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修己治人〜まずは「自分から」


己を修めて人を治める。

これは儒教の根本思想であるが、僕は事あるごとにこの言葉を思い出す。

学生のころから野球部のキャプテンをしたり現在の職場でも職長を任せてもらったりと人の上に立つという経験を若いうちから経験させてもらっている。

現在の職場では自分よりも年上の人しかいないためにいろいろと気を使い自然とリーダーとはなにかということを考えさせられる。

ややもすると、上手く立ち回ろうと媚びへつらうような事をしている自分に気づかされる。
そんなときに「修己治人」という言葉が胸に浮かんできて自分の行動を反省させられる。

小手先では上手くやっているように見えてもリーダーとしては三流以下ではないか。

「まずは自分が模範となる人物になろう」そう自分に言い聞かせると背筋が伸びる思いがする。

仕事の知識もさることながら、人として基本的なこと、挨拶であるとか、性格の明るさであるとか、他人の悪口を言わないというような当たり前のことを自ら実践していこう。

そういう人間本来持ち合わせているはずの徳を積み、その徳が内面から溢れて周りの人を感化させる。
そんな人物であれば自然と周りも慕ってくるのだろう。

つまるところ、世の中の平和もまずは「自分から」であるような気がした。


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