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2023.10.25 S**t Kingz日本武道館公演「The S**t」感想・現場レポ

注:この文章は、当日のメモを元に
執筆しています。
構成の関係で、セトリは前後しており、
印象的な場面をピックアップしています。

楽しかったので、記憶が曖昧で、あとから追加した文章もあります。
よって間違いが起こる可能性がありますが、
基本的には愛に溢れています。
間違ってたらごめんなさい。
後でTwitterでそっと教えてくださいね。

書き残しておいて、
ネット上に上げるのは迷っていたけれど
ラジオで客席からの様子が知りたいって
Kazukiさんが言っていたので
勇気を出して世に出します。
Kazukiさん、見てるー???

行く道、

日本武道館に行く道。
ドキドキしながら駅でお手洗いを済ませて、
(すーごい並んでたよ。ラジオで言ってたこと
守っておくべきでした)
1人で坂道を歩いて行った。

客層は体感7~8割女性で、
私のようなお一人様も
たくさんいた。
主婦の方もいれば、
この人はダンスやってるんだろうな!!みたいな
おしゃれな人もいて。
お友達同士で、家族で。

あと意外とカップルも多かった。

それからそれまで親交のある人からきた

お花のネームプレートをみて

振付師だからっていや...え...???

周りやばいやばいってざわついてたよ...。


どひゃーーーーーーーってなってた。

ダンス”Live"

ダンスって普通
観る側は座って見守る発表会とか
YouTubeのダンス動画とかじゃ...?

ダンス"Live"っていう言葉には馴染みがなくて、
ちょっと戸惑ったけどすぐにわかった。

発表会の感覚とは明らかに違う鑑賞態度で
すんごい盛り上がってる人が(主に前の方に)
いる。




え?


みてる???笑笑笑笑

え???笑笑笑笑

そんなにジャンプして目線揺れすぎて
ない????  

でもあれは確かにLiveの盛り上がりだ...
と思った。

ソロ

Shojiさんのソロ。一番最初に1人になるのは
緊張するだろうなと思った。
(8000人対1人って、まあまあの迫力)

私の隣に、明らかに家族の付き添いで
来たんだろうなぁっていう
硬い表情をした5、60代のお父さんがいて、
その人がShojiさんのソロが終わった後、

すんごい力強い拍手をしてた。

およそ普通の生活をしていたら馴染みのない
ダンスや、Shojiさんらしさ全開の振りつけを
見て、何を思ったのかは分からないけど、
(地蔵系大ファンだったらすいません)

仕事人としての誇りは、
きっと伝わったのだと思う。

こうやってダンスって浸透してきたのかな
と思った。

そのあとの笑い所で、
おじさまは腕を組みながら、
「ふんっ(笑)」(おもろいやんこいつら)
みたいな感じで笑ってた。


Oguriさんのソロ。
Oguriさんのダンスのバックグラウンドを
マイクをして、語りながら、踊る。

高校生でロックダンスを始め、
大学生で世界が広がった様子。

上手くいかないこともあって。

Brightでもそうだけど、たまに負の感情を
Oguriさんは発信してて、
正直、具体的になにで落ち込んでいるのか
分からなかった。

だって

あんなに踊りが上手いじゃん???
(あとビジュも良いじゃないですか、
踊り関係ないけど。)

どこに落ち込む要素があるのよ????

「人の評価にすがりついたり、
過去の自分を超えようとしたり。」

あ、そういうこと?

そういうことで悩んでいたんだ。

それは...言葉にしてもらってやっと
分かりました。


Kazukiさんのソロ。
面白さも、セクシーでもなくて
真っ直ぐなソロ。
途中でふざけたらおもろいなと思った
自分が少し恥ずかしくなりました。

印象的だったのは、Kazukiさんが話し始めた時に、
それまで座っていたShow-heyさんが
すっと立って
話を聞き始めたこと。

それを見て、素敵な大人だなと。
カズキのタネでなんで立ったか分かんない
って言ってたけど、
行動できるのがすごいと思った
素敵な友情です本当に。

KazukiさんのところでShow-heyさん
べた褒めしちゃった。

ナイトゥミが武道館で聴ける日を

待ってます☆


Noppoさんのソロ。

Noppoさんのソロは生で見るより、
映像が見たいな。と思った。

ダンスは生で見るのが1番で、
スクリーンは、後ろの人が見えるようにする
「第2手段」で、
生には劣ると捉えられがちだけど、
映像作品を生で披露している感じで。

人っていつスクリーンを見たくなるのかなって
ふと考えて、

表情とか細かいところを見たい時に、
スクリーンに目を移すのかな
と思った。
(字面にすると当たり前だけど)

スクリーンに映った
最後のNoppoさんの手の残し方と

衣装のなびきが、

今も映像として思い出せるくらい綺麗だった。


過去作品が中心のオムニバスになるんだろうか。

今回の公演は、S**t Kingzの15周年の集大成として開催されて、大きな注目を集めていました。

だからきっと過去作品を振り返る
エモい感じにはなるんだろうなって思ってたし、
メンバーの誰かがメディアでも言っていた。

でもどうやって振り返るんだろって 
思っていたら

うわぁシッキンだ!!すごい!と思った。

だだだだって作品を並べる
オムニバス形式にみせて、
実は違和感なくストーリーで繋がっているのが
素敵で、

繋げられるのって、それだけある程度の曲数が
あるっていうことだから
それまで音楽活動を続けてきた年月を感じて
すごいなってなったり。

大好きなせが家は出てきた時は
えへへってなったり。

せが家

てかせが家のママの人気えぐい。
登場の歓声えぐいよ。
周りの人たち超湧いてたよ。

【The S**t 歓声ランキング】

No.1 OPの登場

No.2 三浦大知の登場

に次ぐ歓声だったよ。

周りの主婦の方々(多分)が急にすごい勢いで
手振り出して

びっっくりしたよ。


その後は、
たかしくんの書いた日記で過去の舞台作品を
振り返る形式。

お父さんの「せが家はシッキンと共にあるな。」の言葉で、

シッキンの過去の作品を
今のシッキンが、
せが家のキャラクターのまま踊る。

ただ踊るのも難しいものを、
お父さんなら、カズーならきっとこう踊るって
せが家のキャラクターをのせて
踊ってたのが分かった。

おもしろく見せてるけど、文章にすると
実はえらい難易度高いことやってるな...
と思った。


大好きなレストランのやつも見れて感動した。
三浦大知のLiveのDVDで500回は見た。
(嘘です。でもそれぐらい大好き。)

雨に唄えば。

ポーズが変わらないやつ。

めっちゃ笑うやつ。

曲としてはなかったけど、
途中椅子を片付けるスタッフが出てきたのは、
裏側を映す配信のやつをやってたのかな?

考えすぎか。


日本武道館で久しぶりにシッキンを見た
っていう人も中には当然いて、

「あ!あのやつだ!!!昔みたやつ!!!」
ってきっと全員が心の中で指を指した。

生で、DVDで(まじ泣いた)
見れなかったやつを
生で見ることが出来て感動した。

演出ってどない?

KazukiさんがKIDの製作秘話で、
ダンスパフォーマンスでの
照明の作り方の難しさを、語っていて、
その時はそうなのかーとしか思わなかったけど、
実際行ってみて言っていることがわかった。

曲の雰囲気に合わせて
いたずらにがんがんライトを回してしまうと、
チラついてパフォーマンスをみることに集中出来ないのか。

技術的なことは全く分からないけど、
きっと中の人たちが涙ぐましい努力を
してるんだと思う。

1個どこか忘れたけど、ダンス見せたいところで
シンプル白になったのが分かって
あーーーーここが見るところなんだなって。
そういう合図にもなるなって
思った。




でも、なめないでもらいたい。
私(達)ファンは、
見えづらいなかでも
4人を見つける

変態的な
マニアックな目を持っています。
(とはいえ、いつもありがとうございます。)

それから映像もカッコよかった。
音と映像でドキドキワクワクが
止まらなくて、ダンスを映像作品化する
ということを引っ張ってきた
ダンスチームだから、気概を感じた。

設営やら演出やら演奏バンドやら
全スタッフの人に

(ここで目を合わせて、ぎゅっと手を取りながら)

ありがとうございます!!!!!!


ダンスズビズバゲーム


私が2時間半の中で1番笑ったのはシッキンの踊りでもやり取りでもありません。


舞台監督のダンスズビズバゲーム。


まーじでおもろい。

正直1番笑った。手叩いて笑った。

偉い大人がはっちゃける瞬間が


この世でいっちゃんおもろい。

いや、ダンスに関しては

ただの一般人でしょ?

あの人数が一般人の踊り見るって

どういう状況????笑笑笑笑笑

でもなんかカッコよかった!


それから

Oguriさんが

「上手いとか下手とか、ダンサーじゃなくても
関係ありません!!」と
キッパリと言っているのを聞いて、

ちょっと固まった。

1列め上手2番から

3列め0番にされたばっかりだった
私に刺さった。

あ、上手くなくても踊って良いんだって。

上手くないと踊る資格はないんだと思ってた。

きっと心にぶっ刺さったのは、

自分が言って欲しかった、

いつもは言われない、


優しいことばだったからだと思う。

Lay your body down on me tonight から
Live like you ' re dancingへ


メロウでセクシー全開になりそうな曲を、

極端なエロとかセクシーとかを武器にして
披露せず、

「ありのまま」の世界観を大切にしているのが
すごく意外だった。


観客全員がスマホのライトをつけるように
お願いされてその通りにする。

舞台上からの映像が巨大スクリーンで
みんなにぱっと映し出される。

観客は自分たちが作っている景色を
スクリーンで見ている。

MV版の演出構成をなぞりながら、

"彼と彼女"の世界観を

"みんなとわたし"に

上手く昇華させているのがすごいと思った。

ありのまま1人1人が、ライトを持っていて、
(持ってない人はその人自身が光っていて)

あの綺麗な景色の中の1部になっているんだと。

作っているのは私たちなんだと。
スクリーンを見て思ってた。



全員でスマホのライトを照らして作った、
武道館の景色は、キラキラしてた。

4人の表情がすごく感動してて、 

自然と拍手が出てて、

すごいすごい言ってた。

ずっとありがとうございますって
4人に言われてた。  





スマホライトつけてるだけなのに。





そんなに褒めてもらえるなら

明日も明後日もつけますけど...。(照)


こんなに沢山の人がダンスを通して集まって

同じことをする。

4人がずっと夢見た景色なのかなと思っていた。

この人たちやりたいことやってるなー😏😏
と思った。

シッキン初武道館
来ないわけないでしょ!?

うん、あの、


ずっと待ってたよ!!!!!!!


(いや、すいません分かってました。
なんなら赤い照明になってブゥーーーンって
言い出してから、あ次だなってなってた)


気合いというか覇気というか声量というか

声にこもってる気持ちがいつもすごいけど、 

違う種類のすごさだった。

ファンに伝えようと普段から
あんなに感動をくれる人が、

友達のために、人のために

力を発揮するってなると

あんなにもすごいのか。と思った。

2マンで武道館立ちたいって勝手に言ってる
のウケたけど

本気ですよね??私は本気です。(にこ)

ダンスで繋がったからこそ言える
平和への"ことば"


「たとえ生まれた国が違っても、
ダンスで繋がれる。
人種や性別、考え方が違っても
ダンスで繋がれる。 
お互いが手を取り合う世界になって欲しい。」

この言葉の中で印象的だったのは

"考え方"が違ってもダンスで繋がれるんだ
という文言。

ダンスは音楽表現、あるいは自己表現だから、
個人の考え方が強く現れるけど、
(もちろんそれはそれでその違いが、美しい。)

そうではもちろんあるんだけれども、

ダンスは人と繋がるためのツールで

1つのつながりの形であるのが

良いところだなと思った。




正直、この作品だとわかった瞬間に、

「おお...ここでやるんだ...」と思った。

寸分間違えられないものを。

体力的にしんどいはずなのに。

それでもここに持ってきたのは

平和について1番
伝えたかったからかなと思った。

(ラジオで似たようなことを言っていたけど
現地で思っていましたよ。伝わってました!)

過去と未来

「明日1日だけでも
元気で過ごせるエネルギーを
届けようと思ってた。」


音楽を聴くのが好きな私にとって

ダンスは聞こえない音を聴くための
音楽を聴く補助線で。

身体を動かすのが好きだけど、

競争が嫌いな私は、

勝ち負けのないダンスで汗かくことが好きで。

何より本気で踊っている人の顔をみるのが
大好きで。


だからダンスは
その日までのストレス発散でしかなかった。

それが明日に備えてのエネルギー源にするっていう発想はなかった。

過去を振り返っているはずの

シッキンの舞台で

シッキンの未来、
ないしはダンス界の未来まで見た。

おまけに

自分の明日も見せてくれた。

帰り道。

周りは雷雨の話で持ちきりだったけど、
前にいた女性2人が

「いつから応援してるんですか?」

「シッキンですか?」

「あ、いや BE:FIRST。」

BE:FIRSTかいと思ったけど、

あそっか。ダンサーだから。

そうやってどこかから経由して
出会っている人も多いよな。

そんな人たちがダンサーを観に、
武道館に直接集まってから

ダンスの話をするのは

とても素敵なことだなと思った。


2023年10月25日に行われた日本武道館での
ダンサー初となる単独ライブは、

「マライヤキャリーのバックダンサー」
「アメリカダンス大会2連覇」に並んで、

今後シッキンの経歴紹介で
(枕詞のように) 
「伝説」として語られると思う。


だけど会場にいた私に伝わったのは、

これから先を生きるための元気

純粋なダンスの楽しさでした。

それから、世界中でダンスをして得た、

彼らの平和への願いと実感でした。

過去にやった作品をただ並べて、

ふんぞり返って「すごいでしょ!」

って言われたわけではないということを、

あの時あの場所にいた人として、

忘れられる前に伝えたくて、

もし忘れられてしまっても

残したくて、

このnoteを書きました。 



あ、あと最後に1個良いですか?
4人をみてて、若干引いたことが
あるんですが、



ス タ ミ ナ。


踊りすぎだろ。



どんだけ踊るの好きなんだよ???







変なの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


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