ぐーの助

何気ない日常の中にもワクワクは溢れてて 愛すべき隣人たちに囲まれる生活は 小さな幸せの…

ぐーの助

何気ない日常の中にもワクワクは溢れてて 愛すべき隣人たちに囲まれる生活は 小さな幸せの積み重ね。 恋愛も仕事も試行錯誤な等身大の三十路すぎ。 そんな日々をエッセイという形で記憶に留めていきたいのです。

最近の記事

虫たちの世界、遠く遠く・・・

私の世界と虫たちの世界は だいぶ離れてしまったように感じた今年のお盆。 ここ2年ほど、自分が生きていくため、守るため以外の殺生はしないようにしてきた。 家の中で虫に出くわしても、できる限り外に出すようにしていた。 ここでは深く書かないけれど 種間での命の差が、自分では分からなくなって、フラットになってしまったからだ。 キャベツの葉をむしったときに出てきた青虫も どこからか迷い込んできた羽アリも よくよく近くで見ると、とてもかわいらしく見えていた。 少し、虫たちへの苦手意識

    • センサー

      人を好きになるプロセス。 友情から徐々に恋愛モードに気持ちが切り替わる人。 相手に好意を寄せられていることで、初めてその人を好きになるという人。 何度かデートを重ねて、相手を知ることで好きになるという人。 わたしの場合は、もっぱら一目惚れだ。 本当に出会った瞬間に恋に落ちることもあるし 少なくとも出会ったその日のうちには、好きになっている。 むしろ、そこで好きにならなかったら、その人のことは一生好きにならない。 好きという感情が芽生えた時点では、全く相手の事などわかって

      • 金木犀の流儀

        金木犀って、いつも、いつ頃咲いていたかしら。 小さい頃は、ご近所の庭先に、たくさんのオレンジ色の小さな花をつけた金木犀の木があって “あー、この花からいい匂いがするのかぁ”と 胸いっぱいの空気を、鼻から勢いよく吸い込んで ぷふぁーーーーっと吐き出しては、一種の高揚感を味わったものだった。 他の匂いとは全く違う、金木犀独特の匂い。 金木犀の匂いは、金木犀でしかない、金木犀そのもの。 匂いは、強烈にわたしの脳裏に焼き付いていて 嗅げばすぐに「金木犀だ!」とわかる。 わたしにと

        • 自己紹介ってむずかしい!

          はじめまして。guuguuと申します。 今日は、わたしってこんな人という自己紹介記事を書いてみました。ただ、自分が一番自分どんな人って理解するのがむずかしい。鏡がないと自分の顔だって見れないし、まして真後ろの背中は見れないもの(合わせ鏡とか写真なら見える!とか屁理屈はなしで)。 プロフィール2月生まれの魚座。 30代前半です。 出身地は広島です。呉の田舎の方なので、わりとキツい広島弁の中で育ちましたが、大学時代から社会人の東京生活の中で、広島弁というアイデンティティを

        虫たちの世界、遠く遠く・・・

          okonomiya物語 ー小3男子小田原さんー

          とある地方都市の、とあるお好み焼き屋さん。 心優しい強面大将と、個性的な常連さんたちの ちょっと小粋な宴が夜な夜な繰り広げられる。 とある夜のお話。 今日の主人公は、小田原さん(仮名)という社長さん。 私的には、堤真一似の若々しい50歳。 彼は夕方4時から早々にオフィスでビールをごくごく飲んでから 5時半オープンのこの店にやってくるもんだから いつもすでに酔っ払いで、素面の姿を見たことがない。 だいたい7時には帰ってしまうから、かなりのレアキャラ。 この日

          okonomiya物語 ー小3男子小田原さんー