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「本当に足りないのか」を考えてみる

今食材やら何やら不足だと高騰だとよく耳にする中で、私たちの暮らし自体はミニマル化が進んでいて、極力物を持たない、不要ものを手離す、断捨離・断捨離などとあちこちで見聞きしますが、これはもしかしたら「社会全体も断捨離しようよって流れなのではないか」と、ふと思いました。「無い」のではなく「あるものに注目しよう」「あるものを大切にしていこう」といういいきっかけになるのではないかということです。

これまでの流れを振り返ると、おそらく消費のために多く作りすぎた物で未だものは溢れていると思いますし、私たちは欲を掻き立てられて、多くの物を欲してきた時代を生きてきたので、なんとなく物が無くなることに怯えてしまいますが、落ち着いて考えてみると、今は不要な物の整理ができる絶好のよい機会ともとれます。

私も実際に自分の暮らしをタイトにしてみて、心の充足が高まりましたし、着る物にも食べるものにも影響をしてきて、私の体にはこれとこれだけあれば良い、着る物も自分がいかに心地よいかに重点をおいて絞れていますし、持ち物も余計なものをなくすことで本当にスマートになりました。本やネットで見るとおり、物を減らす方がなぜだか充足します。昔はあれが欲しいこれが欲しいと欲だらけでしたが、そんな感情も全く無くなりました。これだけあれば十分という状態こそが幸せなんだなとしみじみ感じています。おそらく時間が経つにつれこれからはそういう人が増えていく時代に入るのだと思います。

なんだか今のこのニュースにざわつくようであれば、まずは自分の身の回りのものの整理から始めると良いかもしれません。


おわり

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