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【原稿&トーク音声】2023年9月 「信仰のステップアップ」

父母コンビでお届けしているラジオ「ゴスペルアワー」の「原稿」を、トーク部分の「音声」と共に、ラジオの再放送が終わってから投稿しています。ラジオ内で紹介した歌は、どなたかがアップされているyoutubeから探して埋め込ませていただきます。(youtubeで見つけられなかった場合はご紹介できませんがご了承ください。)
ラジオでゴスペルアワーを聴くことができない方にも、ゴスペル(=福音・良い知らせ・グッドニュース)が届きますように!

下記リンクの、Youtube「ラジオ・ゴスペルアワー」の再生リストで、これまでのトーク音声&音楽を通してお聞きいただくこともできます。

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トーク1


父:みなさん、(父母)こんばんは (母)2023年9月のゴスペルアワーの時間です。
父:ゴスペルアワーの「ゴスペル」とは、「福音・良い知らせ・グッドニュース」という意味です。天地万物をつくられた創造主・神様がおられて、私たちを罪から救うため、約2000年前に、神が人となってこの地上にうまれてくださったのが、イエス・キリストです。

母:このイエス・キリストが、私たちの罪の身代わりとなって、十字架で死んで、葬られ、三日目によみがえり、復活したことがゴスペル・福音だと聖書は教えています。

父:イエス様を私の罪からの救い主として信じるだけで、罪がゆるされ、神の子とされ、永遠の命が与えられて、神の国、天の御国に入れていただけるということが聖書の中で約束されています。

母: 2023年9月、今年、9回目のゴスペルアワーです。

父: はい、今日のゴスペルアワーは、「信仰のステップアップ」というテーマでお届けしたいと思います。

母:ほとんどの人が今はスマホを持っていますので、ステップアップというよりも、バージョンアップ・アップデートという言葉の方が、なじみがあると思います。

父:パソコンだとアップグレードという言葉もありますね。

母:パワーアップという言葉もありますね。

父:いずれにしましても、今日は神様を信頼する「信仰のアップデート・信仰のステップアップ」について聖書からご紹介したいと思います。

母:新約聖書のヨハネの福音書の4章に、カペナウムという町で、王様の役人をしていた男性がイエス様によって信仰のステップアップをしていただいた記事があります。
最初にその聖書の場面をリビングバイブルという翻訳で紹介したいと思います。

父:(ヨハネ4:46)さて、カペナウムの町に、重病の息子をかかえた政府の役人がいました。 47イエスがユダヤを出てガリラヤを旅行中だということをうわさで聞き、役人はカナまでやって来ました。そしてイエスにお会いすると、「息子が今にも死にそうです。どうぞカペナウムへおいでになって、治してやってください」と熱心に頼みました。

母:今にも死にそうな重病の息子をかかえた政府の役人・当時その地域を支配していたヘロデ王様の役人であったお父さんが、片道30Km以上離れたカペナウムからカナという町へイエス様に会いに行きました。
父:今の時代ならば、30Kmは自動車で1時間たらずで行ける距離ですが、当時は歩くしかありませんから、8時間近く、日中まるまる1日歩いてイエス様に会いに行きました。

母:カペナウムが海抜マイナス200mで、イエス様がおられたカナという町は、海抜400m程度の山でしたから、標高差が600mの登り坂を8時間かけてイエス様に会いに行ったんですね。

父:イエス様に会ったお父さんは、「息子が今にも死にそうです。どうぞカペナウムへおいでになって、治してやってください」と熱心に頼みました。

母:するとイエス様は言われました。「わたしがもっと多くの奇跡を行わなければ、信じようとしないのですか。」
父:お父さんは言いました。「先生。お願いです。子どもが死なないうちにおいでください。」

母:聖書の別の箇所で、ヤイロという人の娘が病気で死にそうな時には、イエス様はヤイロに家に行くことをすぐに受け入れてくれましたが、今回は、イエス様はお父さんの必死の頼みを聞いてくれませんでした。

父:なぜ、イエス様はこのお父さんの必死の頼み・願いをすぐには、聞いてくださらなかったのでしょうか? その理由を考えながら、今日の最初の歌を聞いて下さい。

母:小坂忠さんの「生ける水の川」という歌です。小坂忠さんは、自分の娘が大やけどをする事故を通して信仰に導かれました。

父:苦しい時の神頼みから始まった小坂忠さんでしたが、その後、神様を賛美する新しい歌をたくさん作って、神様に用いられました。

母:それでは、小坂忠さんの「生ける水の川」をお聞きください。
※ゴスペルアワーで紹介した歌をyoutubeから探して貼り付けています

トーク2


父:「生ける水の川」という歌をお届けしました。

母:今日のゴスペルアワーは「信仰のステップアップ」というテーマでお届けしています。

父:今にも死にそうな息子を救ってくださいと必死に頼むお父さんの願いをイエス様はすぐには聞いて下さいませんでした。

母:このお父さんは、「イエス様ならば私の息子を直して、救ってくださる」と信じていました。
父:しかしイエス様はこのお父さんの信仰の問題点に気づかせようとされました。信仰のステップアップが必要だったんですね。

母:イエス様は言われました。「わたしがもっと多くの奇跡を行わなければ、信じようとしないのですか。」

父:新改訳聖書2017では「あなたがたは、しるしと不思議(奇跡)を見ないかぎり、決して信じません。」と翻訳されています。
 このお父さんの信仰の問題点は、「見ない限り信じない」見たら信じる、もっとわかりやすく言えば、「自分の願った通りになったら信じる信仰」だったのです。

母:ですからイエス様は続けて言われました。
(4:50)「さあ、家にお帰りなさい。お子さんは治りました。」

父:お父さんは、びっくりしたと思います。「え、私の家に来てくれるんじゃないんですか?
  お父さんの考えでは、イエス様が自分の家まで来てくれて、息子に手を置いて、祈るとかしてくれて、病気を治してくれるものとばかり期待していました。

母:「さあ、家にお帰りなさい。お子さんは直りました。もう直っていますよ」とイエス様に言われたこのお父さんはどうしたと思いますか?

父:聖書には、次の様に書いてあります。「役人は、イエスのことばを信じ、家へ急ぎました。 51途中、召使たちが迎えに来て、「ご子息は、すっかりよくなりました」と知らせました。 52「えっ、いつからだ。」「昨日の午後一時ごろでしょうか、急に熱が下がりました。」 53それはイエスが、「お子さんは治りました」と言われた時刻とぴったり一致していました。このことがあって、役人と彼の家の者全員が、イエスをメシヤと信じました。

母:このお父さんは、イエス様のことばを信じました。自分の願った通りになることを求める信仰ではなく、イエス様のことばをそのまま信じ、信頼し、従う信仰へのステップアップをしていただいたんですね。

父:それでは、今日の2曲目の賛美をおとどけしましょう。
「主の癒し受け取ろう」という賛美です。

母:イエス様を信じたら、病気が治る、商売繁盛する、家内安全、大学に合格して、全部自分の願った通りになるということではありません。

父:新約聖書の第一ペテロ 2:24。 キリストは、私たちの罪をその身に負って、十字架上で死んでくださいました。そのおかげで、私たちは罪から離れ、正しい生活を始めることができたのです。キリストが傷つくことによって、私たちの傷はいやされました。

母:キリストが十字架で傷つき、十字架で流されたイエス様の血潮によって、私たちの罪は赦され、私たちの傷はいやされたと聖書は教えています。

父:それでは「主の癒し受け取ろう」という賛美を、どうぞお聞きください。

※ゴスペルアワーで紹介した歌をyoutubeから探して貼り付けています

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トーク3


父:「主の癒し受け取ろう」という賛美をおとどけしました。

母:今日のゴスペルアワーは「信仰のステップアップ」というテーマでお届けしています。

父: 自分の願う通り思う通りになることを求める信仰は、長続きしません。
  現実の生活の中で、必ず自分の願っていなう状況になります。自分にとっては願っていない悪い状況になってしまったら、このお父さんの信仰は長続きしません。

母:私たちの願った通り、思った通りではなく、神様の願った通りに、神様の言われる通りを素直に信じ、信頼し、受け入れ、従う信仰をこのお父さんは学びました。

父:役人は、イエスのことばを信じ、家へ急ぎました。 51途中、召使たちが迎えに来て、「ご子息は、すっかりよくなりました」と知らせました。 52「えっ、いつからだ。」「昨日の午後一時ごろでしょうか、急に熱が下がりました。」 53それはイエスが、「お子さんは治りました」と言われた時刻とぴったり一致していました。このことがあって、役人と彼の家の者全員が、イエスをメシヤ(救い主)として信じました。

母:前にも紹介したことがあるかもしれませんが、クリスチャンの小説家・三浦綾子さんが大病をした時に新興宗教の人が来られて、私たちの信仰を信じたら、何でも自分の願いがかないますよ」と言われて、三浦綾子さんは「自分の願った通りになる信仰ではなく、神様の願っておられる通りに生きる信仰が正しい信仰だと言われました。

父:わたしが小さい頃、クリスチャンになる前に、だれに教えられたのか覚えていませんが、何か2つの中から1つを選ぶ時に、「どれにしようかな、かみさまの言う通り」という選び方をしていました。自分の選びたいものが決まっていて、それに当たるまで言葉を加えることがありました。

母:神様を信じるというよりも、自分の願いをかなえてもらうために、神様を利用しているだけの信仰ではなく、また自分の願いの通りにならなかったとしても、イエス様のことばを信じて、委ねて生きることが大切なんですね。

父:イエスキリストは私たちのために十字架で身代わりとなって死んでくださったほどに私たちを愛して下さっています。私たちにいやし、いのち、永遠のいのちを与えて下さるイエス様をぜひ、みなさんにも信じていただきたいと思います。

母:はい、それでは今日の3曲目の賛美は「あなたの祈り」という賛美をお届けします。

父:いつかの誰かの祈りが私に届いているようにあなたの小さな祈りが美しい主の計画を担ってる。時が良くても悪くてもみことばの種をまこうけっして揺るがない良い知らせ

どうぞお聞きください。

※ゴスペルアワーで紹介した歌をyoutubeから探して貼り付けています

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トーク4


父:「あなたの祈り」という賛美をお届けしました。

母:今日のゴスペルアワーは「信仰のステップアップ」というテーマでお届けしました。

父:私たちがイエス様を信じるということは
①神様を自分の都合の良いお手伝いさんとして使うことではありません。
②イエス様のことばを信じ従う信仰は、私たちの願った通りにならなかったとしても
神様が最善以下のことは決してなさらない愛の神様として信頼して・委ねて生きることです。

母:今日紹介した役人のお父さんには、王様に仕えるという高い地位、身分・才能があり、経済的な力、経済力、能力、権力があったと思います。しかし、自分の愛する息子の死の病に対して何もできませんでした。

父:イエスキリストは死に勝利し、私たちの死を解決し、永遠のいのちを与えて下さる救い主です。

母:神様は私たちひとりひとりに声をかけておられます。
聖書のことば「わたしの目にはあなたは高価で尊い。私はあなたを愛している。」

父:私たちをいのちがけで、十字架でいのちを捨てるほどに私たちを愛して下さっているイエスキリストのことばを、聖書のことばをみなさんも、聞いてみませんか。

母:教会に一度も行かれたことのない方は、ぜひ、今月、いや次の日曜日、お近くの教会に行ってみてください。日曜日の朝10時半から、普段着のままで、手ぶらで、お気軽においでください。

父:それでは最後に、ゴスペルアワーのテーマソング 「きみは愛されるために生まれた」を聞きながらお別れしたいと思います。あなたも愛されていることを忘れないでください。 今夜もゴスペルアワーを聞いて下さりありがとうございました。
・・・それでは  母:この次は  父:来月10月にまた  
母:お耳に  父母:かかりましょう。

※ゴスペルアワーで紹介した歌をyoutubeから探して貼り付けています

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◆本放送:第1金曜日 19時~
◆再放送:翌週金曜日 19時~
★秋田県南の「FMゆーとぴあ」の放送を、パソコンやスマホで全国から、ゴスペルアワーの放送時間にお聞きいただけます。

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