初心者アラフォーが富士登山をしてみたら
富士登山に全くのド素人が登ってみたらどうなるものか。
心配性+どこに行っても速攻で高山病になる私が緊張しながらもちゃんと登頂して、しかも思ったよりも順調にこなせたのでこれから登ろうとする人の後押しができたらうれしい。
※でも準備というか装備はちゃんとしないとだめよ!
登山二週間前
今回は二週間前になって元々行く予定だったパートナーに急遽同行したいことを伝えた。そもそも前もって決めてた登山ではなかったから、正直準備もなにも全然時間ないとこからのスタート。
山小屋はパートナーがキャンセル待ちを狙ってて、ちゃんと八合目の『池田館』を予約。ここが予約できなかったら登山自体キャンセルだったから空きが出てよかった!
※みなさまは余裕をもってちゃんと事前に予約しましょうね。
なんでこんな突然一緒に行こうって言うんだよってパートナーにも言われたけど、自分の限界に突然挑戦したくなったんだもん。
でもこの時すでに登山までの日程はすべて仕事と予定で埋まってて、ゆっくり準備する時間もなく頭の中だけで何がいるかを考えてた日々。
登山一週間前
一週間前になって急に焦り始めて、登山グッズレンタル(靴は前に富士登山を考えたときに買ったやつがあった)を当日電話注文して店舗まで受け取りに。
その時利用したのが『やまどうぐレンタル屋』さん!
新宿店で受取にして大正解。なぜなら登山パンツが意外ときつかったから笑 サイズを上げてもらって、ちゃんと試着して大丈夫ってなったものをお持ち帰り。
初心者だし体調不良になるのが一番怖かったので持ち物だけは完璧に!
そしてパートナーにも私のせいで富士登山途中で引き返すことになったら本当にごめんなさいと事前に謝罪。これ大事。でないと気遣って無理に上り続けて最悪高山病で死ぬなんてことになりかねない!
なんてったってブータンでは高山病で歯ガチガチ言わせながら悪寒に震え、下痢ぴーぴーになり、熱も出して現地の仙人みたいな医者に深夜3時にお世話になり、まさかの黒部ダムでもバスで到着して観光してたら高山病で頭痛発症し。そしてコロラドではまたもや2800mぐらいのところで遊んでたら高山病をもれなく発症し。
もう私2000mぐらいの標高超えたら絶対なるんですっていうぐらい高山病になりやすい。こんな私が行くなんてどういうこっちゃって感じですが、こんな私が行くからこそみなさまに安心感を与えられるのではないか。そう思うのです(誰)
登山前日
はい。私よくいる遠足前夜興奮して寝られないタイプの人間です笑
数年前に軽い不眠症になって以来寝られないことがトラウマでして。不眠症って精神的なものが多いじゃない?だからもう富士登山前日なんて寝なきゃ高山病になると思って逆に寝られなくなって笑
やめたほうがいいよなーと思いつつ以前処方してもらったデエビゴっていう睡眠薬を深夜に飲んで、強制的に5時間ぐらい就寝。
そして当日・・・!
朝5時起きだからっていうのもあるし睡眠薬飲んだのもあるしねっむいねむい!
今回は富士宮ルートだったので、三島まで新幹線で行ってそこから普通のバスで五合目まで。新幹線の中で軽く寝ようと思ったけど一瞬で到着したので断念。
バスも寝ちゃうと2500mの五合目に到着したときに高山病になりやすいっていうのを見て、頑張って起きてたけど1000mちょいぐらいまではたまに寝落ち。そのあとは2500mまで気持ち深呼吸増やしてみた。
というかそもそも三島に着いた駅の段階で生理が・・・!若干片頭痛もあって駅のトイレでロキソニン飲んでスタートしなきゃいけない最悪の出だしだったわけですわ。もうこの時点でやけくそ。
女性はわかると思うけど、生理初日二日目は出る血の量が半端じゃないし。そもそも血液が酸素を運んでくれるわけで、それが失われている中でさらに酸素の薄い場所に行くってなんの苦行なの!?って感じよ。しかも私初日二日目は足がとにもかくにも動かなくて平地でも酸欠みたいな状態が普通なのにまさかのMt. Fuji。
片頭痛もち、生理どんぴしゃで始まり、緊張で5時間しか寝ていない、しかも睡眠薬飲んじゃった体力中の下な私が実際どうやって生き延びたのか。
ちょっと記事の長さがすごいことになりそうなので実際登ってる時の様子は次回に続くにします!
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