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【発達・カサンドラ】回答や補足のまとめ

最近Twitterで、不毛な議論に割く時間が多くなってきました。とくに自分の望む回答が得られないと納得されない方などは、対話に費やす時間がもったいないので必要そうな情報をこちらにまとめます。目次をご覧の上それぞれの回答をご参照ください。

本項は随時更新します。


「あなたは結局何がしたいの?」への回答

まだ訊かれたことはありませんが、思っている方はいるのではないかなと予想しているので記述しておきます。

私がこの問題に切り込む理由は、発達弟やその周辺の人(私含め)達の状況を少しでも改善したいから。それだけです。

彼らに何が必要かと考えたとき、具体的には「特性を生かして働きやすい環境」「周囲の理解」「マニュアル(定型の取説)」などでした。ですから弟や周辺の状況を改善する具体的な方法として、発達が働きやすい職場環境、発達への理解を深め対策を講じるためのマニュアル(発達の取説)、定型への理解を深め対策を講じるためのマニュアル(定型の取説)があるのが望ましいと考えています。職場環境の詳細についてはこちら

そしてこれらの構想にあたりデータとして必要となる「発達当事者の本音」が、実生活よりもTwitterの方が収集しやすいと思い、情報収集を目的としてTwitterを利用しています。

なぜ「特性を生かして働きやすい環境」が必要かというと、私の弟は特性と二次障害が原因で就労できていないからです。普通に就職してもおそらくまた病むでしょう。彼が病むと周囲の人間にも悪影響を及ぼします。家族をはじめ彼の恋人の精神的負担も経済的負担も増えるでしょう。仕事がうまくいかないために、職場のストレスを家庭に持ち込む発達当事者もいるはずです。私にはたまたまここにスポットライトをあてられる経験や境遇がありますので、そこにスポットライトをあてているだけです。私の案が発達やカサンドラの抱えるすべての問題に対応できるとは思っていません。

話を戻し、私自身カサンドラになったときに必要だったもの、欲しかったものを、これからの自分なら用意できるのではないかと思っています。それはこれからの私自身や弟、その周辺の人達の役に立つものになるはずです。ひいてはそれを発達障害・カサンドラ当事者であるフォロワーさんのお役に立てられればいいなと思っています。

組織的共存やいわゆるマニュアル作りなどは、目的を達成するために必要な一つのパーツに過ぎません。大局を見て下地を整えていますので、下地にとらわれてしまうと私の考えはなかなかご理解いただけないと思います。

「カサンドラの苦しみを舐めるな」への回答

舐めてません。私はカサンドラになって心を壊し体調を崩し、仕事を失い、財も失い、住む場所まで失いました。何をもって「舐めるな」と仰るのかわかりませんが、正直どう思われようと構いません。

私はカサンドラがあまりにしんどかったので、家族がありながらも上記の犠牲を払って無理やり状況を変えたということです。お陰で心が順調に回復してきましたし、人生もよくなりました。発言者と私の現状の心理状態や状況が異なるのは当然のことかと思います。少しでも早く苦しみから解放されることお祈り申し上げます。

「カサンドラとASD、どっちの味方だよ」への回答

どちらの味方でもありません。しいていえば、この問題に困っていて何とかしたいと思っている人の味方です。「カサンドラは発達を批判するもの」という先入観を払拭していただかないと混乱するかと思います。

ただ私には発達障害当事者から情報をいただくというミッションがあります。ですから、このミッションを達成するために発達当事者とのコミュニケーションに積極的であったり、時には譲歩して情報対価の獲得を試みることもあるでしょう。結果的にこれが「発達への寄り添い」に見えることはおおいにあると思います。

いろいろとご意見をくださる当事者に私は感謝していますし、たとえ当事者であろうと攻撃的だったり話が通じなかったりする人は相手にしません。これはカサンドラでも同じです。定型とおぼしき人にも非礼だったり会話にならなかったりする人はいます。そこに得るものがあるのならまだしもほとんどは時間のムダなので、そういう人との議論もお断りしています。

ちなみに、私には発達弟を恨んだ時期もあります。今も思いだすと腹が立ちます。ですが当事者方々と交流し、本当に本人に悪意がないこと、そして苦悩していることを知りました。弟の表情を場面ごとに思い返すと、確かに後悔や自責など悲痛な心を読み取れる瞬間瞬間があったのです。

当事者の方々からそうしたことに気付かされ、結果、私は弟を許しました。

発達に苦悩させられ心を病み、憎しみの海で溺れかけましたが、そこから救ってくれたのもまた発達だったのです。皮肉ですね。

「カサンドラへの思いやりが足りない」への回答

仰る通りです。もし不快な思いをさせましたら申し訳ございません。

目的の遂行には犠牲にしなければならないものもあります。率直に申し上げると、発達当事者の気持ちを知るには、発達当事者に本音を語ってもらうしかないと私は思っています。そのためにTwitterは有用だと考えています。リアルの対面では外モードになったり、そもそも本音を語ってくれなかったり言語化できなかったりするからです。

カサンドラの気持ちは私も痛いほど知っています。カサンドラ当事者につい感情移入してしまいそうになることもあります。

ですが、私が常にカサンドラ目線で公正を表明せず「つらい苦しい発達憎し」ばかり口にしていたら、発達当事者はそんな私に本音を語ってくれるでしょうか?

せめて発達当事者の本音だけでももっと早く知ることができていたら、無知だった私があそこまで病まず、もしかすると回復だってもっと早くできたのではないかと思うとやるせないのです。

カサンドラのために発達の本音が欲しい。そのために私は今カサンドラよりも発達障害当事者を尊重する必要があります。カサンドラに優しくないように見えるかもしれませんが、カサンドラのために行っていることです。

そしてその結果得られたものはカサンドラだけでなく、発達障害当事者にとって有益な情報として応用できるとも思っています。

同類の別件で「あなたの幸せそうな夫婦関係を発信するのはカサンドラへの思いやりが足りない」というケースもあったように思います。こちらで説明していますのでご覧ください。

私は家族のことのほか、たまに料理のことなども呟いています。仮に「カサンドラで心身を病み料理する気力すらない人に対して思いやりがない」と言われたら、私は「Twitterの運用の仕方は私の自由です。不快ならブロックしてください」と返すと思います。先のリンク記事と併せ、こちらの返答を補足として当該問題にかんする私の考えをご理解いただければ幸いです。

「質問に答えていないように見える」への回答

議論を通し「あなたは質問に答えていない」と仰る方を散見します。

回答を避けているわけではありません。しかし明言を避けることはあります。単なるリスクヘッジです。

まず、私は直情的に返答しません。私の返答に対する相手の反応やその後の展開を考慮し、できるだけ時間をかけずにベターな言葉を選んでいます。まっとうな議論をされる方はおおむねこういうスタイルをとっていると思います。

相手が好意的な議論を望んでいる可能性、あるいは悪意をもっている可能性も考慮しています。悪意が少しでも読み取れる場合、相手を刺激しないようややシビアに言葉を選びます。言外のメッセージを込めることも珍しくありません。それでも伝わらない相手には率直に伝えます。こうして段階的に発言のスタイルを変えています。結果として煮え切らない返答になる場合もあると思います。

もちろん私の言葉の選択が不適切なこともあるでしょう。そういう場合は訂正するようにしています。

またTwitterの特性上、言葉を簡略化してできるだけセンテンスを短くしています。そのため言葉不足になる可能性が往々にしてあります。

これを解消するには、クエスチョンマークで終わる具体的な質問を設けていただくのがいいかと思います。ただし質問内容が不適切と判断した場合は回答を拒否させていただきます。また、何度かの不毛なやり取りを反省していますので、時間を投じる価値のある相手かどうかを見極める前に長々とリプを重ねることはしませんこと、あらかじめお留め置きください。

議論したければまず最低限の礼儀、相互理解や発展に努める姿勢、具体的な案、そして感情をコントロールする能力、少なくともこれらは必要です。そうでない方は立つステージが異なりますのでほかをお当たりください。

「むしろあなたがASDでしょ」への回答

私をASD認定したい方がいるようです。本気でそう感じている方もいるのでしょう。

まず私はASDではありません。私自身の自己評価、周囲からの評価を照らし合わせても私がASDである可能性は限りなく低いです。医師からも「診断を受けるのは自由だけど、あなたには必要がない」と言われています。「弟が一人で診断を受けるのは心細いかもしれない。自分も一緒に受けたら彼の精神的な負担が減るのではないか」と医師に相談したときのことです。

しかしおそらく問題はそういうことでなく、ここに私自身に対する悪意や挑発的な感情が潜んでいる可能性があることです。どういう感情かはおおむね察しがつきますが、言葉にするのは控えておきます。

このことについて私が胸を痛めるのは、彼らの発言が間接的にASDを貶める可能性があるということです。

「こいつの発言はASDっぽい」

「まるで身近なASDと話しているようだ」

発言は自由ですが、言葉の選び方は慎重に行いたいものです。私も気を付けます。またこうした発言はしばしば名誉棄損罪や侮辱罪と密接です。詳しくは弁護士法人モノリス法律事務所の記事をご覧ください。

私は基本姿勢として寛容に努めていますが、面倒なことは裁判で決着するつもりです。要点は私をASD認定することではありません。発言者の発言が事実かどうかが問題でないこともご留意ください。悪意のある風評は一発アウトで代理人を介し慰謝料を回収させていただきます。

なお案件の質によっては告訴も視野に入れます。

ちなみにTwitterでの私の発言がASDっぽく感じるのは、おそらくできるだけ感情を削ぎ落して言葉を選んでいることと、言葉足らずのせいだと思います。そのためこうしてnoteで情報を補足しています。

感情をそぎ落とす理由についてはこちらに記述しています。

「なぜまともに取り合ってくれないの?」への回答

もし私があなたのご意見をまともに取り合っていないのなら、それは「議論の価値がない」と判断しているためです。一方的にあなたが有責とは限りません。単純に「発展的な議論以外私には不要」というだけです。つまりあなたを満足させるための接客サービスは展開しないということ。

もちろん私も、どなたが相手でも自分の満足のためにお時間を奪うようなことがないよう気をつけています。

世の中にはマナーのある人ない人、良識のある人ない人、いろいろいます。私はまがりなりにも事業者であり、これまで国際的なビジネスの場で最前線のビジネスパーソンと対面してきました。経営者としてボスとしての自覚をもち自分を厳しく律して過ごした時期もあります。こうした経緯があり考え方が客観なのです。

しかし私も人間ですから、ときには感情的なコミュニケーションや人と楽しく過ごす時間などが必要です。幸いそういう情緒的欲求はうまく満たせているので、Twitterにそれを求めていないというだけの話。とはいえ基本的に人間が好きですし感情的なコミュニケーションにも積極的な性格ですから、友好的な関係を希望される方はよろしくお願いします。

繰り返しになりますが、まともな対話がしたければまず最低限の礼儀、相互理解や発展に努める姿勢、具体的な案、そして感情をコントロールする能力、少なくともこれらを備えてください。

「どうして“いいね”してくれないの?」への回答

私にとっていいねやRTはとくに意味がありません。既読感覚ですることもあれば、好感を持ってするときもあります。逆にいいねしないからといって必ずしも反感を抱いているわけでもなく。

別にフォロワーを増やすために運用しているアカウントではないため、こうした機能を戦略的に使うことはありません。ですからお気になさらないでください。

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