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全身に黒を纏った多機能ペン。

どうも、Gです。

今回は、シンプルながら明確なコンセプトを持って作られた、そんな多機能ペンについて綴ります。

伊東屋  ヘルベチカ  4 in 1

老舗文房具店・伊東屋のオリジナルブランド、ヘルベチカ。

Helveticaは、ラテン語で『スイスの』の意。
シンプル且つ大胆なスイススタイルの独特な意匠から着想を得たデザインが特徴的です。

ボールペンやシャーペン、鉛筆や補助軸もラインナップされていますが、どれをとっても無駄を省いた超シンプルスタイル。

ちなみにヘルベチカシャーペンは一般的な鉛筆よりも細い

ヘルベチカ 4 in 1は振り子式の多機能ペン。機構についてはロメオNo.4で触れたのでここでは割愛しますが、その恩恵を受けた軸径は9.3mmと、多機能ペンとしてはかなり細い。パッと見だと単色ペンと間違えそうなくらいです。

全身真っ黒で、クリップのHelveticaのロゴも黒で統一。振り子式という事で、ペン先を選択する為の印が軸上部にありますが、遠目で見たら一本の黒い棒です。

ギロシェの荘厳な軸装飾との対比が面白い

軸は真鍮製で、黒の焼付塗装。ツヤを抑えたマットブラックが落ち着いた雰囲気を醸し出しています。
サラサラとした手触りが心地良いですが、僕のような乾燥肌の人は若干滑りやすいかもしれません。

フォルムとしてはロメオNo.4と同じで、口金が短くノックボタンが長め。ペン先の視界はやや悪く見づらいですね。

ただ、これもロメオNo.4と同様でペン先のガタつきが少ない。高精度なものづくりはさすが日本の老舗文房具店といったところ。
シンプルな見た目も然ることながら、実用面でも申し分なく、ビジネスシーンで大いに活躍してくれます。

もう少し口金が長かったらなぁ…

黒好き人間の僕にとっては、全身真っ黒なヘルベチカ 4 in 1はまさに理想の多機能ペンです。少々の視界の悪さは御愛嬌という事で。
少々滑りやすい点を除けば、ガタつきの少なさもあり書きやすいので、これからもロメオNo.4と共に使っていきます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
それではまた次回。

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