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基本情報技術者試験を今受けるべき理由

1.基本情報技術者試験とは

基本情報技術者は、ITエンジニアとして基本的な知識・技能を有することを証明する。ITパスポートの一つ上、応用情報技術者の一つ下に位置している。

情報処理推進機構(IPA), 試験の概要 現行の試験制度

ITパスポートの合格の仕方については、また今度述べる。

基本情報技術者試験は、情報処理技術者試験の中で基本編にあたるが、難易度は低くはない。しかし、今すぐ受験すれば、ITパスポートと全く同じ勉強方法で合格することが出来る。その理由について以下で述べる。


2.合格率の推移

基本情報技術者試験の合格率は30%前後(~2019年)だったが、2020年度から合格率が急上昇し、50%前後になっている。
これは、2020年度から、決まった日ではなく、決まった期間の中でなら好きな日を選んで気軽に受験できる方式に変更された(後述)ことに加えて、
過去問題からの流用が多くなり難易度が下がっていることが原因であると考えられている。

縦軸:合格率 横軸:受験年月 2020年6月に合格率が急上昇した。

つまり、ITパスポートと同じCBT(Computer Based Testing)方式に変わってから同等の合格率(難易度)になっている。

基本情報技術者試験合格基準

基本情報は、午前試験が6割で、午後試験も6割の両方を満たせば合格になる。
ITパスポートも6割で合格になるので、基本情報の午前試験と同じである。

基本情報の午前とITパスポートは6割で合格(同じ)である。

基本情報技術者試験の勉強方法

先ほど述べたように合格基準が同じなので、基本情報の午前試験は、ITパスポートと同様の方法で勉強すれば受かる。これについてはまた今度述べる。

基本情報の午後は、はっきり言って、初見で解けてしまうので勉強不要である。は言い過ぎかもしれないが、出題形式だけを頭に入れておくだけで良い。
150分で、11問中5題を選択して回答する。
筆者は
情報セキュリティ
ハードウェア/ソフトウェア
プロジェクトマネジメント/サービスマネジメント
アルゴリズム
表計算(ソフトウェア開発)
を選択した。

過去問1年分or iTECの参考書をサラッと読むのが良い。この時、基本情報の午後はそれほど真剣に勉強する必要はない。問題文は1ページ~2ページほどの長さはあるが、解答は4択式なので、問題文を読まなくても解けたりする。(知識ゲー)
なので、午後の勉強は過去問1年分or ITECの参考書をサラッと見る、程度で済ませておけばよい。

それよりも午前試験で7割、8割取れる知識を身に着けておく方が重要である。(過去問道場)

午前試験に余裕で受かる知識だけは欲しいので、過去問道場を、電車の中などで解いて正答率を上げるべき。
また、午前試験と午後試験は別日に受験するのが良い。これは試験時間が150分と長いからである。試験前日は良く寝て、集中して受験できるようにすれば必ず合格できる。

著者は午前試験は過去問道場で8割、本番の午前試験で7割を取って、午後試験はほぼノー勉で、試験会場で考えて解くことで、6割ギリギリで合格した。

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