見出し画像

【原稿&トーク音声】2023年5月 「美人はいない」

父母コンビでお届けしているラジオ「ゴスペルアワー」の「原稿」を、トーク部分の「音声」と共に、ラジオの再放送が終わってから投稿しています。ラジオ内で紹介した歌は、どなたかがアップされているyoutubeから探して埋め込ませていただきます。(youtubeで見つけられなかった場合はご紹介できませんがご了承ください。)
ラジオでゴスペルアワーを聴くことができない方にも、ゴスペル(=福音・良い知らせ・グッドニュース)が届きますように!

下記リンクの、Youtube「ラジオ・ゴスペルアワー」の再生リストで、これまでのトーク音声&音楽を通してお聞きいただくこともできます。

ーーーーーーーーーー
トーク1

父:みなさん、(父母)こんばんは (母)2023年5月のゴスペルアワーの時間です。

父:ゴスペルアワーの「ゴスペル」とは、「福音・良い知らせ・グッドニュース」という意味です。天地万物をつくられた創造主・神様がおられて、私たちを罪から救うため、約2000年前に、神が人となってこの地上にうまれてくださったのが、イエス・キリストです。

母:このイエス・キリストが、私たちの罪の身代わりとなって、十字架で死んで、葬られ、三日目によみがえり、復活したことがゴスペル・福音だと聖書は教えています。
父:イエス様を私の罪からの救い主として信じるだけで、罪がゆるされ、神の子とされ、永遠の命が与えられて、神の国、天の御国に入れていただけるということが聖書の中で約束されています。

母: 2023年5月、今年、5回目のゴスペルアワーです。
父:はい、今日のゴスペルアワーは、「美人はいない」というテーマでお届けしたいと思います。

母:それでは最初に、今日のテーマの「美人はいない」という面白いお話から紹介します。
父:若い宣教師がアメリカから日本にやって来ました。日本語の勉強を終えたばかりで、教会で初めて、日本語で聖書のお話をすることになりました。
 新約聖書ローマ人への手紙3:10きよい神様の目から見ると、神様の前に正しい「義人は一人もいない。」という聖書箇所から、お話をする予定でした。

母:教会の午前中の婦人の集会でのお話でした。沢山の婦人を目の前にして、緊張しながら、若い宣教師は大きな声で言いました。
父:「美人はいない。ひとりもいない。」

母:正しい人・義人と 美しい人・美人を間違えちゃいました。
父:宣教師はどうしてご婦人方が、自分を厳しい目でにらんでいるのか理由がさっぱりわかりません。・・・宣教師は駄目押しでもう一度言いました。「いいですか、みなさん。美人はいない。ひとりもいないのです。」

母:はい、ジョークはここまでですが、しかし、聖書には、はっきりと「義人はいない。ひとりもいない」と書いてあります。
父:人前ではお化粧して、いくら外側のお化粧をしても、私たちの心の中を全部見ることが出来る眼鏡があったとしたら、どうでしょう?

母:あーら、あの人は、あんな人だったのねぇ がっかりだわぁと思うのではないでしょうか?
父:自分の本当の姿を知ったとしても、どれだけの人が自分の友達でい続けてくれるでしょうか?

母:更に聖書は続けて言います。
父:新約聖書ローマ書3:11 神を求める者はいない。日本では正月に沢山の人が神社に初詣します。1位、明治神宮318万 2位、成田山新勝寺311万 3位、川崎大師 308万4位、東京浅草寺293万 5位、京都伏見稲荷大社250万 ベスト5だけの合計でも、1480万人以上の人が初詣に参拝します。

母:しかし、初詣に行かれる方の中で、「神を求めて行く人は何人いるでしょうか」
父:ほとんどの人は神様を求めるのではなく、商売繁盛・家内安全・大学合格・就職・結婚などの「ご利益を求めて」行くのではないでしょうか? どんな神様が祭ってあるのかさえも知らない人が多いのではないでしょうか?

母:金毘羅神社の金毘羅はインドのガンジス川にすむ「わに」を神格化した仏教の守護神だそうです。
父:聖書は天地万物を造られた神様、私たちを愛し、私たちがどんなに身勝手で、自己中で、わがままだったとしても、決して見放さず、私たちの友となってくださる愛なる神様です。

母:それでは今日の一曲目の賛美は、「主イエス神の愛」をお届けします。
父:どうぞお聞きください。

※ゴスペルアワーで紹介した歌をyoutubeから探して貼り付けています


トーク2

父:主イエス神の愛という歌をお届けしました。

母:今日のゴスペルアワーは「美人はいない」というテーマでお届けしています。
父:聖書は、「美人」ではなく、「義人はいない」と教えています。
旧約聖書には、「人はうわべを見るが、主は(神様は)心を見る」という言葉があります。
神様は私たちのありのままの心を知った上でも、なおかつ、「私の目にはあなたは高価で尊い、わたしはあなたを愛している」と言ってくださいます。

母:聖書の神様がどんな神様か、ぜひみなさんも神様を求めてみてはいかがでしょうか?
父:ちなみに、キリスト教はご利益宗教ではありませんが、しかし、イエス様を救い主として信じると3つの大きなご利益があることもついでに、おまけに紹介しましょう。

母:キリスト教のご利益は3つ 過去・現在・未来の3つあります。
父:第一に、過去・過去の罪が赦され、平安が与えられます。
第二に、現在・現在の生きる目的・意味と生きる力が与えられます。
そして第三、未来・将来、神の国、天の御国に入れていただける希望が与えられます。

母:この3つのご利益を得るために、私たちが何か、難行苦行、苦労して、頑張って手にいれるのではありません。
父:私たちが何かするのではなく、イエスキリストが必要なことをすべて十字架の上でしてくださいました。

母:イエス様は十字架の上で「完了した」と言われました。
父:これは商売上の言葉で、借金はすべて完済した。という意味です。
私たちが支払いきれない大きな罪の借金をイエスキリストが尊い命の代価を払ってくださった、私たちの借金は・罪は赦される十字架の救いの道が完成しました。

母:それでは、今日の2曲目の賛美は「ありのままに」という賛美をおとどけします。
父:それではどうぞお聞きください。

※ゴスペルアワーで紹介した歌をyoutubeから探して貼り付けています

ーーーーーーーーーー

トーク3

父:「ありのままに」という歌をおとどけしました。

母:今日のゴスペルアワーは「美人はいない」というテーマでお届けしています。
父:新約聖書ローマ人への手紙3章10から12節には次のように書いてあります。「義人はいない。一人もいない。神を求める者はいない。善を行う者はいない。だれ一人いない。」

母:神様の前に正しい人・義人はいない。神様を求める人はいない・三番目は、「善を行う者はいない。だれ一人いない」とありますね。
父:はい、「善を行う人はいない。ひとりもいない」と言われると、いや、自分は一日一善、毎日必ず良いことを行うようにしてる、という方もおられるかもしれません。

母:しかし、「善を行う人」という意味は、「習慣的に、常に、善を行い続ける人はいない」という意味の言葉です。
父:リビングバイブルという聖書では次のように翻訳されています。
「すべての人が道を踏みはずし、みな、まちがった方向に進んで行った。正しいことをずっと行ってきた人はどこにもいない。一人もいない。」

母:アメリカの初代大統領のジョージワシントンは、子供の頃はかなり乱暴な子供でした。とんでもないいたずらが多く、父親は大変困っていました。
父:あまりにもいろいろな悪さをするので、ある日、台所の大きな柱の所にワシントンを呼び、こう話しました。「これから悪いことをしたら、この柱に太い釘を打ち込むことにする。
良いことをしたら、釘を1本抜くことにしよう。」

母:しかし、なかなかワシントンの乱暴やいたずらは、簡単にやみませんでした。何度も何度も同じあやまちを繰り返して、柱は釘だらけになってしまいました。
父:年月がたち、ようやく落ち着いて自分の行動を振り返ることができ、良い行いをしたり人を助けたり、優しい心で行動することができるようになってきました。とうとう最後の釘を抜くときがきたとき、父親はワシントンを呼んで、「お前は本当にいい子になった。ごらん、釘は1本もなくなった。」と、言いました。

母:「この柱に釘は1本もなくなった。だが、見てごらん。この釘の穴は直すことができない。神様でなければ、この釘の穴を元通りにすることはできないんだよ。」
父:「釘が打たれた後の穴は、そのまま残るんだ。いくらあやまっても、いくら良いことを重ねても、一度傷つけた心の傷は消えない。だから、決して人を傷つけてはいけないんだ。」と、言いました。

母:私たちは不注意な言葉で人を傷つけたり、傷つけられたりしてきたのはないでしょうか?
父:人を傷つけるのではなく、相手を赦せる心の優しい人になりたいものですね。

母:はい、それでは今日の3曲目の歌は「土の器」という歌をお届けします。
父: どうぞお聞きください。

※ゴスペルアワーで紹介した歌をyoutubeから探して貼り付けています

ーーーーーーーーーー

トーク4

父:「土の器」という歌をお届けしました。

母:今日のゴスペルアワーは「美人はいない」というテーマでお届けしました。
父:「美人」とは関係ありませんが、今日は最後にジョークではなく、お母さんの高校時代の思い出を紹介したいと思います。
  
母:はい、私が高校生の時、知人が三浦綾子さんの「道ありき」という本を友達にプレゼントしようと本屋さんで探していたので、後日私も同じ本を買って読みました。その続編の「この土の器をも」という本の中で、綾子さんがご主人の背広をクリーニングに出したところ、店の若い人がその背広を持ち逃げしてしまい、綾子さんはカンカンに怒ったけれど、ご主人の光世さんは「聖書にはゆるしなさいと書いてあるだろ、ゆるすということは人が過ちを犯した時にしかできないのだよ」と綾子さんを諭したのです。
 自分の大切なものを取り返しのつかないことにされたら、簡単にゆるせるだろうか・・・? そう思って、「ゆるしなさいと書いてある聖書を読んでみたいと思いました」

父:はい、長いお話ありがとうございました。
聖書のことば「わたしの目にはあなたは高価で尊い。私はあなたを愛している。」教会に一度も行かれたことのない方は、ぜひ、今月、いや次の日曜日、お近くの教会に行ってみてください。日曜日の朝10時半から、普段着のままで、手ぶらで、お気軽においでください。

母:それでは最後に、ゴスペルアワーのテーマソング 「きみは愛されるために生まれた」を聞きながらお別れしたいと思います。

父:あなたも愛されていることを忘れないでください。 今夜もゴスペルアワーを聞いて下さりありがとうございました。
・・・それでは  母:この次は  父:来月6月にまた  
母:お耳に  父母:かかりましょう。

※ゴスペルアワーで紹介した歌をyoutubeから探して貼り付けています

【ゴスペルアワーfacebookページ】

◆本放送:第1金曜日 19時~
◆再放送:翌週金曜日 19時~
★秋田県南の「FMゆーとぴあ」の放送を、パソコンやスマホで全国から、ゴスペルアワーの放送時間にお聞きいただけます。

【聴く方法】

 ■スマホの場合、

 

 アプリインストール後「選曲」を押し、画面の下の方を見ていき「FMゆーとぴあ」を探して押したあと、再生ボタン▶を押してください。

 ■パソコンの場合、下記サイトの左上の再生ボタン▶を押してください。


【ゴスペルアワーfacebookページ】