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【原稿&トーク音声】2022年2月ゴスペルアワー「謙遜その2」

父母コンビでお届けしているラジオ「ゴスペルアワー」の「原稿」を、トーク部分の「音声」と共に、ラジオの再放送が終わってから投稿しています。ラジオ内で紹介した歌は、どなたかがアップされているyoutubeから探して埋め込ませていただきます。(youtubeで見つけられなかった場合はご紹介できませんがご了承ください。)

ラジオでゴスペルアワーを聴くことができない方にも、ゴスペル(=福音・良い知らせ・グッドニュース)が届きますように!

下記リンクの、Youtube「ラジオ・ゴスペルアワー」の再生リストで、これまでのトーク音声&音楽を通してお聞きいただくこともできます。

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トーク1

父:みなさん、(父母)こんばんは (母)2022年2月のゴスペルアワーの時間です。

父:ゴスペルアワーの「ゴスペル」とは、「福音・良い知らせ・グッドニュース」という意味です。天地万物をつくられた創造主・神様がおられて、私たちを罪から救うため、約2000年前に、神が人となってこの地上にうまれてくださったのが、イエス・キリストです。

 このイエス・キリストが、私たちの罪の身代わりとなって、十字架で死んで、葬られ、三日目によみがえり、復活したことがゴスペル・福音だと聖書は教えています。イエス様を私の罪からの救い主として信じるだけで、罪がゆるされ、神の子とされ、永遠の命が与えられて、神の国、天の御国に入れていただけるということが聖書の中で約束されています。

母: 2022年2月、今年、2回目のゴスペルアワーです。

父:今日のゴスペルアワーは「謙遜その2」というテーマでお届けします。

母: 前回に続いて「謙遜」というテーマなんですね。

父:はい、今日も聖書の中から「謙遜」という言葉についてお話したいと思います。

  それでは最初に聖書クイズです。聖書の中で、「地上のだれにもまさって非常に謙遜であった。」と紹介されている人物はだれでしょうか?

母:新改訳2017では、「地の上のだれにもまさって柔和であった。」と

翻訳されています。

父:はい、答えはモーセの十戒で有名なあの「モーセ」さんです。

  

母:モーセさんは、当時100万人以上の人々をエジプトから導いたリーダーでした。

父:しかし、なんとモーセのお姉さんミリヤムとお兄さんアロンが、人々の前で、また神様に対して、モーセについて非難・攻撃をしました。

母:モーセの奥さんはユダヤ人ではなく、外国人だという非難から始まって、

 なぜモーセばかりが人々の前に立つリーダーとして用いられるのか、とモーセに対して、不平・不満が爆発しました。

父:他の人から自分が悪く言われ、批判され、非難された場合、みなさんだったらどんな対応をしますか?

母: 地上のだれよりも謙遜・柔和だったと紹介されているモーセはどのような対応をしたと思いますか?

父:人からの非難・批判の言葉に対して、モーセは自分では何も対応しませんでした。

  自分で言い訳したり、弁解したりせずに、すべてをご存知の神様に委ねました。

  

母:モーセさんは、何があっても神様を信頼していたんですね。

父:そして、神様がモーセを弁護してくださいました。そしてモーセを悪く非難したお姉さんのミリアムは重い皮膚病になってしまいました。

母:するとモーセは自分を非難したミリアムのために、その病気が癒されるように祈ってあげました。 

父:私だったら、自分を悪く非難した人に対して、「あんなやつ知るもんか」と思って、その人を赦す心を持てないかもしれません。ましてや、その人のために祈るということはできないかもしれません。

母:モーセは、人から非難されても、自己弁護、弁解しないで神様に信頼し、神様に委ねることのできる柔和な謙遜な人で、なおかつ、相手を赦して、相手のために祈ってあげられる謙遜なひとでした。

父:私たちもモーセのように謙遜で、柔和な人になりたいものですね。

母:それでは、今日の最初の賛美をお届けします。

「主イエスの十字架の血で」という賛美をお届けします。

父:それでは、どうぞお聞きください。

※ゴスペルアワーで紹介した歌をyoutubeから探して貼り付けています

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トーク2

父:「主イエスの十字架の血で」という賛美をお届けしました。

母:今日のゴスペルアワーは「謙遜その2」というテーマでお届けしています。

父:今日は謙遜についての聖書の言葉を1つ紹介したいと思います。

旧約聖書 箴言の18:12の聖書のことばです。

「人の心の高慢は破滅に先立ち、謙遜は栄誉に先立つ。」

母:「人の心の高慢は破滅に先立ち、謙遜は栄誉に先立つ。」この聖書のことばは、

42年前に私たちが結婚してから初めて奉仕させていただいた横手の教会の玄関に飾られていた聖書のことばでしたよね。

父:神学校を卒業する時に、「牧師には、お金、女性、高慢という3つの落とし穴があるので、気を付けなさい」と教えられました。横手の教会の玄関を出入りする度に、「高慢には気を付けなさい、謙遜に仕えなさい」と繰り返し心に覚えたことばでした。

母:聖書の中には高慢の落とし穴に落ちた王様が紹介されています。

父:旧約ダニエル書5章に出て来るベルシャツァル王様ですね。

  お父さんのネブカドネザル王様が高慢のために大失敗をしたのを自分の目で見ていたにも関わらず息子のベルシャツァルも王様になった時に、自分も同じ高慢になる失敗をしていましました。

母:リビングバイブルという聖書でお読みしたいと思います。

いと高き神様は、先王(先の王)ネブカデネザルに、偉大な王国と、それにふさわしい威厳と光栄とをお与えになりました。 

父:その威厳はたいへんなもので、世界の国々はみな恐れのあまり、王の前に震えおののいたものです。 気に入らない者は殺し、気に入る者は生かす、というように、気の向くままに人を用いたり、捨てたりなさいました。 

母:こうして、王の心がおごり高ぶった時、神様は王をその位から退け、栄光を奪っておしまいになったのです。 

父:その後継者である王よ。 陛下は、そのことをみな知っていながら、へりくだることをなさいませんでした。 ・・・そしてベルシャツァルはその晩暗殺されてしまいました。

母:「人の心の高慢は破滅に先立つ」と聖書は警告しています。

父:リビングバイブルでは、「高慢になると身を滅ぼす」と警告されています。

母:はい、それでは、ここで、今日の2曲目の讃美をおとどけします。

  「主に罪を赦され」という賛美をおとどけします。 

父:それではお聞きください。

※ゴスペルアワーで紹介した歌をyoutubeから探して貼り付けています

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トーク3

父:「主に罪を赦され」という賛美をおとどけしました。

母:今日のゴスペルアワーは「謙遜その2」というテーマでお届けしています。

父:謙遜とは、自分を低くすることではなく、相手を高くすること

  謙遜とは、自分を小さく考えることではなく、自分のことをより考えないこと

  というお話を前回紹介しました。

母:今日はもう一つ謙遜についての文章を追加して心に留めたいと思ます。

父:謙遜とは、あなたをありのままの自分よりも小さく感じさせるのではなく、相手がどんな人であれ、愛することを可能にさせるべきものです。

謙遜とは、自分とは異なる立場や地位や身分の人に対して示される愛の表れです。

母:紀元400年頃に生きていた中世の最大の神学者と言われるアウグスティヌスは、弟子から「キリスト教の徳目で一番重要なものは何ですか」と尋ねられて、「それは謙遜です」と答えました。

父:更に、「では二番目は何でしょうか」と問われて、「二番目も謙遜です」と言い、「一にも二にも三にも、重要なのは謙遜です」と教えました。

母:私たちも毎日の生活の中で、謙遜を学びたいと願います。

では、誰から謙遜を学べば良いでしょうか。

父:最も謙遜な人・イエス・キリストから謙遜を学ぶことができます。

  新約聖書ピリピ2章3節から11節のことばを紹介します。

母:自己中心であったり、見栄を張ったりしてはいけません。謙遜になって、他の人を自分よりもすぐれた者と考えなさい。 自分のことばかりにとらわれるのではなく、他の人のことにも目を向けなさい。

父:私たちに対するキリスト・イエスの態度を見ならいなさい。 キリストは神であられるのに、神としての権利を要求したり、それに執着したりはなさいませんでした。 かえって、その偉大な力と栄光を捨てて奴隷の姿をとり、人間と同じになられました。 そればかりか、さらに自分を低くし、犯罪人と同じようになって十字架上で死なれたのです。

母:しかし、それゆえに、神はキリストを高く天に引き上げ、最高の名をお与えになりました。 それは、その御名のもとに、すべてのものが天でも地でもひざまずき、 すべての口が「イエス・キリストは主です」と告白して、父なる神がほめたたえられるためです。

父:それでは今日の3曲目の歌をお届けします。

  「神のひとり子」という歌です。

母:それではお聞きください。

※ゴスペルアワーで紹介した歌をyoutubeから探して貼り付けています

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トーク4

父:「神のひとり子」という賛美をお届けしました。

母:今日のゴスペルアワーは「謙遜その2」というテーマでお届けしました。

父:それではここで、今年2回目のジョークを紹介したいと思います。

  あるクリスチャンのお父さん、お母さん、こどもが新しい年に、新しい習い事を始めることにしました。お母さんはバイオリンを、こどもはドラムをはじめました。

母:教会の牧師がお父さんに質問しました。「お父さん、お父さんは何を習い始めたのですか?」

父:お父さんは答えました。「はい、私は毎日忍耐を学んでいます。」

父:このジョークの意味が分からない方は、お近くの教会に行って牧師に聞いてみて下さい。

母:2022年も2か月目に入りました。教会に一度も行かれたことのない方は、ぜひ、今月、いや次の日曜日、お近くの教会にぜひ行ってみてください。

父:日曜日の朝10時半から、普段着のままで、手ぶらで、お気軽においでください。

今はコロナ禍なので、という方は、インターネットでも教会の礼拝を見ることができます。聖書バプテスト教会というキーワードで検索すると色々な教会の礼拝のメッセージを聞くことができます。

母:それでは最後に、ゴスペルアワーのテーマソング、

  「きみは愛されるために生まれた」を聞きながらお別れしたいと思います。

父:あなたも愛されていることを忘れないでください。

  今夜もゴスペルアワーを聞いて下さりありがとうございました。

父:それでは  母:この次は  父:来月(3)月にまた  

母:お耳に  父母:かかりましょう。

※ゴスペルアワーで紹介した歌をyoutubeから探して貼り付けています

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◆本放送:第1金曜日 19時~

◆再放送:翌週金曜日 19時~

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