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ホラー映画が見れない人はトレードで勝てない!?

皆さん、ホラー映画の恐怖場面を平然と見れますか?
私は見れません。ホラー映画を見ると、絶対といっていいほど、その場面では体が硬直して、ギャー!とか、うゎ!とか声がでます。

また、テレビ番組で、ビビり芸人選手権なんかあってましたが、ちょっとしたことで腰を抜かしたり、ダッシュして逃げたり。
あくまで私の個人的感想ですが、
多分彼らもトレードでは勝てないでしょう。

なぜそう思うかというと、そういった性格の人は相場の急変に酔っ払うからです。目の前のモニターにバチバチ感情移入する。
で狼狽損切りしたり、チキンしたり。
後で冷静になってチャートを見返すと、クッそー! またやっちまった! なんで俺はいつもこうなんだ!
となります。

そういったことを経験してみんなメンタルの重要性に気づきます。
それでメンタルを鍛えるとか、言い出します。
「ゾーン」を読んだり
プロスペクト理論を勉強したり
トレード前にルールを再確認したり、
トレード中は背後に冷静な自分がいるとイメージしたり
昨日ノートに書いた失敗を見返したり

まあ、いろいろやりますよね。
でも長続きしません。一時期は出来たとしても、またもとの自分に戻ります。

そんなこんなで、トレードに向かない自分が、その性格を克服するために何をやったか!

①徹底的に検証を行い。自信の持てる売買ルールを作る。
②エントリー後はチャートは見ない。
③エントリー後は、ザラ場監視シートのエントリー銘柄を隠す。

【徹底的に検証を行い。自信の持てる売買ルールを作る。】

検証は毎日やっていますし、相当の時間を使っています。そして自信の持てる売買ルールを作っています。
作るだけでなく、そのルールのフォワードも日々チェックしています。

そして、実トレードとの差異を記録しています。
トレード記録と検証シートの両方を立ち上げて、
ボタン一発で差異が表示されます。

パターンは四つです。
①実トレードと検証結果が一致
②実トレードと検証結果が異なる
③検証シートにはあるが、トレード記録にはない。
つまり、エントリー出来ていない
④検証シートには無いのに、トレード記録にある。
裁量でトレードした。

出来る限り、①を増やすようにしています。

②の場合
 エントリー価格が違う。イグジット価格が違う、株数が違う。
 の三つですが、なぜそうなったかの理由を書きます。

③のエントリーできなかったですが、例えば、場の動きが早すぎて、追いつけなかった。など
その場合は何かVBAを使ってザラバ監視機能を高めることはできないか?
などの解決策を考えます。ということで、私のザラバ監視シートは日々進化しています。

④の裁量でトレードする。は、ほぼありません。


よくトレード後の反省で、ここで損切りすべきだった、とか、ここで利食いしとけばマイナスになることはなかったのに、とか反省する人いますが、私はそのような反省はしません。

私の反省は、ひたすら、売買ルールと実トレードの差がなぜ生じたかを確認する作業です。

【エントリー後はチャートは見ない】

エントリー後にチャートを見ると、感情が移入します。

利益が乗ってきたら、気分がもやもやしてきます。
早く利確して楽になりたい!
また損切りポイントでもないのに、一分足がぐぐっと動くと生体反応で、マウスぽちをやってしまいます。

なのでチャートは一切見ません。売買ルールに身をゆだねます。
当然、チャートを見ていれば、損の拡大を回避できた場面もあるでしょう。
最高の場面で利確できたかもしれない。
でもそれやっちゃうと、また同じことをやってしまいます。
私の場合、このやり方では、月間トータルでパフォーマンスを上げることはできません。
負けるときはスパッと負けます。

チャートを見なくなってトレードがとても楽になりました。
それとともに成績も安定してきました。

【エントリー後は、ザラ場監視シートのエントリー銘柄を隠す】

私のシステムは楽天RSSでランキング銘柄を監視し、シグナルを出し、
エントリー後は、リアルタイムで損益がわかるようになっていますが、あえて見えなくしています。

大引け後にボタンを押すと全トレードの損益が表示される仕組みなのでそれまでは本日の収支は一切わかりません。
エントリー後は完全放置です。


これがホラー映画を見れない私のやりかたです。


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