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第33章,34章,35章

第33章

他人のことが理解できる人間は、洞察力のある人間であるが

自分のことが理解できる人間は、さらに高度な明知を備えた人間である

他人を制圧するのはただ単に強い人間だが

自分を制圧できる人間こそが本当に強い

足るを知ればすなわち満足に至る

やるべきことをちゃんとやる人間だけが達成できる

現象の一部たる人間としての自分を解するものだけがタオのように持続し

その物理的寿命が尽きてもなお、そのタオの影響力はこの現象世界に残る

第34章

タオは、まるで溢れた水のように、右も左もなくすみずみに行きわたる

万象はタオから生まれるが、生まれたからには法則に従って勝手に転変流布する

流布して何かの大きな現象となったとしても、

タオはそれを自分の名誉とは考えない

万象の唯一の原動力なのに、タオは自分が偉いとは思わない

とても無欲な存在

だから「小」と名付けることができる

※チャイナが小日本と呼ぶのは最高だね!

※あいつらはもはや中国人ではない。中華の民ではない

※どうでもいいことだけど、道って、現代漢語ではダオなんだっけ?

※そこは専門家のじゅんちゃんに確認したい

※だが異民族が混ざる前の古代中国人たる現代日本人は

※呉音でタオと呼んでるんだっけ?

すべての個別の現象のなれの果ては、いずれタオに帰っていくが、

タオが個別の現象を管理しているわけではない

だから大と名付けることができる

※個別の現象に、人間はいちいち「神はいるのか!」と叫ぶのは間違いってこと

だから人間世界でも、聖人君主が、自分で自分をすごい!と言わないからこそ

結局はすごい人として扱われ歴史に名を残すことになるのだ

第35章

大なるもの、つまり道を守っていれば、人民の信頼が得られるようになる

人民は信頼し、タオの君主は、人民の邪魔をせず、人民は幸せになる

美しい音楽や、おいしい食べ物には、誰だって足を止める

しかし、そもそも道はつまらない場所だったよね

見えもし無いし聞こえもし無い

けど、道だけがすべての源泉で無限なのだよ 

(道:武漢 長江大橋)