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第5章

天地、すなわち道のいちばん分かりやすい表象なんだけどさ、

そういう存在にとっては、なんだっけあれ、最近流行ってる「仁愛」だっけ?

そんな知性と理性と感情の産物なんて無意味なのよ。

すべての往けとし生ける存在は、結局道の表象であって、

すべてが善でしかなく、みんな善だから、つまらないぬいぐるみと同じなのよね。

第2章で言ったじゃん。

全部が善なら、それはもちろん十全なものだけど、全部同じでつまらないわけよ。

肯定も否定もしていないことに注意。

聖人というのは、さっき言った、ありえないくらい素敵な君主のことね。

なんだっけ、最近流行ってる儒家??

聖人とか大好きだよねー

けど結局聖人というのは道のことだから、ありえないから、

そこに仁愛を持ち込むのは、かなり馬鹿っぽいというか、ありえなーい

ぜんぜん悪い意味じゃなくて、本当の聖人=道は、人民を等しくぬいぐるみとして扱うわけよ

善とか悪とか無意味な点だけは注意してね

なにせ相手は道なんだからさ

悪く言ってるわけじゃない、良く言ってるわけじゃない

なのに最近の賢しらな儒家ときたら・・・

もっかい言うけど、道は無限だからね

言葉とか理性とか知性とかで、言葉遊びしてる場合じゃないよ

儒家とかまじで無意味

無駄な(綺麗なw)欲を煽ってるだけのインテリヤクザだよねー

(道:ミュンヘンオリンピックスタジアム横のロマンチック街道)