第42章
存在以前の存在であるタオは、存在の始めのものを生み出した
そこから我々の世界の背景たる天地(宇宙)ができた
(ほんとは背景などではなくより高次の現象なんだろうけど)
天地は、この世界を循環する作用(神)として、陰陽を備え
この陰陽が、具体的に万物を創世した
すなわち、万物の内部には、この陰陽のミニチュアが内包されている
陰と陽とは互いに循環することで、この奇怪な物理現象を成立させている
(5才のナベシには、この物理世界が奇妙で仕方なかった)
みんな、孤児とか、ぼっちとか、犯罪者とかになりたくないけど
ほんとうの聖人は、自らをそのようなものだと捉えている、なぜか
陰は、いずれ陽に至る
一方を指向する者は…ry
万物の法則は、増やせばいずれ減る
減らしたいなら一度増やせ、のことだ
減らせばいずれ増える
私もまた、これを学んできたのだ
人生と、それから古の人から
無理やり人生を変えようとすれば、ろくなことにならない
無為に自然に、タオに
こういう生き方を、私も模範としてきた
(↑ここは解釈が難しかった。けどわりとそういうことだと思う)
(道:カナリア諸島サン・クリストバル・デ・ラ・ラグーナ)