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ACアダプターを中継するメガネ型ケーブルの極性

今日は長年悩んでいたCDの1枚。
川井郁子さんの「オーロラ」。
このアルバムが発売されたのは2004年。その頃、何が流行っていたかというと、CCCD(コピーコントロールCD)が流行っていました。
爪で引っ掻いたような、詰まった音にされてしまって、当時の音楽家の方やリスナーは泣かされたと思います。
その渦中でCCCDとして販売され、その後3年程経ってノーマルCDとして再販されました。
CCCD全盛の頃に発売されたCDは何となく精神的に敬遠してしまいましたが、このアルバムは購入しようと即買いました。

しかし未だに何となく変な気がする。
つい先日まで精神的に引きずっていたものをずっと拭えませんでした。

そして今日やれることを探していましたら、「BJ社のプリアンプSM-PRE Mk2のACアダプターについているメガネ型電源ケーブルの極性をひっくり返したらどうだろう?」と思い付いたので、早速やってみました。

と申しますのも、プリアンプが電源OFF時にACアダプターの音が鳴って少し煩く感じていたからです。
メガネ型電源ケーブルをひっくり返すと、音鳴りも減り、再生する音の変化にびっくりしました。
音が落ち着いているのですが、明瞭かつ元気で優雅さも感じられる。
それでいてキレを失わないため、とても音が充実しました。

調子に乗ってパワーアンプのメガネ型ケーブルもひっくり返したら、途端に煩くなってプリの制動が効かない感じになりましたため、すぐに元に戻しました。

その後、少し音が気に入らなかったモーターヘッド、西城秀樹さん、ロッキー4、すべて気持ちよく聴くことができました。

オーディオというのは小さなことがすべてを台無しにしてしまうこともあります。
悲しくも辛くもありますが、こだわると楽しいですね。

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