見出し画像

ドイツで生クリームをホイップする方法

こんばんは。今日もお疲れ様です。

今晩は Sahnesteif(クリーム固め粉)なしで生クリームをホイップできた記念にこの記事を投稿することにした。(そう!ドイツでは生クリームを泡立てることは日本ほど楽ではないのです!)

ドイツの生クリームは脂質が低い

スーパーで売られているドイツの生クリームの脂質は基本的に30%-32%。これは日本の35%-45%に比べると、低い。このことが理由で、ドイツの生クリームはホイップしにくいと言われている。なんかゆるくて、いつまでもかたまらないんだよね。

手早く確実にホイップクリームを作ろうとする場合、スーパーの製菓コーナーで売られているSahnesteifという粉を入れるのが一般的。これ、脂質だそうで、これを入れることによって生クリームの脂質を上げてホイップしやすくするっていう仕組みらしいんだけど、個人的にはSahnesteif入れると味が変わってしまうので好きではない。

試したことないけど固めるのにゼラチンも使えるらしい。

でも大丈夫、脂質の低いドイツの生クリームでも、単独でちゃんと角立ちます。以下が手順。

1 生クリームは32%以上のものを選ぶ

少なくとも脂質32%保証(mindestens 32% Fett )な生クリームを選ぶ。

近所の bio スーパーで購入

2 生クリームは泡立てる直前まで、冷蔵庫で冷やしておく

基本中の基本、しっかり冷やすこと!常温では使用しない!

3 生クリームを泡立てるボールも冷蔵庫で冷やしておく

ステンレス製のものがおすすめ。泡立てる際に氷水につけてもいいかもしれませんが、試したことないので断言できない。

4 電動ホイッパーで泡立てる

ここが大事なポイント。まず「1」の弱小スピードで泡だて始めること。初めから「5」とか高速回転で始めると、泡立ちません。7分立ちくらいでパワーを上げて一気に攻めると、しっかりとしたホイップクリームが完成します!

ベルベッティなケーキに添えて

先日手作りのリップバームに着色するために購入したビーツのパウダーでレッドベルベットケーキを焼いたので、この生クリームを添えていただいた。バラの花びらなんか乗せておしゃれしちゃったりしてね。

生クリームにローズの香りをつけてみたいんだけど、エッセンシャルオイルは口に入れるものじゃないし、なんか方法あるのかな。

ついでに美術大学で一年生だった時、食べ物ネタばかりの作品を作っていて教授に「そのネタ飽きた!」と怒られてやめてしまったことを思い出した。あの頃食べ物ネタをもっと熟成させ続けたら私はフードデザイナーになっていたかもしれない…という夢は見るだけなら無料的な妄想に悶々とする日曜日の夜10時であった。

張り切っちゃってクリーム硬くなりすぎました :D

ビーツパウダーを使用したレッドベルベットケーキのレシピはこちらから。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?