2022年4月17日(日)

9:00
起きる。明らかに8時に「アレクサ、アラーム止めて」と伝えた記憶がある類の二度寝。潔いほど。カネコアヤノ、白湯、水やり、ラジオ体操。手ぬぐいが切れたので洗濯を回す。いい天気。

10:30
朝食を作りながら、常備菜を作る。ほうれん草のおひたしと、かぼちゃの煮物。醤油とはちみつをといた水にかぼちゃを入れ、ふつふつと煮込む。弱火で15分くらい。完成。美味しくできた。かなり嵩のあるおかずだけれど大きなタッパーがまだないので、ひとまずスープボウルに入れて保存する。

朝食。レモンがけした豚ロースのグリル。美味しかった。付け合わせとしての漬物やおひたしの汎用性の高さ。

11:30
シャワーを浴び、簡単に浴室を掃除する。自転車で出発。今日は長い一日になりそう。

12:00
御所を通過し、四条へ着く。京都の道は車道の歩道寄りの側に自転車用の道が印されているので、無理に歩道を走る必要も少なく自転車で移動しやすい。3時間まで駐輪代が無料だと定評のある大丸近くの駐輪場へ自転車を置く。歩いて四条大宮へ。

道中、呉服屋さんの店先で売っていた古着の羽織りに目を取られる。素敵な柄がたくさん。200円という破格。数日経ってまだ欲しかったらまた自転車を走らせて買いに来よう。裏の小道を通っていると、堀川高校を見つけた。いまは東京に住む知人が通っていたと言っていたのはここだったんだ。しばし歩き、四条大宮駅に着く。

駅前のダイソーでボタン電池と精密ドライバーを買う。チプカシの電池が切れたので、ネットで見つけた方法を参考に自分で電池交換してみようと思う。家に帰ったらやってみよう。

13:00
焼肉ランチ定食の、ハラミとビビンバのセットを頂く。牛肉を食べるのはいつぶりだろう。こちらに越してきてから、そういえば鶏肉と豚肉しか食べていないことに気づく。良い牛肉を口にすると、これが頬が落ちるというやつ……と愕然とする。それくらい美味しい。次に焼肉なんて良い食事を摂るのは一体いつになるか。

14:00
四条大宮近くを散歩。地図で見つけた、京都芸術センターへ。廃校を文化芸術の拠点として再活用している例。西洋建築のような門構えと、板張りの廊下が素敵な場所だった。図書室には文化芸術に関する資料やDVD、現代思想、ユリイカなども。お休みは月末日のみで、10時から20時まで開いているらしい。たくさん置いてあったヨーロッパ企画のDVDをそのうち観に来ようかな。中庭ではテニスをする年配者の方々。こんないい天気のなかするテニスはさぞ最高だろうな。

15:00
大丸へ戻る。途中の大通りで明らかに、おそらく、グッナイ小形さんを見かける。丸いサングラスをかけ、ギターを背負っていた。今晩歌を聴きに行く人をこの広い街で見かけるなんてそんなわけないかと思い特に声はかけなかったものの、たぶんあのとき居たのは小形さんだった。大丸の駐輪場から自転車を出し、で、また駐める。錦市場横を歩いて通り抜け、四条の通りへ。見慣れた景色になりつつある。業務スーパーでみたらし団子を買い、鴨川の河原沿いにあるベンチへ座り食べる。

四条大橋のたもとから地上へ。四条河原町周辺はいつ来ても波のように人がいる。六曜社へ行くか、ソワレへ行くか、築地へ行くか、好きなバーへ行くか、迷い、財布や時間と相談した末にどこへも寄らず通過。

花遊小路を通る。ゆっくり訪れてみたくなるようなお店がいくつもあった。近々、さらさへコーヒーを飲みに来たい。

17:00
ドトールで宇治抹茶ラテのアイスを飲む。想像より濃く、美味しかった。

17:45
自転車を出しに、大丸へ。途中見かけた錦湯の門構えがあまりに素敵だった。湯へ入りに来たい。

18:00
出町柳へ向けて出発。風が冷たい。

18:30
到着。事前に調べておいた、8時間まで100円の駐輪場へ駐める。精算機の使い方が分からず首を傾げていると、私の次に来たお兄さんが教えてくれた。自転車のとめかたも。人の優しさに出会うと、ぴんと張ったこころがほっとゆるむ。

以前、もう閉店してしまった大好きな喫茶店の店主の方から教わった駅前のおにぎり屋さんへ入る。野沢菜おにぎりを1つ買う。140円のところを、「もう種類が少なくてごめんね。100円でええよ。」とまけていただく。近くのベンチに座り食べる。コンビニで亀の子たわしを買う。

18:45
今日のお目当ての会場、小道の先にある光の柔らかなごはん屋さんへ。グッナイ小形さんと谷澤ウッドストックさんのツーマン投げ銭ライブを観に来た。小形さんの歌を聴くために高円寺へ行ったのがもう一昨年の夏。まさか京都で、しかも越してきてこんなにもすぐに聴ける機会があるとは。半ば信じられない嬉しさ。

21:00
終わる。コーヒーとアップルサイダーを飲みながら。「病気」が聴けた。「港で待つ」「明日は来ちゃう」「君が大人になったら」も。嬉しい。谷澤ウッドストックさんの「悲しみひとつ」が生で聴けたのはほんとうに嬉しい。初めて聴いた「並大抵」と「教師A」(か、「教師B」)もすごく良かった。小形さんとは少しお話までさせていただき、今日買った新しいアルバムへサインをいただいた。部屋に飾り、この土地で生きる糧にしようと思う。

店先のご自由にどうぞボックスから小さなグラスを2ついただく。もう少し暖かくなったらアイスティーを入れて飲もう。

22:30
帰宅。なぜか心が荒んでいる。一日動き疲れたのかもしれない。ラジオをつける。もらってきたフライヤーや鞄の中身を整理し、今日使ったお金を家計簿に入力する。終え、チプカシの電池交換。蓋を外すのに少し苦戦をして若干の傷を負わせてしまったけれど、無事出来て動き出した。よかった。また使える。

23:00
「こんばんは、吉永小百合です。」の直後に「ほら、ここがオズワルドさんち!」を放送するRKC高知放送の攻め方。良い。高知放送における、一応の一週間のトリを務める番組が東京ポッド許可局からオズワルドに変わった複雑な感情。悲しさと嬉しさと。

23:45
白米と今朝作ったかぼちゃの煮物とおひたしと、あとは魚肉ソーセージを焼いただけのざっとした、そして遅すぎる夕食をとる。

0:00
お皿洗いを済ませ、寝床。

2:30
眠るでもなく、YouTubeを見るなどしている。この数ヶ月、TwitterインスタFacebookのアプリを消して基本ログアウト、必要なときだけブラウザからログインして見る(=必要なときなんて基本的にないからほとんど見ない)ようにしてからそれなりに生活の質が上がった。正確には、不必要に傷ついたり落ち込むことが少なくなった。人からのメッセージに気がつかないことはあるけれど。LINEも通知オフにしたいけど、業務連絡や家族としたいやり取りのことを思うと踏ん切りがつかないなー。

お酒を買いカレーを食べます。