに歩む、生きるとはどういうことでしょうか?

  自己卑下することは謙遜・へりくだることではありません。

  謙遜というのは、自分を低くすることではなく、相手を高くすることです。

  自己卑下する人は、人から褒められると、「いやいや、私は大したことは

  ありませんよ」と言いますが、謙遜な人は、人から褒められると、

  「ありがとうございます。〇〇さんのおかげです。」と他の人を高めます。

母:聖書の言葉 新約聖書ピリピ 2:3 何事も利己的な思いや虚栄からするのではなく、へりくだって、互いに人を自分よりすぐれた者と思いなさい。

父:へりくだって、互いに人を自分よりすぐれた者と思うということが本当の謙遜なんですね。

母:神様の目には高価で尊い存在として、神様に愛されていることを私たちは

  知っていますので、必要以上に自分を自己卑下することはありません。

父:かけだらけの私たちを愛して、ともに歩んでくださる神様がいてくださいます。

  自分が神様に造られ、神様の愛と守りと導きが必要な存在であることを自覚することが遜ることです。

母:謙遜の反対は「高慢」です。高慢とは、自分が神であるかのように振る舞うことです。自分の力を誇り、神など必要ないと考えるのです。

ですから、人は、高慢になると、神と共に歩めなくなるのですね。

父:CSルイスという人が謙遜についてこんな説明をしています。謙遜とは、自分自身をより小さい存在だと思うことではない。自分自身についてより少ししか考えないことである。英語では、Think little ではなく、 Think less なのです。

母:自分、自分、自分といつも自分のことしか考えない人は、謙遜な人では

  ありません。いつも神様と他の人のことを考えている人は謙遜な人です。

  

父:自分のことよりも、いつも神様のこと、他の人のことを考える人が謙遜な人なんですね。

母:それでは今日の3曲目の歌をお届けします。

  「主を仰ぎ見て」という歌です。

父: 主を仰ぎ見て、力を得よ 主は我が力、我が盾

主を仰ぎ見て、光を得よ  主が全てを成し遂げられる

私に迫るどんな山も超える力与えてください

私が恐れずただ主を信じ、進むことができるように

それではお聞きください。

※ゴスペルアワーで紹介した歌をyoutubeから探して貼り付けています

ーーーーーーーーーー

トーク4

父:「主を仰ぎ見て」という賛美をお届けしました。

母:今日のゴスペルアワーは「謙遜」というテーマでお届けしました。

父:それでは、今年最初のジョークをお届けしたいと思います。

  仏教やカトリックでは「沈黙の行」という修行があるそうですが、ある人3人が  

  1週間の沈黙の行を始めたそうです。

母:3日目になった時、一人が「やっと三日目になった」と言ったそうです。

  すると隣にいた人が、「あ、おまえ、今しゃべったぞぉ」と言ってしまい、

  二人とも失格してしまったそうです。

父:すると最後の一人が、「あいつらは駄目だな、最後まで残ったのはおれひとりだけだ。」と言って、自慢したそうです。

母:3人とも失格してしまいましたね。

父:謙遜も同じ失敗をしやすいので注意が必要です。

 「神様、感謝します。私は最近謙遜になってきました」と言った瞬間、

謙遜ではなく、高慢になっていますので、注意が必要です。

母:新しい年、教会に一度も行かれたことのない方は、ぜひ、今年、いや今月、

いや次の日曜日、お近くの教会にぜひ行ってみてください。

父:日曜日の朝10時半から、普段着のままで、手ぶらで、お気軽においでください。

母:それでは最後に、ゴスペルアワーのテーマソング、

  「きみは愛されるために生まれた」を聞きながらお別れしたいと思います。

父:あなたも愛されていることを忘れないでください。

  今夜もゴスペルアワーを聞いて下さりありがとうございました。

父:それでは  母:この次は  父:来月(2)月にまた  

母:お耳に  父母:かかりましょう。

※ゴスペルアワーで紹介した歌をyoutubeから探して貼り付けています

【ゴスペルアワーfacebookページ】

◆本放送:第1金曜日 19時~

◆再放送:翌週金曜日 19時~

★秋田県南の「FMゆーとぴあ」の放送を、パソコンやスマホで全国から、ゴスペルアワーの放送時間にお聞きいただけます。

【聴く方法】

 ■スマホの場合、

 アプリインストール後「選曲」を押し、画面の下の方を見ていき「FMゆーとぴあ」を探して押したあと、再生ボタン▶を押してください。

 ■パソコンの場合、下記サイトの左上の再生ボタン▶を押してください。

【ゴスペルアワーfacebookページ】