見出し画像

今年の年始に学んだ大切なこと 〜和倉温泉の思い出〜

2024年は能登半島地震で始まった1年でした。

これまでに経験したことのない強い揺れで、とても怖かったです。
中学生の息子が震えているように見えたので、思わず抱きしめたのですが、
後でそのことを振り返ったときに、「恥ずかしいからもうしないでよ。」と、怒られてしまいました。

元日の地震のあとも余震が続き、再び津波警報がでる可能性がありました。
夜中でもすぐに避難できるように普段着のまま寝て、家族3人同じ部屋で過ごした三が日でした。

実は、地震の1週間前、能登半島にある和倉温泉を訪れていました。
たった1週間違っていたら、あの日あの時あの場所にいたかもしれません。

いつどこで何が起こるかわからないから、1日1日を大切にしていこうと学んだ年始めでした。


災害からの復興と、和倉温泉に再び多くの方が訪れることを願って、
2024年の年始に投稿しようと思っていた和倉温泉の思い出を、今(2024年12月14日)投稿します。


※以下の記事は2023年12月末時点のものです。



石川県七尾市にある和倉温泉へ行ってきました。

七尾市は石川県の北部、能登半島の中央に位置し、富山県氷見市と接しています。

和倉温泉は開湯1200年、七尾湾に臨む日本屈指の温泉地です。
冬の日本海というと荒波のイメージですが、七尾湾は穏やかな凪の海。海から朝日が昇り、夕陽が沈む全国でも珍しい立地です。

穏やかな七尾湾の向こうに見えるのは能登島
能登島にはのとじま水族館があります

海沿いに温泉旅館が立ち並び、日帰り温泉や足湯などの立ち寄りスポットもあるので、街歩きにも最適です。

湯元の広場
中央の湯気が出ているところで飲湯ができます。
塩分を含んだ海の温泉。
ここで塩味の温泉たまごを作れるそうです。
和倉温泉の由来
弁天崎源泉公園
ここに手湯があります
右手前のところが手湯スポット
奥の大きな建物は日本一の宿で有名な加賀屋
手湯で気軽に温泉を楽しめます。
寒い冬でも手がポカポカに!

宿泊した旅館は、全室オーシャンビューで穏やかな七尾湾が一面にひろがります。

能登半島と能登島を結ぶ橋「ツインブリッジのと」が見えます
窓の外にはウミネコが遊びに来てくれました

夕、朝食はビュッフェで、好きなものを好きなだけ食べることができました。
私は、夕食で食べたブリのお刺身とブリ大根がとても美味しかったです。
やっぱり冬の寒ブリは最高!

温泉につかり、ごちそうを食べて、日頃の疲れを癒やしてきました。

一面に広がる海、ずっと眺めていられます。




以上、2023年12月末に和倉温泉を訪れたときの思い出でした。

令和6年能登半島地震の被害は大きく、いまだに多くの旅館が休館中です。
日帰り入浴施設である和倉温泉総湯は春に営業を再開しました。
また、能登半島と能登島を結ぶ橋「ツインブリッジのと」は現在通行できません。
能登島へ行くには、和倉温泉から能登島大橋を渡ることになります。
能登島にあるのとじま水族館は7月から一部営業を再開しました。
富山県氷見漁港では、昨日、「ひみ寒ブリ」の今季累計水揚げが3万本を超えて過去最速となり、豊漁です。

能登半島地震により亡くなられた方に心からお悔やみを申し上げるとともに、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
災害からの復興と、和倉温泉に再び多くの方が訪れることを願っています。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


#今年学んだこと


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集